「聖人」ってキリスト教徒には重要なんですか？

質問

・カトリックだけですか？
・（日替わりで聖人の日があるので）誰の聖人の日ということを日常的に意識しますか？
・現在も聖人の認定を行っているのですか？
・聖人が奉られている寺院があるのですか？

http://www.pauline.or.jp/calendariosanti/index.php

http://wikipedia.atpedia.jp/wiki/守護聖人

と質問者はこの二つだけを読みました！

お願いします。

回答No.3

noname#125540 · ベストアンサー

聖人はカトリックだけでなく、ロシアなどの正教会でもあります。
他の宗派でもあるようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E4%BA%BA#.E3.82.AD.E3.83.AA.E3.82.B9.E3.83.88.E6.95.99

マザー・テレサは異例の早さで列福されたそうです。
５０年ぐらいかかるのが普通のところ、死後６年で。
また、昨年11月には長崎の江戸時代の殉教者たちが列福されました。

小さき花のテレジアとして有名なテレーズは、
死後２８年で列聖されたそうです。19世紀フランスの人です。
（名前は知っていたのですが、初めて詳細を読みました）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA

私はクリスチャンはないし、現代のことは存じませんが、
19世紀ロシア小説『白痴』を読んでいると、ヒロインの「名の日」を祝う小さなパーティーをの場面が出てきます。
探してみたらウィキペディアには「聖名祝日」という記事がありました。
ロシアは正教会です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%90%8D%E7%A5%9D%E6%97%A5

聖人を奉っているというか、捧げられたというのか？
聖人の名前が付いた教会はたくさんありますよ。
ローマのサン・ピエトロ寺院（大聖堂）は聖ペトロですし。
スペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂は聖ヤコブです。
カトリックだと思いますが、聖遺物（キリストの遺品聖人の遺骨、遺品）を奉った教会もあります。
http://www.geocities.jp/benedict_loire/com/enq/enq0021.html

なお、ウィキペディアの記事は完全かどうか分からないので、
ちゃんと理解したい場合は他の資料も併せて読んでみたほうが良いです。

外国語カテゴリらしい記事をひとつ付けておきますと、
さらに怪しい人名事典。名の由来と関連する聖人名が分かります。

参考URL：

http://www2u.biglobe.ne.jp/~simone/more.htm

お礼

完璧な回答ありがとうございます！

カトリック教会、正教会、東方諸教会、聖公会などでもあるんですね
自分の読んだのには、カトリックだけのように書いてあったのですが

テレーズについては知りませんでした
日本で有名だそうですね
ちょっとなぜ聖人になりえたかは記事を読んだだけではよく理解できなかったのですが、もうちょっと自分で掘り下げようと思います

聖名祝日っていうのもあったんですね！
面白いです

ローマのサン・ピエトロ寺院に行ったことあるのですが、
ちょっと意識的に聖人を意識してなかったので教わって今知りました

ありがとうございます！！

回答No.5

MAY1814

こんにちは。カトリック信者です（あまり詳しくありませんが）。
＞カトリックだけですか？
　ロシア正教、ギリシャ正教、聖公会（イギリス国教会）などが聖人がいます。プロテスタント諸派は多分偶像崇拝という認識があるのだと思います。カトリックでは、偶像崇拝ではなく尊敬する人を認定するといった感じです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E8%80%85%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

＞（日替わりで聖人の日があるので）誰の聖人の日ということを日常的に意識しますか
　自分の守護聖人（洗礼名に関する聖人）、又は家族の聖人の日、マリア様の日は一応気にします。毎日の聖人までは覚えちゃあいません(^_^;)。一応カトリックのカレンダーなので載ってはいますが見てないです。

＞現在も聖人の認定を行っているのですか
　行っています。これはヴァチカンに列聖省というものがあり、聖人、その前の福者になるまで、様々な調査をして認定を行います。昨年の１１月２４日に日本でペトロ岐部と１８７人の列福式が長崎で行われました。多分今世紀最後の日本で行われる列福式になるという事で、長崎は国内外からカトリック信者が集まりました。列福式を迎えるまで２０年ぐらい国内で調査をして、尽力して認定をもらいます。そうでないと聖人だらけになりますので(^_^;)。特別な功績があった方は、異例の速さで福者になる事があります。マザー・テレサもそうですし、現在、前教皇のヨハネ・パウロ２世も列福の調査が行われているようです。↓に分かりやすく書かれています。
http://www.pauline.or.jp/chripedia/mame_refukuresei.php

