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中学受験のメリットとは?
最近、身の回りに中学受験をする家族を見かけるようになり、上記の疑問が胸をよぎるようになりました。 首都圏在住です。 中学受験に関しては、御三家くらいになれば、確かに東大や旧帝大レベルの進学率は公立高校に比べれば飛躍的によいように思います。 しかし、三教科で受験できる私大受験に関して言えば、公立の進学校でも相当に健闘していますよね。数十人単位、最近は100人以上の数で早慶に合格する公立高校も出てきました(というか、復活してきたと言ったほうが正しいかも)。 翻って。御三家(やそれに準ずる学校)以外の私立の中高一貫で、これ以上の進学実績を出しているかと言えば、はっきり言ってノーです。 ところが、そのレベルの学校への受験でも公立高校への受験勉強とは比較にならないくらいのエネルギーを子供のみならず親も注ぎ入れないと合格できないですよね。 もっとストレートに言えば、中学偏差値は高校偏差値に換算すれば10くらい上、と言われる中、じゃぁ、中学受験で55くらいだった中高一貫の進学実績が偏差値65の公立高校ととんとんか、といえば、かなりの確率でノーですよね。しかも、公立より手厚い授業をしているのが売りにも関わらず! これってなぜなんでしょう?というのが一つ目の疑問です。 もう一つの疑問は ということは、進学実績以上のメリットが中高一貫にはあるのか? という点です。 おそらく、安定した環境というのが回答かと思うのですが…。ただ、すさまじく荒れている中学は別として、授業がそれなりに成り立つ程度の公立中学なら、中学時代にいろいろなタイプの人がいる中で暮らした方が、実は人生経験としてはプラスになるのではないかと思ったりもするのですが。だって、長い人生、自分と同じような人の中だけで暮らせるわけは絶対ないですし、そういう時の自分なりの対処法を学習できますよね。 このあたり、受験をさせる親御さんはそのあたりはいかがお考えなのでしょうか。 中学受験の大変さを見るにつけ、どう考えても投資対効果が低い(経済面ではなく親や子供への心理的負担面)ような気がしてならない者からの疑問です。
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こんにちは! 教育業界8年目のものです。 塾・家庭教師・予備校・学校と全4機関で 1000名以上の子どもたちの指導経験があります。 保護者様の立場からではなく、 ・中学受験をサポートする立場から ・中学受験終了後に入学した生徒を指導する立場から の意見として参考になれば幸いです。 中学受験をきっかけにそれ以来心理カウンセラーに お世話になっているご家庭を指導した経験もあります。 >中学受験で55くらいだった中高一貫の進学実績が偏差値65の公立高校ととんとんか、といえば、かなりの確率でノーですよね。しかも、公立より手厚い授業をしているのが売りにも関わらず! これってなぜなんでしょう? 公立より手厚い授業とはどんな授業のことなのかわからないのですが、 中高一貫校の特徴としてあげられることに、 ・英語、数学などの授業時間数が公立に比べて多く設定されている… ということがあります。 他の方の書き込みでもありましたが、 中学1年~高校2年までで高校3年間分を 学習し終えるのが一般的で、高校3年生からは、 入試対策のみになります。 (いわゆる公立高校卒の1浪目と同じ状況にします)。 進学校ともなると1回当たりの授業のペースも早いですが、 そもそもの授業時間が多くさらには深い内容まで突っ込んで 指導しますので、落ちこぼれる子もたくさんいます。 (私はそんな子を家庭教師として数十名指導してきました) 中高一貫の場合は、進度が公立よりもはやい分、 おちこぼれてからの期間が長く、フォローが遅くなると戻るのにも かなりの時間を要しますので、神経質になることが多いかもしれません。 ある保護者様は、「結局、塾や家庭教師が必要になる」 とおっしゃっていました。私はこれは的を得ていると思います。 結局、私立のように授業数を多く設定すれば、 子どもたちがたくさん学習できるわけではありません。 1回1回の授業をおざなりにすれば、その時間は意味をなしませんので、 1つずつの授業を大切にする姿勢を教えることのほうが大切ではないでしょうか。 中学受験で成功したにもかかわらず、その6年後に飛躍につながっていないとすれば、あくまでも一般論ですが、多感な時代に中学受験のみを目的に小学校から勉強させているからなのかもしれません。 塾講師の立場から考えると、小学生のときに通う塾の先生らの目的は中学受験合格です。