• ベストアンサー

固定バイアスではカップリングコンデンサーが不可欠?

真空管アンプを作るとき、出力管を固定バイアスにするなら、その前段 をカソードフォロワーとしたとき前段との間に(カップリング?)コンデンサーは不可欠なのかしら? 尋ねる理由を示すのがエチケットですね。出力管のマイナスバイアスを小さくして使うためにカソードフォロワーにしようとしているのですが、同時に、固定バイアス方式も取り入れたいから、ということです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • JT190
  • ベストアンサー率47% (453/960)
回答No.1

> 真空管アンプを作るとき、出力管を固定バイアスにするなら、その前段 をカソードフォロワーとしたとき前段との間に(カップリング?)コンデンサーは不可欠なのかしら? 不可欠ではないです。前段のカソードを-電源に繋いでおき、グリッドも-で引っ張れば、前段のカソード電圧も-に出来ますから、そのまま出力管の固定バイアス電圧としてグリッドに直結出来ます。(直結=コンデンサ不要) ↓こんな感じ http://www2f.biglobe.ne.jp/~furovisu/s_single/sakuzu/801s1.gif > 尋ねる理由を示すのがエチケットですね。 エチケットだからではなく、「抽象的・概念的な質問に対しては、具体的な回答が出来ないから」です。 もっと言えば「質問者が何を考えているのか、何をしようとしているのか分からないから」「質問者自身がどの程度の予備知識を持っているか分からないから」です。 > 出力管のマイナスバイアスを小さくして使うためにカソードフォロワーにしようとしているのですが、同時に、固定バイアス方式も取り入れたいから、ということです。 前の質問と合わせて考えるに・・・ http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4716825.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4717333.html 「終段の211を浅めのバイアスで使い、グリッドが+になる領域まで振りたいので、前段をカソードフォロアにしたい」 ということですよね? (この「グリッドが+になる領域まで振る」のをA2級増幅と呼びます) この考え自体は正しいです。実際25年位前までは、211のアンプといえばドライバは12BH7の直結カソフォロと相場が決まっており、これで211のグリッドを+領域まで振って大出力を得ていました。 (現在では12BH7→出力管に置き換えたり、トランスドライブにする例が多いですが、それでも基本は上記の構成です) しかし・・・カソフォロドライバ管を211にすることは余り(というか全く)お勧めできません。 ・211をドライバにするなら、トランス結合とすべき (百歩譲っても、せいぜいチョーク結合) ・カソフォロドライブとするなら、同じような特性の小型管(VT62やVT25クラス)で十分 (カソード抵抗をある程度大きくしようすれば、プレート電圧を600V以上は掛けられなくなるはずで、211は不要) ・そもそも、直熱管をカソフォロで使った例を聞いたことがない (いろいろ問題が噴出する可能性があるので、事前に詳細検討が必要と思われる) ついでに書けば、直熱管の場合は両chのヒーター(フィラメント)電源は共用できません。(もちろん、片chの出力管とドライバ管でも共用できません) 意欲は認めますが、失礼ながら明らかに知識不足ですので、現時点で211のような高圧回路を弄るのは「絶対にやめておいた方が良い」と思われます。

elegantia
質問者

お礼

詳しい説明をありがとうございます。 現用のアンプの改造増築という構想なので、1.プレート電圧は500vである 2.インターステージトランスを取り付けることが面倒だし、取り付け場所もない、ということで、カソードフォロワーを考えました。アドバイスに基づき、さらに構想の細部を詰めていきます。

関連するQ&A

  • LUXキット KMQ60を自己バイアスにするには

    LUXキットKMQ60を譲り受けました。問題の出力管50CA10はゲッターなど見る限り比較的?良さそうですし、出力トランスも問題ないようです。このアンプの魅力は50CA10だと思っていますので熱暴走などを防ぎ、長く使用したいので「固定バイアス」方式に回路変更したいと考えています。つきましては、 1)カソードに入れる抵抗値、コンデンサーの値は? 2)B電圧は460V(PTの二次電圧は380Vで調整タップは付いていません)程度ですが、このままで良いのでしょうか? 3)自己バイアスにすることで、特性上のデメリットはありますでしょうか?音質に影響するようでしたら、オリジナルのままでと考えています。 真空管アンプなどの見識がありませんので、お教えください。

  • バイアス調整ってどうやるんですか?

    真空管のパワー管を交換した時の調整って具体的にどうやるのですか? 又どういう工具、機器が要るのでしょうか教えて下さい。 それと固定バイアス、カソードバイアスって何ですか?

  • 直流を通さないカップリングコンデンサーは交流を通す?

    真空管アンプのカップリングコンデンサーは、直流を通さないというその機能を利用しているということですが、直流を通さず、交流を通すということなんのでしょうか。増幅各段を移って伝わる信号電圧の電流は、交流なのでしょうか?

  • 管球アンプのカップリングコンデンサ

    管球アンプのカップリングコンデンサ0.2μFと0.1μF2個並列時の音質の差はありますか?

