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食品残渣を豚の餌にすることについて

すいませんが、おわかりの方は教えて頂けませんでしょうか。 食堂やコンビニなどでは、食べ残しや賞味期限がきれた弁当などがたくさん捨てられているという話を聞きました。ある養豚業者さんが、それを、豚に食べさせたいと言っています。 豚に食べさせるというやりかたは、廃棄物関係の法律に該当するのでしょうか? すいません。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • fumi26
  • ベストアンサー率82% (161/194)
回答No.4

「残飯」を豚の餌として利用することが試行されております。関連の法律では、また机上の行政からすれば何ら問題はなく、飼料化はエコ志向で歓迎されニュースになります。けれど、このような安易な解決には落とし穴があります。 昔「残飯養豚」が各地にありました。金を払って残飯を集め、安い生産費で利益を生む特異な畜産でした。しかし、30年前から廃業が続き、すでに忘れさろうとしております。その原因は、厚脂(背中の脂肪層が多すぎる)になるためおおむね等外品とされ格安に取引されること、必要量以上に残飯を引き取り腐敗が発生する、防疫上の問題、公害の発生です。このため、現在では自衛隊などは残飯処理のため高額の処理費を負担しています。 機械屋は保存のため乾燥や発酵のための施設も考案しております。しかし元来油ものが多いため、市販飼料の脂肪含有率の2倍から3倍を含んでおり、与えた豚の厚脂発生だけでなく脂肪酸化から軟脂(柔らかい脂肪)の発生も懸念されます。実際には、残飯だけで豚を肥育することは難しく、低脂肪の飼料と混ぜて与えなければなりません。このため、主流の大規模養豚企業では使えない技術になります。コンビニなどが集荷する経費と人件費も考慮すれば、普遍的な実用技術とは考えられません。これは、コンビニなどでは弁当などの仕入れが常に過剰になること、廃棄する弁当などの処理費を引き下げたい販売業者の願望からの安易な検討で、企業のエコへのPR手段にすぎない、言い換えれば「偽装エコ」ですね。利用者である養豚から発想すれば、都市周辺での集荷・処理・貯蔵・輸送施設で都市にある食品残さ全てを対象に検討するでしょう。豆腐かす、食パンの耳、回収食品など、飼料資源は大量に存在しますが、企業単位で処理しようとしても企業エゴを生むだけです。

参考URL:
http://okwave.jp/qa3625268.html
futty_0304
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 法律や制度上の問題の他に、有効性の問題もあるのですね。 有用な考え方をご教示頂きありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.3

豚に食べさせる場合、その食べ残しなどは廃棄物ではなく商品として購入するという形を取るようにします。 そうすると廃棄物関係の法律には引っかかりません。

futty_0304
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうですね。購入すればいいんですよね。 廃棄物のままだと、法律に引っかかる可能性がありますね。 ありがとうございました。

  • m_inoue222
  • ベストアンサー率32% (2251/6909)
回答No.2

>廃棄物関係の法律に該当するのでしょうか? 抵触しないでしょう 昔から現在でも一般的に行われています http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLD,GGLD:2005-15,GGLD:ja&q=%e9%a3%9f%e5%93%81%e6%ae%8b%e6%b8%a3%e3%80%80%e9%a4%8a%e8%b1%9a ・豆腐屋から ・菓子やパン工場から ・飲食店から 様々な食品残渣が使われています 食品の値段で考えると... 「観賞用」-「嗜好品」-「食品」-「飼料」-「肥料」-「廃棄物」 こんな流れですね 腐った食品、傷んだ食品でも「肥料」としては使える物も有ります

futty_0304
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに昔は、(今も?)豚に残飯を食べさせる事が一般的だったようなイメージがあります。 でも、飼料にするのであれば、やっぱり買わなければならないのでしょうかねえ… ありがとうございました。

回答No.1

法律的なことは素人で自信ないですが、多分何も問題ないはずと思います。 むしろ、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」では、そのような再利用を促進しようとしていますが、義務付けまでは行っていないのが現状のようです。 韓国では相当前から、街の食堂やレストランの残飯を家畜飼料に再利用することが義務付けられているようです。その為に、爪楊枝は、木製、プラステック製でなく、米粉を固めたものを使用しています。家畜を傷つけないためです。法律で義務付けられているようです。 日本では、残飯に含まれる爪楊枝や、プラステイック製バランなど、飼料とならない、むしろ害となるものの排除が問題となります。一店舗だけの問題でなく、地域社会全体がそのような方向に向かい努力しあう大勢がほしいですね。客が残飯も分別するような社会にならないと。日本だと折った割り箸や吸殻が等、他にも有害なものが混入しそうですね。この点では随分途上国です。 燃やせばCO2を増やすだけ。家畜飼料や堆肥でreuse/recycleすれば立派なecoです。 ぜひうまくいくといいですね。 地方自治体になんら彼の協力をしてもらえるように相談したらどうでしょうか。(ついでに法律上問題ないかの確認のためにも)

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E6%B3%95
futty_0304
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございました。 韓国では、残飯を家畜に食べさせることが進んでいるのですね。 バイオエタノールとかの関係で、飼料の値段が上がっていると聞きます。日本でも、ただ、燃やすのではなく、そのような流れができればいいと思います。 法律関係は、地方自治体などに確認した方がよいですね。 ありがとうございました。

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