ありとあらゆる趣味・娯楽が否定されるこの世界。
かなりの長文になります。何卒ご了承ください。
人々の人生に彩りを与えてくれるさまざまな趣味や娯楽について、最近では兎角その娯楽を否定するような意見が目立つようになってきているように私は思います。
特に私が個人として興味がある以下の4つの分野に関して、それぞれこのような批判的な意見が挙がっています。
①テレビのクイズ番組
・脳科学者、茂木健一郎氏が「東大王」というクイズ番組を「俗悪番組に指定しろ」「破廉恥なブランディングだ」と全否定
・一般の視聴者からも「最近のテレビはクイズ番組ばかりでつまらん」と切り捨てる意見が多い
②アニメ
・2000年代半ばの頃と比べて多少は受け入れられてはいるが、未だに「オタク文化」に対する嫌悪感が根強く残っている
・最近では、いわゆる「萌え」系のイラストや作画に対して女性の方々からの批判や嫌悪感が一気に噴出した
③ゲーム
・「eスポーツ」という新たなゲーム文化が広まってきているというのに、WHOが「ゲーム障害」という新たな病気を認定したり、香川県が「ゲームは1日1時間」という決まりを条例化したりと、eスポーツの盛り上がりに水を差している
④美術鑑賞
・イギリスでとある環境活動家が、「名画を輸送するのに大量の二酸化炭素を出している。絵画を守ることと命を守ることのどちらが大事なのか」と言って名画にトマトスープをぶちまけた、という事例があるように、「美術鑑賞はもはや環境に悪い」とみなされている
・鳥取県がアンディ・ウォーホルの作品を約3億円で購入したことに対し、「税金の無駄」「芸術的価値がよくわからない」などと批判が集まり炎上
このように、あらゆる娯楽に対して否定的な意見が多く挙がっています。私としては、ここまであらゆる趣味・娯楽が否定される時代になっているのならば、いっそのこと無趣味でいた方が精神的に安定するのではないか、とさえ思うようになりました。しかし、無趣味でいてもストレスばかりが溜まる一方でもあります。
私はこのストレス社会の時代、何をもってストレスを発散し、何をもって人生に彩りを持たせば良いのでしょうか。
お礼
夢でなく 趣味は? 解りました・・・夢想することが 趣味ですね。 確かにこれがなくては始まりませんので 究極認定です。