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カップリングコンデンサのエージングについて
1チップICのLM380Nを利用した、小出力アンプを製作しております。 無事音がなることまでは確認し、コンデンサのエージングを兼ねて音量を上げたり、波 の音の入っているCDをかけたりいろいろやっているうちに、はたしてこのエージング方 法は、カップリングコンデンサのエージングについて意味があるのかと疑問を持ちまし た。 自分の作ったアンプは、いわゆる「革命アンプ」です。 革命アンプでは、負帰還をかけていますので、ゲインは23dB、つまり14倍程度まで制限 されます。LM380Nの入力信号は最大±0.5Vにクリップされるので、0.5Vx14は7Vにより、 出力される最大電圧は7V。 つまり最大音量時でも、カップリングコンデンサにかかる電圧は7Vとなる。 定格16Vや25Vのカップリングコンデンサに対し、それ以下の7V以下の電圧をかけ続け たとして、果たしてエージングの効果はあるのでしょうか。 なお、自分が普段音楽を聞く音量はボリューム1/5~1/4の位置です。Aカーブのボリュ ームを利用してるので、単純に計算することはできないと思いますが、これにより入力 信号が1/4に制限されているとします。 入力信号の最大振幅が0.5Vだとして、0.5x1/4=0.125V 0.125Vの入力を14倍して出力して、1.75V つまり出力される電圧は1.75Vにしかならないと思うのですが。 これは間違っておりますでしょうか。 間違ってそうだなぁ。
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アンプの電源を24時間以上切らないで使ってみてください。次に、一度電源を切って再度音をきいてください。音の違いが分らなければ、セッティングがうまくできていないか、またはあなたが音の判別がつかないひとだと思います。
- JT190
- ベストアンサー率47% (453/960)
> つまり最大音量時でも、カップリングコンデンサにかかる電圧は7Vとなる。 カップリングコンデンサには ・直流電圧は掛かりますが、直流電流は流れません ・交流電流は流れますが、交流電圧は掛かりません ですから、最大音量時でも、カップリングコンデンサに掛かる「交流」電圧は「0V」です。 > Aカーブのボリュームを利用してるので、単純に計算することはできないと思いますが、これにより入力信号が1/4に制限されているとします。 Aカーブで1/5~1/4の位置であれば、入力信号は数十分の1程度しかありません。 > はたしてこのエージング方法は、カップリングコンデンサのエージングについて意味があるのかと疑問を持ちました。 ・信ずるものは救われる。 ・「一個人の主観」を「世の中の客観」と取り違えてはいけない。
- saru1732
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こんばんわ(こんにちわ)。 まずエージングに関してですが、通常の組み立てでは二度実施します。 最初は部品単体を高温状況下に置いて、加速劣化させます。これは、 バスタブカーブ(故障曲線)の初期不良品をはじくためです。 二度目は実際に製品に組み込んだ後、通常温度下で実施します。 これは、製品全体の試験と音質向上を兼ねたものです。 ご質問者様の場合には、すでに組み込んだ状態になりますので、 > 定格16Vや25Vのカップリングコンデンサに対し、それ以下の7V以下の電圧をかけ続け > たとして、果たしてエージングの効果はあるのでしょうか。 当然ながらあります。 通常、十分なマージンを見込んだ上で設計を行いエージングを実施 しますので、ご質問者様と同じような事を実施しているわけです。 ただしLM380N程度(失礼)のアンプで、長時間エージングしても あまり意味が無いかも知れませんが。