＞聖人が奉られている寺院があるのですか
　あります。聖パウロ教会（聖公会）、聖ヨハネ教会（聖公会）、聖フィリポ教会（カトリック）など、聖人名と教会を入れると沢山出てきます。教会の守護聖人もいます。例えばカトリック成城教会なら聖タデオとか。

　ご参考までにm(__)m。

お礼

回答ありがとうございます

日本にも聖人があったら面白いですね
と言っても認定する機関が文科省あたりになりそうなので、批判が多そうです

やっぱり家族だけですよね
それと特に有名な人

ペトロ岐部と１８７人は恥ずかしながら知りませんでした

ちょっと無知をかもし出したかもしれませんが、すいません

でも参考になりました
ありがとうございます。

回答No.4

ismael

カトリックに取って聖人は、クッション装置です。
ご存知のようにキリスト教では偶像崇拝が禁止されていますが、キリスト教以前の多神教や偶像崇拝をいきなりゼロにすることは困難だったのでそういう宗教心を聖人という形で掬い上げ、キリスト教にとって無害にしようという装置だった面が有ります。マリア信仰も、大地母神信仰と通じ合っています。
ルルドやスペインの各地にある「黒いマリア像」など全く異教の雰囲気を漂わしています。
マリア自身が聖人と認められたのはかなり後になってからです。

http://popup7.tok2.com/home2/ancient/ma-holy.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/地母神
http://www002.upp.so-net.ne.jp/mikuroom/country/jesus.html

お礼

そうなんですね
信心深い人にはクッション装置だなんて口が裂けてもいえません

「黒いマリア像」についてははじめて聞きました
ありがとうございます

回答No.2

Tacosan

「誰の聖人の日か」を最も意識するのは 2月14日? あと本屋としては「サンジョルディの日」（4月23日) もポイント. なお, 以前のフランスでは子供に名前を付けるときに「カレンダーに名前の乗っている聖人」の名前を使わなければならないという法律があって, 「めんどくさい」とばかりに「子供の生れた日の聖人」の名前をそのまま使った例も多いんだとか.
もちろん今でもカトリックでは聖人の認定 (列聖) をしています... が, 聖人になる前に「福者」の認定 (列福) が必要になります.
ちなみに, 規則では「福者であったかどうか」を調査するのは死後 5年以上, 「聖人であったかどうか」の調査は死後 10年以上たっていることが必要なんですが, いろんな事情でこの時間は短縮されることがあります. 例えばマザーテレサやヨハネパウロ2世などは, ほぼ死の直後から列聖・列福の調査が始まっております.
現代イタリアの守護聖人 (の 1人) であるアッシジのフランチェスコは, 今でもアッシジにある聖フランチェスコ聖堂に眠っているそうです.

お礼

はい、バレンタインもうすぐですよね
「サンジョルディの日」も東京でフェアを行っているので何回か行きます

フランスにそのような法律があったとはとても興味深かったです
ありがとうございます

回答No.1

noname#111031

カトリックでは現在でも聖人とか福者の認定をローマ教皇の名前で行っております。カトリックに限らず、過去の聖人と言うか有名な司祭や宗教家の名前にあやかった名前を教会に付けていますね。例えば、上智大学の直ぐ近くの”聖イグナチオ教会”は上智大学を設立し経営して居る修道会のイエズス会を設立に関わった一人であるイグナチオ・ロヨラの名前を使っております。その他、カトリック、プロテスタント等の宗派に関係なく同じ名前を使っているのをママ見ますね。
各日にクリスチャンネームが当て嵌められておりますが、これはその日と名前を持った聖人と何らかの関連がある筈です。その名前を付けられた信者の方は、”霊名日”を気にされると思いますが、他人のことは如何でしょうか？　ご質問への答えになったか疑問がありますが。

お礼

ありがとうございます
教会に通ったことは一度だけなので。。。
はい、ちょっと読んでいたら、« elle va coiffer sainte Catherine »
という表現がでてきて聖人に興味持ちました