でも、保護者様にとっては子どもの教育のための一手段でしかありません。 子どもが塾が大好きで、塾講師の影響をモロに受けることになると、中学受験で合格することそのものが目的化してしまい、その後に多大な影響を受ける場面にたくさん遭遇しました。 (高校2年生になっても、中学受験のような解き方から脱することができなかったり、過去のそのときの栄光を忘れることができなかったり) 個人的な意見としては、中学受験はバクチのようなものだと思っています。 もともと中学受験の制度そのものが一般大衆向けに設計されたものではなく、早熟な子ども合けに創られているものなので、合わなければ無理に受験させないほうが、よいのではないか?と思っています。 ただ、中学受験の問題は大人でも難しくよく練られた問題も多いのが実情です。ですので、中学受験をしなくとも、中学受験の問題を学習することには意義があると思います。 理想としては、子どもと楽しく中学受験の問題に挑戦するなかで、子どもが受験したいと言い出したら受験させる…というのが子どもにとっては最良なのかな…と思います。
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- come2
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こんにちは 私立中高一貫校に通わせる保護者です。 まあ大体意見は出尽くしてますが、ちょっと違う意見を。 その前に、 まず前提として、小学生に中学受験の勉強をさせることが、詰め込み教育であり、 負担であり、小学校時代の楽しみを奪うように思われているようですが 経験者の親からすると、ちょっとマスコミに踊らされてるかな?という気がします No3の経験者の方も書かれていますが「親も子も楽しいんですよ」 受験勉強が楽しいって、たぶん親でもなければ想像できないと思いますが。 受験の後にぶっ倒れるというのは、本人から見ると全力疾走した後の爽快感です 対外的には「いやあ疲れちゃってさあ、もう二度とやりたくない」って言うと思いますけどね、内心は「あぁ~楽しかった!」です また詰め込み教育を悪と考えられているようですが、 小学校時代の「徹底した詰め込みと計算と読み書きの演習は絶対すべき」ですよ これについては100ます計算で有名な蔭山先生の著書をお読みください ただし蔭山先生自身が中学受験推奨派ということではないです。 >進学実績以上のメリットが中高一貫にはあるのか? 1つはやはり部活ですね。 公立中で楽しかった部活も受験で分断され、高校に入ると必然的に メンバー入れ替わります。これがメリットの場合もあるけど、いろいろ話を聞いても 中学時代の部活の方が面白かったことが多い。これは中学時代は雑多な人が居たからではなく、あの中学時代を共有するから面白いのではないかと思ってます。 その人間関係が高校まで5年6年続いた方がいいという判断をしてます >中学時代にいろいろなタイプの人がいる中で暮らした方が、実は人生経験 >としてはプラスになるのではないかと思ったり これは公立中派の方が必ずこの意見を言うのですが 特に首都圏では、ちょっと幻想です。つまり「中学受験を選択しない層」という違った フィルターがかかってしまっているという現実があります。 また雑多なタイプでの経験が本当に人生経験にプラスになるか 個人的には疑問です。私も地方公立中出身ですからわかりますけど 学校の中でシンナー吸うやつがいたり、トイレにはコンドームが散乱し 卒業式はOBがバイクで乱入と言う感じの学校でしたが、 彼らとの接触が人生にプラスになっているとはとても思えません ただし受験して地元の中学校に進学しないデメリットとして、 地元友達ができなくなるというのはあります。例えば成人式は行政単位で区切りますが 中高一貫の場合はいろいろな地域から集まりますので、地元の市が開催する成人式に 参加しても知ってる人居ないということが起こりえます。 他には、女の子の場合、成長が早いので、中学受験させるという考えもあります。 実際問題、小4ぐらいから受験勉強に取り掛かるわけですが 4~8月に生まれた女の子と1~3月に生まれた男の子では 同じ学年なのか?と思うほどの差があります。 この年代で成長早い女の子なら、どんどん吸収しますから、勉強楽しいんです >中学偏差値は高校偏差値に換算すれば10くらい上、と言われる中 >中学受験で55くらいだった中高一貫の進学実績が >偏差値65の公立高校ととんとんか、といえば、かなりの確率でノーですよね これはどこの学校のどういうデータを比べているのか不明なので、 答えようがないです。できれば現役なのか浪人なのか、まで踏み込んで 調べてみてはいかがでしょう? 仮にとんとんならOKでいいんじゃないですか? 公立中公立高のメリットはコストが安いということぐらいだと思ってますけど。 世の中には子どもの教育にはコスト関係ない層はたくさん居ます。 長くなるのでこの辺で