  • カップリングコンデンサのエージングについて

    1チップICのLM380Nを利用した、小出力アンプを製作しております。 無事音がなることまでは確認し、コンデンサのエージングを兼ねて音量を上げたり、波 の音の入っているCDをかけたりいろいろやっているうちに、はたしてこのエージング方 法は、カップリングコンデンサのエージングについて意味があるのかと疑問を持ちまし た。 自分の作ったアンプは、いわゆる「革命アンプ」です。 革命アンプでは、負帰還をかけていますので、ゲインは23dB、つまり14倍程度まで制限 されます。LM380Nの入力信号は最大±0.5Vにクリップされるので、0.5Vx14は7Vにより、 出力される最大電圧は7V。 つまり最大音量時でも、カップリングコンデンサにかかる電圧は7Vとなる。 定格16Vや25Vのカップリングコンデンサに対し、それ以下の7V以下の電圧をかけ続け たとして、果たしてエージングの効果はあるのでしょうか。 なお、自分が普段音楽を聞く音量はボリューム1/5~1/4の位置です。Aカーブのボリュ ームを利用してるので、単純に計算することはできないと思いますが、これにより入力 信号が1/4に制限されているとします。 入力信号の最大振幅が0.5Vだとして、0.5x1/4=0.125V 0.125Vの入力を14倍して出力して、1.75V つまり出力される電圧は1.75Vにしかならないと思うのですが。 これは間違っておりますでしょうか。 間違ってそうだなぁ。

  • 真空管アンプの調整(固定バイアス電流)

    真空管アンプの回路と調整について、2つ質問があります。 このアンプはKT88のプッシュプルです。 質問(1)プッシュプルの片側だけ、突然、カソード電流が減少して、VRで調整しようとしても、40mAまで増えません。   以前は、VRの真ん中あたりで40mAまで流れていたのに、今は最大に回しても、35mAまでしか増えません。   実際には、カソード抵抗10Ωで測定しているので、0.35V位です。   真空管に異常があるのでしょうか?   異常なら、球を早く手配したいです。 質問(2)KT88の第2グリッドとプレートの間に47pFのコンデンサが付いています。Webで調べてもこの意味、効果がわからないので、教えてください。   オシロで波形を見ると、方形波の時に、リンギングが少し減る様に見えますが。   この手法はあまり知りませんので、ぜひ教えてください。

  • OPアンプ間のカップリングコンデンサーは不用でしょうか

    LM358でオーディオ信号を扱う場合ですが、出力をボルテージフォロアーにする場合、例えば前段の出力を7番ピンから取り3蕃ピンの入力にします。 1,2番ピンは直結にしてここから電解コンデンサーで次段に出力しています。 この場合7と3番ピンの間にカップリングコンデンサーを省略して直結できるでしょうか? ちなみに7と3番ピンの間にテスターを入れると「じょじょ」に電圧が下がり最終的に電位差が無くなりました、この理由も教えてください。

  • 真空管アンプのプッシュプル回路について

    6AS7をプッシュプルで使ってます。 前にも、少し質問したのですが、 オリジナルは、単純にパラレル接続したプッシュプルだったのですが、真空管をビンテージ品に交換したところ、どうしても、ユニット間のバイアス電流のバランスが取れず、音も良くなく(歪っぽい)、出力も思ったほど上がらないので、パラレルを止めました。この管は双3極管で左右で4本ありますが、今は、1本1回路だけの贅沢な使い方をしています。 そこで、教えて頂きたいのは、 パラレル接続を止めたときに出力トランスとのインピーダンスマッチング等には影響ないのでしょうか? また、パラレル接続にした時の利点は、出力が大きく取れる以外に何かあるのでしょうか?欠点は何でしょう? です。 もし、トランスとの間で問題があり、パラレル接続のメリットが多いのであれば、パラレル接続に戻すことも考えたいと思いますが、その時、パラ接続するユニット間で特性を揃えなければ、なりません。 せめても、バイアス電流(カソード電流)だけでも夫々調整で揃えたいと思いますが、その場合、どの様な回路にすれば良いのでしょうか?前段からカップリングで分けるのでしょうか?前段への負荷は掛から無いでしょうか?不安が尽きません。 よろしくお願いします。 参考にオリジナルの回路図を添付します。

  • 真空管アンプバイアス調整

    YAQINの真空管アンプ MC-100B のバイアスmVはどれぐらいが、良いか教えてもらいたいのですが?説明書には0.55Vと書かれています。真空管はKT-88プッシュブルです。 宜しくお願いします。

  • バイアス電圧が下がるとどうなりますか?

     真空管アンプを使っています。某メーカーのKT88プッシュプルアンプです。説明書を見ているとバイアス調整をやってみたくなりテスターを当ててみると、どれも0.1V程指定より低くなっていました。均等に低くなっていた訳ではありません。改めて、それぞれ指定の電圧に調整しておきましたが、これはある程度期間が経つズレたりするものなのでしょうか?またそれは音質や真空管の寿命に影響するのでしょうか?

専門家に質問してみよう