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村上春樹を読む順番

村上春樹の本をどんどん読もうと思っています。 実はこの作品はこの作品と繋がっているからこの順で読む方が面白いということはあるのでしょうか。 それと村上春樹は社会問題を受けて作品を生んだりしますよね。 たとえば出版年順に読んだ方が事件が起きた順にも重なるし理解が深まるということはありますか。 おすすめの読む順番を教えてください。

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noname#125540
noname#125540
回答No.2

>たとえば出版年順に読んだ方が事件が起きた順にも重なるし いや・・・・特にそんなことはないと思います。 確かに時代により傾向が変わってはいると思いますが、直接事件のことが出てくることは少ないと思います(ありますが多くは無い)。 好みにもよります。 ただ、いきなり近年の長編を読むと解りにくい?かもしれません。 『ねじまき鳥クロニクル』とか『海辺のカフカ』とか。 >実はこの作品はこの作品と繋がっているからこの順で読む方が面白い 『風の歌を聴け』(デビュー作) 『1973年のピンボール』 『羊をめぐる冒険』 『ダンス・ダンス・ダンス』 とつながっています。 最初の3つは『初期3部作』と呼ばれます。 私はそんなこと知らずに『1973年のピンボール』から読みましたが。 後で戻って『風の歌を聴け』を読みました。 必ずしも順番通りにつなげて読まなくても読めますが、 『羊をめぐる冒険』 『ダンス・ダンス・ダンス』 この2つは順番どおり続けて読んだほうが解りやすいです。 初心者に読みやすいのは、 『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』 『羊をめぐる冒険』などがよく推されます。 ストーリーがはっきりしているので。 これらはベストセラー『ノルウェイの森』とは傾向が異なります。 個人的には『ノルウェイ』より『世界の終り』系のほうが好きなんですが・・・・・ 人によると思います。 初期の短編集も、村上春樹っぽいんですが、ストーリーテリングでないというか、オチがないって言うか。 私は大好きですが。『螢・納屋を焼く・その他の短編』とか。 文体的には『スプートニクの恋人』以前と以降で区切れるようです。 ご本人も元の文体の総決算だと語っていましたので。 個人的には『スプ恋』『カフカ』は読みやすかった。 『アフターダーク』は読めませんでした(挫折)。 『村上朝日堂』などエッセイは小説と全然違って笑えます。 何か一冊読んだことはありますか? まだ無いなら、個人的には、話題になってるもの、目に留まったもの、興味を惹かれたものから読んでみるのもアリだと思います。 一冊ぐらいは読んだことあるがもっとディープに読んでみたいのなら、初期三部作+「ダンス・ダンス・ダンス」をお勧めします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9

bacontospo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 すでに「ノルウェイの森」と「象の消滅」は読みました。 >一冊ぐらいは読んだことあるがもっとディープに読んでみたいのなら、初期三部作+「ダンス・ダンス・ダンス」をお勧めします。 「風の歌を聴け」がちょうど手元にあるので、それから初期3部作、「ダンスダンスダンス」を読んでみようと思います。 エッセイは全然違うんですね。それも楽しみに取っておきます。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • harikiki
  • ベストアンサー率71% (105/147)
回答No.3

正直、ハマってしまえばどこから読んでも面白いです。逆にハマれないと辛いんじゃないかと思います(賛否両論の作家ですから) なので、順番よりも「何から入るか」の方が大事かもしれません。 ちなみに、私が、「これから村上春樹を読もう」という人に勧めるファースト・ハルキは、 『羊をめぐる冒険』(講談社) ※以下『羊』  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062749122.htmlhttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062749130.html または、 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮社)※以下『世界』  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4101001340.html/ http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4101001359.html 村上春樹といえば『ノルウェイの森』というのが最も一般的だと思いますが、個人的に「村上春樹を『ノルウェイの森』から入ると失敗する(ことが多い)」という気がするのです…。(私の周りで、「村上春樹?え~、イマイチ」「ダメだった~」と言う人の多くは『ノルウェイの森』読んで挫折、他は未読、な人多数なので…スミマセン偏見です。超~個人的感想です; イマドキの若い人だと違うかも;) かくいう私も『ノルウェイの森』でピンとこず、「微妙」と思っていたところ、あるエッセイに「『ノルウェイ』で村上春樹を知り、面白かったけど今ひとつピンとこなかった人に『羊』を勧める」とあり、『羊』を読みました。そしてハマりました(笑) 『羊』は、処女作『風の歌を聴け』(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062748703.html)、2作目『1973年のピンボール』(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062749114.html)に続く、主人公「僕」と友人〈鼠〉ものの3作目ですが、単体で読んで困ることはありません。実際私も、『羊』の後、前2作を読みました。 『世界』は読了当初、『羊』程にはハマらなかったんですが、こちらは、年を重ねるごとに大好きに!きっと末永く読見返すでしょう。 以後、『羊』の続編『ダンス・ダンス・ダンス』(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062749041.html)(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/406274905X.html)を読み、その他の長編、エッセイや短編、ノンフィクション…と読みあさっているうちに、あっという間にハルキスト歴17年に(ハルキストとしてはまだまだ…)。 『ねじまき鳥クロニクル』くらいからリアルタイムで読んでいますが、当然、作風が変化しています。なので、例えば『アフターダーク』を読んで、『羊』を読んだりすると、「???」と混乱してしまうかもしれません。とくに最近のものであればあるほど、古くからの読者には「う~ん」と思われるような傾向もあります(決して近年の作品が良くないわけではないと思います。誰だって、一番熱心に読んだ作品がベストと思い、それを基準に比較してしまうと思うので。) 今月末には、待望の新作長編『1Q84 』http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4103534222.htmlhttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4103534230.htmlが発売ですので、「ファースト・ハルキが最新作」もいいかもしれません。また裏技(?)として、いっそエッセイから入って、村上さんへの愛を育てて作品に挑戦よ!っていうのもあり、かな?(笑) 長文になり失礼しました。参考になればと思います。

bacontospo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >村上春樹といえば『ノルウェイの森』というのが最も一般的だと思いますが、個人的に「村上春樹を『ノルウェイの森』から入ると失敗する(ことが多い)」という気がするのです…。 私は「ノルウェイの森」でピンと来たので大丈夫ですよ!これからどっぷりはまるつもりです。 ノルウェイを読んだ後で最新作というのもちょっとギャップがありそうですし、ここは手堅く初期から読んでみようと思います。 何冊もまたぐ長編はちょっと抵抗があったのですが(タイトルからして分かりにくそう・・笑) 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」など皆さん薦めてくださるので偏見持たずに読んでみます。 ありがとうございました。

  • mat983
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回答No.1

一般論になってしまいますが、 どんな作家でも作品順に読んだ方が、作家の方の文体の変化なども 感じ取れ、自分なりに前の作品との違いが肌で感じる事ができ、 親密度が増してくるものです。

bacontospo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そのことを承知の上で質問をさせていただきました。 ありがとうございました。

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