お礼
GWで不在にしており、お礼が遅くなりました。すみません。 受験勉強が楽しい! これはまさに目から鱗でした。 確かにそういう人たちこそが受験を生き抜けるのであり、そして多くの場合、社会に出たときにも自分を生かせる素質なのでしょうね。 納得です。勉強、言われてみれば楽しかったです。(私は中学受験はしませんでしたが。) 公立中での人生経験については、他のネット情報などもいろいろ見てみましたが、おっしゃる通り、愛知などならいざ知らず首都圏ではもはや公立中は社会の縮図とはなり得ない状況ですね。中学受験フィルターというものがこれほど厚くなっているのか、とびっくりしました。首都圏(特に東京と、神奈川も?)では、中学受験をするかしないかというのは必ず通過しなくてはいけない課題となっているんですね。。。どういう選択をするにせよ、そのフィルターを通過後では、社会の縮図とはなり得ないでね。 自分のいた頃のように、ちょっと気の向いた人だけが受けるものと思っていた中学受験ですが、あまりの様変わりにびっくりでした。 ただ、私も公立出身なので回答者様と同じような経験(シンナーやトイレの恐怖など)をしてきていますが、大きな声では言えませんがそういう方々とどのように上手に距離を置くかいうのを肌で覚えられたという点では、よかったような気もしています。長い人生、ご近所付き合いや職場に来るお客さんなど、絶対にどこかでそういう人たちと接触する機会はあると思うので。 部活については、ちょっと羨ましいような気持ちです。それこそ公立の荒れまくった中学時代、部活には入っていたもの、楽しむ余裕などはなかったですから…。それだけでも中学受験の意義は感じられる気がします。 ご回答、ありがとうございました!
- tenten48
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息子が小学四年生のときから受験を漠然と考え、今年息子を進学させました。 最初は漠然と・・・でしたが、後半戦は「絶対私立」でした。 もちろん理由があります。 私たちの住んでる地域は地方なのですが、公立教師の質も地域の親力も非常に良くなかったことが原因です。 先生が授業をしない。おかしいと思い学校に掛け合ってもうやむやにしようとする。しかるべき機関に諮って指導が入っていても、その機関の職員が毎日来るわけではないから先生はさらに授業をしない。責任をかぶるのは常に好調なので、本人はいい先生のつもり。 親は親でその先生が授業をしないことを知っていても問題にしない。 自分の子供が授業についていけなくても「卒業は出来て中学生にはなれるんだから」と平気で話す。 その結果どういう弊害がその先に起こるか。 基礎が出来ていない子供が中学に上がり勉強についていけなくなり不登校するならまだしも、授業中に私語が多くなる。そういう生徒が幾人も出てきて中学校の先生も授業が出来ない。 やる生徒はどうにかやるがやらない生徒が多い。 授業がまともに進行するならばやる子の疑問点も解決されるところがあるはずなの自習が多く、結局やる子達は塾に行く羽目になる。 まともな授業が行われ、さらに上を目指すために塾にいくのならわかります。 でも、まともに授業や学習が出来ない学校の補習をしに塾に行くのはなんか納得いかなくて・・・。 そういう状況に息子が置かれ彼自身が危機感を感じ私立中学に進学しました。させました。 お金を払ってまともに学習させてくれるならきちんと家庭と連携して教育していきたい。 そう思って入れました。 マスコミが受験受験と白熱する裏には実はそういう話もあります。 特に地方は地域によっては公立の教育がかなり悲惨なところも無きにしも非ずなのです・・・。 どうにもならないのなら我が子だけでも・・・。 そんな思いです。 長文失礼しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、レベルの低下した公立からの避難というのは非常に大きな意義がありますね~。 >まともな授業が行われ、さらに上を目指すために塾にいくのならわかります。 >でも、まともに授業や学習が出来ない学校の補習をしに塾に行くのはなんか納得いかなくて・・・。 納税者として、お気持ち、よくわかります! 中学受験にはそういう側面もあるわけですね。少し納得しました!
