• 締切済み

expert witnessについて教えてください。

米国の特許訴訟に関わる仕事をすることになりました。 米国の特許訴訟のなかでexpert witness(専門家証人)と呼ばれる人がいらっしゃるのですが、この方は訴訟で何をするのでしょうか? また、expert witness(専門家証人)になるにはattroney(特許弁護士)のような資格が必要なのでしょうか? お詳しい方がいらっしゃいましたら、ご回答お願い致します。

みんなの回答

  • miwamey
  • ベストアンサー率23% (89/371)
回答No.2

Expert Witness の料金は人によりけりです。料金は経験によって変わりますし「言い値」みたいなところもあります。料金が高ければお金で証言を買ったといわれることになりますし、低ければ経験不足で信憑性がないと言われる種になります。 又、誰がExpert Witnessになるかというのは弁護士とのこねの部分が大きいように思います。一応学問に基づいた検証の上で証言することになっていますが、Expert個人の価値観が大きく影響されますので、「この人は原告派(又は被告派)」というように見られることも多いです。(この辺りは裁判の時に争点になります。「原告派」のExpertが原告よりの証言をすると、被告は「あなたいつも原告派の意見ばっかり言うから意見が偏っている」と論議しますし、「原告派」のExpertが被告よりの証言をすれば被告は「この人はいつも原告派なのに今回は被告側についた。それくらい今回の事件は被告の主張が正当なのだ」と論議します。後者のようなケースは稀ですが。) 先日扱ったケースでは、原告の怪我による体機能の低下が争点だったのですが、原告に選ばれた「原告派」Expertは40%近い低下を主張したのに反し、被告側のExpertは0%か多くても5%ほどと結論を出しました。どちらの言い分に信憑性があるかというのは陪審員がいれば陪審員そうでなければ裁判官が判断することになります。人が判断するわけですから、いかにも威厳を持って信憑性をとけた方に采配が挙がることになるのが事の常。そういった意味から言えば「パフォーマンス」が審議されると言うのもあながち間違いではありません。(それが良いか悪いかは別として。それに、このパフォーマンスと言う点では一般人の証人(Lay Witenss)にも十分いえます。) どのくらいの経験があればExpertとみなされるのかと言うのはケースバイケースです。これもパフォーマンスというのか箔付けといったらよいのか、経験がないよりあるほうに信憑性を与えてしまうのも人の心情でしょう。ExpertがExpertになれるだけの経験があるのかというのも争点の一つになります。 最後にExpertの奪い合いですが、本当にあった話です。A対Bの訴訟で、B側についていたExpertがB対Cの訴訟でC側についたのです。これは寝返ったのではなく、A対BとB対Cが違う管轄裁判所で行われていて、それぞれのケースで違った弁護士が担当していたので、裁判が終わりに近づくまでわからなかったいうものです。私も驚きましたが、他の弁護士さんも驚いていました。結局和解してしまったので、Expertがどのようにフォローするのかを見ることは出来ませんでしたが。 州や管轄裁判所(特に特許裁判所のような特殊なところでは)ルールや習慣も多少違ってくるかと思います。今回は体験談みたいになってしまいましたが、感じがつかめてくださればと思いました。

  • miwamey
  • ベストアンサー率23% (89/371)
回答No.1

Expert WitnessはLay Witness(普通の一般人の証人)が証言できない専門的なことを証言します。Expert Witnessは弁護士である必要はありません。(尚、Attorneyは弁護士です。特許弁護士はPatent Attorney。)と言うか、弁護士は普通はExpert Witnessにはなりません(Legal Malpracticeとか弁護士料金(Attorney's fee dispute)に関する訴訟でしたら必要ですが。) 例えば交通事故の訴訟だと次のようなExpert Witness が考えられます。原告の怪我の状態について医療関係のExpert Witness(大体が医者。看護士の場合もあるが箔が落ちる。心理的障害なら精神科医やPsychologist)。車の動き、接触時のインパクトなどについて証言する人(バックグランドはCivil Engineeringが多かったと思います)。原告の収入ロス(Lost Earning)や稼ぐ能力のロス(Loss of Future Earning Capacity)について証言する人(Vecational Consultantー社会学者のバックグランドの人が多かったと思います)。 ここまで書いて、ご質問は特許訴訟だったと気づきました。特許訴訟の際はどの分野の特許なのかににより、どのような人がExpert Witnessなるかは変わってくると思います。例えば、医薬品だったら、医者とか薬剤師でしょうし、車の部品だったらMechanical Engineerとか、物理学者、研究者(鉄の成分がどうのとかと言う話になるでしょう)。 最近の米国での訴訟はどれだけ良いExpert Witnessを確保できるかによって結果が左右されるといっても過言ではありません。このごろはExpert Witnessを使いすぎの風潮な所があり、こういった事項に関してはExpert Witnessの証言は受け付けないと言ったルールが出てきてるくらいです。

nekopoko
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 >例えば、医薬品だったら、医者とか薬剤師でしょうし、車の部品だったらMechanical Engineerとか、物理学者、研究者(鉄の成分がどうのとかと言う話になるでしょう)。 物理学者、研究者、医師、薬剤師等ということは、訴訟に関わる技術分野の専門家であれば、誰でもExpert Witnessになり得ると言う事ですね。 >最近の米国での訴訟はどれだけ良いExpert Witnessを確保できるかによって結果が左右されるといっても過言ではありません。 専門家であれば誰でもExpert Witnessになれる事を考慮すると、訴訟を有利に進めるべく、良いExpert Witnessを確保するためには依頼費がかなり高額になりそうですね。それとも一律で規定されていたりするのでしょうか?ひとりの専門家を奪い合い、などと言う事も起こりそうな気がしてしまいます。 また、良いExpert Witnessの定義とはその分野のにどれだけ精通しているかと言う事でしょうか?それとも米国訴訟(陪審員制度)からするとパフォーマンス重視になるのでしょうか? 再度質問を返す様な形で恐縮ですが、もしご存知であれば教えていただければ幸いです。

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