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「ブレードランナー」 スキン・ジョブ

「ブレードランナー」でブライアント警部は、レプリカントのことを「スキン・ジョブ」と呼びます。デッカードによれば、これは、昔で言えば黒人を「ニガー」と呼ぶようなもので、差別用語だと言っています。どうして、レプリカントが「スキン・ジョブ」になり、そして、どうしてそれが差別用語なのでしょうか?。あいまいな記憶では、スキンジョブ=「皮製工芸品」=中身の空っぽな人形=人間ではない=レプリカント、というのを何かで読んだ気がしますが、自信がありません。確かでしょうか?。skin jobをalcで調べても該当する言葉が出てきません。skin job=皮製工芸品というのは、そんな英語あるのでしょうか?。

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  • ベストアンサー
  • Siegrune
  • ベストアンサー率35% (316/895)
回答No.1

参考まで程度の情報ですが。。 まず、映画のほうは、手持ちの3バージョンすべてで 「「ブレードランナー」でブライアント警部は、レプリカントのことを「スキン・ジョブ」と呼びます。」 まではあるんですけど、 「デッカードによれば、これは、昔で言えば黒人を「ニガー」と呼ぶようなもので、差別用語だと言っています。」 は、2バージョンではでてくるのですが、ディレクターズカットという 最後にできたバージョンでは出てきません。 しょっぱなの試写会バージョンと劇場公開されたバージョンが すでに違っていたりいろいろバージョンがあって、 全部持っているわけではないので、他のがどうかはわかりませんが。 また、原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 の方はストーリーも大分違うからか、 ブライアント警部とデッカードの会話のシーンはあるのですが、 「レプリカントのことを「スキン・ジョブ」と呼びます。」 すらない。アンディーって呼んでいる。 (但し、日本語訳なので原書がどうかはわかりません。) まあ、レプリカントという呼び名が映画が最初だったはずなので 当然かもしれませんが。 で、ついでに「ブレードランナー2」というこの映画の続編が 小説で出ていて、そこにもタブン載っていなかったと思います。 「ブレードランナー3」は未読。「ブレードランナー4」は 邦訳がでていないので当面読む予定はありませんが。 個人的には、製造工程の途中で、毛がまったくない状態なので skin で、人間の仕事の成果物だから、job(jobs?)ってことと 思ってました。 …実は、ブレードランナーって結構、謎の多い作品みたいで、 しかも、原作者は亡くなっているし、ブレードランナー2以降は別の 作家だし、原作とストーリーを変えているし、監督と主演男優の間で 見解が違うことがあったりと さて、誰の言葉を信じていいのだかよくわからない状況みたいですね。 (質問された点については統一見解があるのかもしれませんが)

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

回答ありがとうございました。おっしゃるとおり、「ニガー」のくだりは、デッカードのモノローグですので、ナレーションを削除したバージョンでは、消滅していますよね。しかし、「スキンジョブ」という言葉は、別段、そのセリフの有無によって、本筋に影響を与えるものではなく、私としては、単に、「トリビア」的な感覚で「スキンジョブ」を話題にしております。 しかしながらトリビアといえど、バカにはできません。この映画は、本筋の魅力も去ることながら、ささいなセリフの言葉の選び方や、小道具などにも「引用」などがちりばめられており、「スキンジョブ」もひょっとして「裏の意味」があるのかな?と考えました。 例えば、これもモノローグですが、バッティとの死闘後の、「我々はどこから来て、どこへ行くのか、そしてどれだけ生きるのか」は、ゴーギャンの絵のタイトルの引用のようですし、エスパーというコンピューター付TVでの写真の解析から、凸面鏡に映る、ゾーラを発見するくだりも、有名な絵(タイトル失念)の引用だそうです。その絵にも凸面鏡があり、その中に重要なメッセージが隠されている。

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