- riripasu
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私は、とある私立の中高一貫校を卒業した者です。 私の母校では、 中1→中1と中2の前期の範囲 中2→中2の後期と中3の範囲 中3→高1の範囲 高1→高2の範囲 高2→高3の範囲 高3→問題集を使った、受験対策特別授業 という先取り学習になっていました。 私の母校では、 1年1組~5組と、1年A組~E組という2つのクラス分けがありました。 国語、理科、社会、音楽、技術、家庭、保健体育、美術、書写、 といった普段の授業は、1~5組のクラスで受けます。 しかし、英語や数学といった授業は、中間や期末の成績で、A~E組と分けられます。 A~E組というクラス分けは、試験の成績が出揃った時点で、 新しいクラス分けが廊下に貼り出されます。 英語や数学の時間は、1~5組まで全て共通で、 A組になった人は、1組で B組になった人は、2組で授業を受ける ・・・という風に、1学年が学力別にシャッフルされ、 教科書や問題集は全員同じものを使い、 授業中に配られるプリントの問題は、学力に合うものを担当教師が準備する。 ・・・といった授業になっていました。 私の学校は、付属大学がありました。 統一テストという推薦入試があり、このテストの点数で、どこの学部・学科へ行けるか決まりました。 私は、わずかに3点足りず、希望の学科への推薦がもらえませんでした。 それで、担任に「この成績なら、もっと下の学部か、付属短大や付属看護専門学校なら行けるがどうする」 と言われました。 私は、それを断り、行きたい付属の学科を一般受験しましたが、不合格となり、 結局、一般で受かった、付属とは全然関係のない大学へ進学しました。 ですから、付属大学へ必ず行けるという保障はありません。 私は、中2の時、いじめにあい、しばらく不登校していました。 中3に進級する時、クラス変えがあり、いじめのメンバーと別のクラスになったこともあり、 また学校に復帰しました。 しかし、高校を卒業するまで、以降4年間、そのメンバーが学校にいることには変わりありませんでした。
お礼
経験者さんの貴重なご回答、ありがとうございます。 な、な、なんか大変な中高時代ですね(汗)。 毎回の成績でクラスが変わるとは…。のんびり中高一貫のイメージばかりではないんですね。 しかも大学に行かれない場合もあるとは…。 なんかこんなご意見伺うと、ますます「メリットはあまりないかも…」と思ってしまうんですが。 すごく勉強になりました。ありがとうございます。
- ryuken_dec
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(1)中学受験は楽 私立中学受験がそんなに何かを犠牲にしていますかね・・・ 中学受験では中堅程度の学校でも高校だと上位に来ていて「なんで?」と思います。依然として優秀な人で受験しない人がいる中学受験のうちに受けたほうが有利でしょう。 (2)人格形成期に受験が無い 小学校の人格形成期も重要ですが、多感な中学・高校で6年間受験がないというのもいい点です。 (3)授業のレベルがあう 私立中学は試験とその成績に応じて生徒が集められるので、自然とある程度に生徒のレベルが集まります。そうすると授業のレベルがその子ども達のレベルに合わせたものになります。 学力の高い子から低い子まで集まった公立中学では、真ん中の子はいいですが、どちらかに偏った子がかわいそうな事になります。学力の低い子にあわせて授業をすると高い子が悲劇。学力の高い子にあわせて授業をすると低い子が悲劇。 (4)内申がない 内申の無いところは非常に大きなメリットです。 中学生、高校生などはいろいろやりたいことが出てくるころです。部活にしろ遊びにしろ。そうすると毎日まじめにコツコツ勉強や宿題なんてやらない子が出てきます。特に男子であれば、遊びほうけたりする子も多いでしょう。そんな時に公立中学だと内申という足枷があって、そのような子の評価が低くなる罠があります。これがあるので、先生が内申を脅しかのように使うことがありますし、教師の言うことをおとなしく聞かないタイプの子が自信をなくしかねません。 一方、一般入試であれば大学受験には内申点などありませんから、そのような内申によって生徒が縛られません。 中学受験→大学受験と進めば、ちゃんと勉強さえしてできていれば、合理的理由のない課題のクリアや先生の言うことを聞くといった苦行が必要ありません。これは非常に大きなメリットです。 >授業がそれなりに成り立つ程度の公立中学なら、中学時代に >いろいろなタイプの人がいる中で暮らした方が、実は人生経験 >としてはプラスになるのではないかと思ったりもするのですが 絶対的に当てはまるわけではありませんが、公立の方が枠が狭いのでは? 公立中学だと小学校の延長で地元の人ばかりです。 一方、私立に通えば地元が違う人たちがいろいろ集まります。東京の学校なら神奈川、埼玉、千葉からも人が集まります。バックグラウンドが違います。ご近所ゆえの交流が通用しません。ほとんど一から仲間や人間関係を構成して行く必要が有ります。またその関係を続けるにも家が近いわけではないので、学校やその周辺で関係をメンテナンスすることを学びます。(公立だと家が近所で親も知り合い同士だったりするので、あまりその意識が無くてもつながりが切れません。) そして、通学があることで電車やバスに乗ることで社会の視野も広がります。通学でサラリーマンや大学生などにももまれます。駅の乗り換えや通学経路に新宿、渋谷、横浜があったりで社会を学びます。 いろんなことを経験するならそれこそ私立ではないでしょうか? 私も神奈川から東京の私立の学校に通いましたが、私立中学だからこそいろいろな人と知り合ったり、経験することができたように思います。 たぶん、地元の公立中学ではそのようなことを学ぶことはできなかったでしょう。学校と家の往復、少し塾へ、遊ぶ時も地元近辺でおしまい。
お礼
経験者からのご回答、ありがとうございます。 いろいろと勉強になります。 実は私は既に中学や高校をすごーく昔に感じる世代です。なので、自分たちの頃の感覚で中学受験を考えていたら……いまの中学受験はすごいみたいですよ。(あ、きっとご存知ですよね。)私は今やお子さんではなく親御さんの方の知り合いばかりですが、たいていのお知り合いが受験の後にぶっ倒れています。 夜遅くまでの塾、それからの宿題、お弁当作製など…。これらはすべて主体はお子さんなわけで、やっぱり小学生時代の睡眠不足や詰め込み勉強は、中学生のように体力が出てきてからとは全然違うと思うんです。(はっきり言って、公立進学高に入る方が楽に見えます。しかも、その後の進学実績は、高校で一時的に偏差値が上がるような私立よりそちらのほうが上の場合が多い。) 授業のレベルが合う、というのと、内申についてはおっしゃる通りですね。ただ、そういう意味でも、私立は粒がそろっているわけです。それって社会に出たときどうなのかなぁ…。「どんな人でも話せばわかる」と思い込んじゃう人、多いんじゃないかと…。 私がいろんなタイプ、と書いたのは地域性ではなく、どちらかというと脳みそ的な方だったんですが、おっしゃる通り、その分、公立では地域性は狭くてすんじゃうなぁ、と思いました(高校は広くなると思いますけど)。 私立を出られた方が、どういうところを評価しているのかわからなかったので、すごく勉強になりました。ありがとうございます。
- owata-www
- ベストアンサー率33% (645/1954)
今年の東大合格者の出身高校で話題になったのは、高校からの入学者が多い中高一貫校(開成など)が軒並み合格者数を減らした(そしてほぼ中高一貫でやっている高校は増やした)ことです これはゆとり教育の影響で中学から中高一貫校で勉強した子と中学は公立で勉強してきた子でかなりの差が開いているから… という説があります つまり、進学実績だけでなく優れた教育を受けさせたいから(公立の中学ではまともな教育が受けられないのではないか)中高一貫に行かせるという親御さんが多いのではないでしょうか? まあ、子供がいるわけでもないのであくまで推測ですが あと、大学付属校なら大学まで苦労なしに行けるというメリットもあります
お礼
なるほど! 今春はそういう流れになっているんですね。 ただ、ではその中で東大合格者を確実にのばしている高校からのみの公立高校が結構あるのはなぜだろう、と思ってしまうのですが…。 大学附属のメリット、確かにそれはわかります! ご回答ありがとうございました。
全ての中学受験をする者の内訳 50% 「親の意思」で「強制的に」受験する 30% 「親の意思」で「ゆったり」受験する 15% 「子供の意思」で「死ぬ気で」受験する 5% 金持ちの道楽みたいなもの 公立校が楽だし自由だし楽しいと思います。
お礼
うーむ。。。意味深なデータです。 裏付けがあればもっと面白い気も…。 しかし結局、その「親の意思」というのは何なんでしょうね~。私は部外者ですが、中学受験をさせる親の気持ち、どうしても推測できないです。 公立高校、楽しそうですよね。特にナンバースクールの文化祭や体育祭。楽しけりゃいいのか、と言われれば沈黙ですが…。 ご回答ありがとうございました。
