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通常の15kHz以下のフロントスピーカーの音声信号の上にリアスピーカー

通常の15kHz以下のフロントスピーカーの音声信号の上にリアスピーカーの音声信号を30kHz以上高周波信号にして4つの音声信号をレコード盤に刻む技術は当時としては画期的な技術なのでしょうか?

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回答No.2

CD-4で採用された、信号の和差方式や重畳技術、FM変調・復調技術等はすでにFMステレオ放送で実用化されていましたので各々の技術は目新しいものではなく画期的とは思いませんが、当時のレコード盤やカートリッジは可聴域の再生特性しか考えられていませんでしたので、CD-4の出現により技術向上が図られたことは、その後のHi-Fiオーディオにとって更なる広帯域・高ダイナミックレンジを実現できるきっかけになったと思います。 CD-4が発表された当初、オルトフォンの普通のステレオ用カッターヘッドDSS-732では20kHzの高域までカッティングできましたが、3分の1のスピード(回転数)でしか30kHzのサブキャリアの帯域を満足にカッティングできませんでした。 カッターヘッドがCD-4用のDSS-731やノイマンのSX-74になって、高域が25kHzまで伸びたことにより、ハーフスピードカッティングで50kHzまでカッティングできるようになり、3分の1の低速カッティングで悪化する低域の特性と全域の録音レベルが改善されました。 4ch用レース(カッティングマシンのこと)は細かい溝を刻むためにカッター針も特殊仕様でした。 4ch用カッター針の形状について日本ビクターが特許を取得していますが、ダイヤモンドの刃先の角度が鋭角になり、厚みが従来の2~4ミクロンから約半分の1.5~2ミクロンの薄さになり、カッター底部の曲率半径も半分の0.5~1.5ミクロンになっています。 一方、CD-4用の再生針はシバタ針が使われますが、シバタ針は円錐針を2面切り落として研磨するので、当時の加工技術でも十分でした。 CD-4ではカートリッジを交換するとセパレーション調整が必要ですが、オーディオマニアとしては調整が増えたことは楽しみが増えたことであり、うれしいことでした。 CD-4などの4chステレオが発売された当時は、各オーディオメーカーは有力販売店に対策費を出したりして見込み客を試聴会に招待したり、コンサートホールを借り切ってデモしたり、家電店のオーディオ担当販売員を自社の技術研究所に招いて勉強会を開いたりして普及に力を注いでいました。 4chブームは短期間で下火になってしまったのでメーカーはあまり儲けを出せなかったと思いますが、近年のPS3や携帯電話の開発費ほどの莫大な投資はしていないので、オーディオ専門メーカーとしてのイメージアップに貢献し、根強いオーディオファン作りにも成功したという面からは成功したと言ってもよいのではないでしょうか。 4chステレオが発売されたおかげで、一般でもマルチチャンネル録音やバイノーラル録音をする人(オーディオマニア)が増え、ドルビーやdvxなどのノイズリダクションシステムやシアターサウンドシステム、PCMなどのデジタルオーディオが広まって、現在のデジタルオーディオ成熟につながっていると思います。

その他の回答 (1)

回答No.1

4チャンネルステレオ,懐かしいですね. 我が家にもパイオイアのCD-4もかかるセパレートステレオがありますが,既にリアスピーカーは紛失,プレーヤーは回りません.あーもったいない. 本題ですが,CD-4が出る頃には,FMラジオでステレオ放送を流していましたので,サブキャリアに周波数変調を掛けて差分信号を乗せること,およびそれを分離することはさほど難しい技術ではなかったと思います. 針先の微細加工も画期的な技術革新ではないと思います. むしろ,どれだけ普及するか分からない技術に開発投資をして,民生機として普及帯の価格で生産することの方が,難しいと思います.

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