アメリカの眼科にコンタクトを作りに行ったら500ドル以上・・なぜ？

質問

前々からコンタクト（ハード・使い捨てではありません）の調子が悪く、アメリカ・ワシントンＤＣ市内の眼科を訪ねました。MetLifeという歯科保険に入っているのですがこちらが眼科もカバーし、リストの中にこの店も入っていたからです。これとは別に20％ＯＦＦのクーポンも持っていたので両方持参しました。
1時間近い丁寧な検診を受け、「コンタクトが届くまで少し時間が掛かるので届き次第連絡する」（その後“お試し”でつけてみたりもするらしい）と言われました。しかしその値段が500ドル以上。今日の場合保険はカバーされないといわれ、クーポンのおかげで110ドル近く安くなったものの、合計は470ドル。あまりの値段の高さに、正直何がおきているのか分からず・・・驚きすぎてお恥ずかしながら抗議？質問？もまともに出来ず、すごすごとカードで払って帰ってきました。やっと英語で自立して生活できるようになっていていただけにそんな自分に一番腹が立つのですが、それより、この値段は一体なんなのでしょうか・・・。コンタクト購入を入れて、どんなに高額でも合計200ドル前後ですむと思っていました。
訪れた店はワシントン市内のど真ん中にあり、客も多く、雰囲気も良く、詐欺をしているような感じではありませんでした。店によって高額な金額を要求するものなのでしょうか（立地のいい眼科は値段が跳ね上がる、など）。それとも私の視力が0.01とものすごく悪いことが、値段の上昇に関わっているのでしょうか。
このあたりについて、何かご存知の方がいたら教えていただけませんか？本来であれば、自分でちゃんと理解できるまで聞いてこいよ、という話ですし、本当に情けない質問で申し訳ないのですが・・・もしここが法外な値段なのであれば次回から気をつけなければいけないので、ご教授頂けますと幸いです。

回答No.1

koma24 · ベストアンサー

詳細はわかりませんが、保険外治療ですよね？
ならもちろん国によります、初めての眼科でコンタクト代+1時間近く丁寧な問診ふくむ検査費としては法外とはいえないと思います。そうでなくても海外で医療機関にかかる場合、日本では考えられないくらい高額な金額を請求されることも少なくありません。今回の場合、治療ではないとはいえ、医療機関の検査を受けていることに違いはありません。
まず２００ドルというのがどこからでてきた（多分日本の相場？）金額かわかりませんが、海外での医療費の価格に日本での常識は通用しないと考えておいたほうがよいです。

立地で値段がかわるか？というのはわかりませんが、以前、アメリカの歯科医で日本の歯科では考えられないようなサービスのよい病院を紹介していた折、やはり治療費もかなり高いといったことを言っていた記憶があります。日本でも美容外科など自由診療では定価はありませんから、そういう意味で「高い」クリニックにかかった可能性はあるかも。

余談ですが、知り合いにコンタクト販売をしている友人がいます。
彼女いわく、コンタクト屋さんに付帯の眼科などだと簡単な検査のみで安く売ってくれるところなどでは、眼科専門医でない医者をやとって、コンタクト販売しているところもあるとか。専門でないというのは、医師免許をもっていれば内科医や皮膚科医でもコンタクト屋サンが販売するときに必要な検査を合法的に行うことができるそう。とはいえ、眼科の知識などほとんど医学生の時の知識しかありません。またそういうところでは、安いバイト料でもきてくれるような医者を探すため、おのずと医者としてのレベルもそれなりになるとか。

本来はきちんとした検査を受けた上、専門の眼科医の指導のもと販売するのが筋。ただ、こうすればおのずとコストに跳ね上がるはずです。

ちなみに、日本の保険でもそうですが保険適用外のものがあります。たとえば、歯医者でも保険適用されない治療がありますよね。
そうでなくても、アメリカでは保険によってもこまかく適用されるケースそうでないケースがあるようです。今一度、入られている保険の免責事項を確認されておいたほうがいいかもしれませんよ。

日本でもそうですけど、診療の明細であれば、いえばもらえると思いますよ。
また、一番間違いないのは現地の知り合いにコンタクトの相場を聞くことですね。

お礼

komaさま
大変ご丁寧なお返事を、本当に有り難うございます。とてもとても参考になりました。

仰るとおり、「日本の常識」をもっときっぱりと捨てないといけませんね。私の請求された額というのは、（その後の調べによりやはり）相場よりは高かったようですが、それでも“ありえない法外な価格”ではありませんでした。これがこの国であり、悪かったのは、私が値段の高い医者に行ってしまったことと、わざわざ（気が付かぬうちに）値段の高いレンズを買ってしまったことにあったようです。

しかし、我ながら、「ネイティブの助けを借りる前にまずは自分で対応してみよう」の精神が完全に裏目に出ました。特に、ご指摘の通り、現地のコンタクト使用者を探してちゃんと相場等調べるというのは、最低限やるべきことなのですよね。やたら目の調子が悪かったこともあり、少し焦りすぎました。今後はもっと人の助けやアドバイスに頼りつつ、現地の情報収集を丁寧に行おうと思います。

ところで、安くレンズの処方箋を出してくれる店、そのようなリスクがあるのですね。全く知りませんでした。こういう裏事情を知ると知らないとでは、今後のお医者さん選びも変わってきます。貴重な情報を本当にありがとうございます。

とにかく。。最初に値段を聞いたときは心臓が飛び出そうになり、その日はほとんど放心状態でありましたが・・・その後こうやって貴重な意見等を頂き、だいぶ心も落ち着いてきました。今回は「イタイ勉強」だったと思い、次回から気をつけます。

本当にありがとうございました！