- akira-0909
- ベストアンサー率0% (0/1)
僕は中学受験経験者で、麻布高校に通う者です。 確かにあなたのおっしゃる通り、中学受験には親も子も大変な労力も時間も注ぎますし、私立に通うとなれば経済的負担も大きいとは思います。 しかし、中高一貫校のメリットは「何かに夢中になれる時間がある」ということです。公立中学校で、ある程度高いレベルの大学受験を考えていれば高校受験に大きな力を注がなければいけないのは必至。それに対し、中高一貫校は前倒し学習制度があるため、公立学校よりも一年早く同じ内容の勉強を終わらせています。つまり公立は中高一貫校にくらべ、中学3年間・高校3年間の間、勉強以外の何かに「夢中になれる時間」が少ないのです。 それは例えば部活だったり、友人関係だったり、興味のある勉強だったり、本、映画、留学、あるいは恋愛だったり。。所謂「青春」と呼ばれるものです。 社会の中の色々な種類の人間と出会うことも大切ですが、「何かに全力で夢中になれる時間」はこの中高時代しかありません! 小学生の時は大変でしたが楽しかったです。今思えば本当に麻布を受験して良かったと思っています。また僕はそうさせてくれた両親に感謝しています。 以上、参考にしていただければ光栄です。
お礼
No.2さんのおっしゃる部活が、さらに広がったような感じですね。 わかります! ただ、その分、小学生時代の「夢見がちな子ども時代」を手放しているわけで、中学受験か高校受験か、というのはどこでこの空白期間を作れるか、というセレクトでもあるのかなぁ、という気がしてきました。 ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。(麻布は御三家でも相当に楽しい学校と聞いたことがあります。他の二校もそれぞれに(意外と?)自由らしいですが、麻布は特にそういうタイプが多いと聞いています。素敵な6年間をお送りください)
- kaito0412
- ベストアンサー率28% (9/32)
中学受験をして(させられて??)中高一貫校に入った者です。 中高一貫のメリットはやはり部活動を続けられる環境があるということではないでしょうか。 高校受験も大学受験もする人だと、中学の2年と少し、高校でも2年と少し。合わせて4年少々しか部活ができないのに対して、 多くの中高一貫校では中学3年間、高校の2年と少しの5年少々の間部活ができます。 たくさんの事を吸収する時期の一年の差は大きいですね。 あとは上下関係の幅も3年から6年に広がると、小さいうちから視野はそれだけ広がりますよね。 後は生徒一人に対する対応も、2年関わった学校と5年関わってきた学校では5年関わったほうが、絶対にその生徒にあった対応ができます。 後は親の自慢の種が出来るなどなど微妙なところは他の方も回答してくれると思うので、経験者談としてはこれくらいにしときます。
お礼
なるほど! 部活ですか! 公立で区切られても、やる気があればしっかりやれると思っていましたが、期間的には一貫の方が明確に長いですねー。 確かに、公立の中高では、教師との距離感はかなりありました。まぁ、それが合う合わないは、個人の資質によるのかもしれません。 親の自慢…、なるほど、そういう点もあるんですね。ならば、親も頑張れるわけですね(^^)。 ご回答ありがとうございました。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
必要性を感ずる人が受験します。意義を認めない人にまで強制するものではありません。
補足
その必要性とは何なんでしょう?? 中学受験をされるすべての方の学区の中学が荒れまくっているわけではないと思うのですが…。
お礼
プロの方のご登場、ありがとうございます。 やはり、ご家庭やお子さんによって「合う、合わない」がきっちりわかれるものが中学受験なんですねー。 「バクチ」とのご指摘に、深く納得です! 質問した甲斐がありました…。 ただ、私から見た場合、数学についてはご指摘の通りとは思うのですが、接している時間数と成績との相関が高い英語については、やはり私立の方がアドバンテージがあるのかなぁ、などとも思っています。 あと、理科や社会は中学受験の知識はそのまま生きますよね。小学校レベルと中高レベルでかなり思考の断絶があるのは数学のみの気はするんですが…。(あと、物理かな。) ただ、このあたりの私立組のメリットも生かせる人とそうじゃない人で分かれそうですが…。