• ベストアンサー

ライトノベルは…

涼宮ハルヒとか勺眼のシャナとかみたいな登場人物の人物造詣がオタクの妄想としか言えないようなライトノベルではなくてちゃんとした人物が書けているライトノベルが読みたいんですけどありますか? それともライトノベルはこんなのばっかりですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tinytots
  • ベストアンサー率51% (18/35)
回答No.3

初めまして、大学生(女)です。 私自身はハルヒやシャナを読んだことがないので、どこから『オタクの妄想としか言えないような』レベルになってしまうのかがわからないのですが、とりあえず個人的に楽しかった本を紹介させてください。 また、オタクさんが多数出現する以前のものであれば安心かなと思ったので、大御所さんの本、初版がかなり前で現在も人気があるものをオススメしていきます。 個人的には、世界観が作りこまれていてどんどん読み進められるような物語が大好きです。 LOHAさんが先に紹介したwikiにも多くの作家さんの名前が出ていますが、コバルト文庫やホワイトハートの作家さんも挙げられているので、こちらの文庫も含めて推薦したいと思います。 ただ、edogeinkorさんが男性だった場合、私は女子なので少し嗜好がズレてしまうかもしれませんが…; ●氷室冴子さんの【なんて素敵にジャパネスク】シリーズ、【銀の海 金の大地】シリーズ 参考*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%AE%A4%E5%86%B4%E5%AD%90 これは二つともかなり前に出された氷室冴子さんの小説ですが、現在も根強い人気の高い小説です。前者は平安のコメディ(?)、後者は大和の時代の歴史を絡めたファンタジー。 大御所の作品だけあって、惹きこまれる文体と雰囲気に圧倒されます。複線などに本当にあった歴史上の出来事・人物をからめてあるのが特徴です。 丁寧な描写で小説の中に埋没するのにはぴったりです。 ●荻原規子さんの【西のよき魔女】シリーズ、【勾玉】シリーズ三部作 参考*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%BB%E5%8E%9F%E8%A6%8F%E5%AD%90 ライトノベル、に含めていいものか微妙な所ですが、児童書でも大人向けでも出されている名作です。 緻密に繊細に作りこまれた世界観と幻想的且つ純粋小説的なストイックな文章が魅力で、大人から子どもまで幅広く人気をはくし続けるのもなっとくの作品です。 ●樹川さとみさんの【楽園の魔女たち】シリーズ 知る人ぞ知る大御所さんの代表作。 設定としては、4人の女の子が謎に満ちた魔術師の塔で魔女になるべく修行を積むコメディです。登場人物が個性的で、なおかつ文体の運びや間の取り方が非常に上手な作品で、一冊読めば次も読みたくなると思います。 ある意味オタクさんが見れば「萌え」られるのかもしれないけど、そういう対象としてではなくて読み応えのある素敵な作品です。 私が小学生高学年の頃からあるもので、文体がコミカルで面白く、文章の勉強にももってこいのオススメ作品でした。 ●榎木洋子さんの【龍と魔法使い】、【ロダーロイス】、【緑のアルダ】、【影の王国】シリーズ 参考*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%8E%E6%9C%A8%E6%B4%8B%E5%AD%90 大御所中の大御所。 もう語りだしたら止まらないので、立ち読みしてみてください。 男子でもはまってました。 ●小野不由美さんの【十二国記】シリーズ 参考*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%9B%BD%E8%A8%98 これはもう紹介するまでもない名作です。 緻密な描写といい圧倒的なスケールといい言うことなしの小説!! ●壁井ユカコさんの【キーリ】シリーズ 少し退廃的な雰囲気のファンタジーで、続き物ですが一冊が5話くらいに分かれていて読みやすいです(本構成はキノの旅みたいな感じです)。 雰囲気が独特ですごく好きなお話なので、是非読んでみてください。 ●深沢美潮さんの【フォーチュンクエスト】シリーズ RPGゲームをしているような感じになれる物語で、一言で言えば『初心者パーティーの進むドタバタ珍道中』ってところでしょうか。 少し懐かしいRPGのような書き方が楽しい小説です。 上に挙げた壁井ユカコさんや、LOHAさんが挙げている橋本紡さんなどは、ライトノベルではなくハードカバーの大人向け小説も出しているので、ストイックな小説も見つけやすいかと思います。 橋本さんのハードカバーでは【九つの、物語】がおすすめです。 稚拙な長文で申しわけありません。 上記の作家さんたちは大変有名なので、それなりに蔵書が豊富な図書館などには置いてあったりします。 素敵な本との出会いがあることをお祈りしています。

edogeinkor
質問者

お礼

たくさん挙げていただきありがとうございます。 オタクの妄想としか言い様がない…僕が読んだ(そして呆れた)ライトノベルは学校が舞台のが多かったんですけど単に世界観にリアリティを感じさせる力が無いだけなんじゃと思ったからです。 学校のシーンはベタなお約束(現実にはありえないような)が大量にあるのでそういうのを使ってお茶を濁してページ数を稼いでるだけの様な印象を受けたからです。 そういうベタなシーンをナナメ読みしたらちょっと有得ないほど短い時間で読み終わってしまったので。

その他の回答 (8)

  • LOHA
  • ベストアンサー率52% (203/388)
回答No.9

No.1ですが、一応読んだことあるもので、具体的にお勧めのもの(または好みに合ってないと思われるもの)を書いておきます。最近のもの中心でいきます。それとあくまでも私の主観ですのでその点も考慮してくださいね。 ・GOSICK No.1でも上げましたが、作者はなんと「私の男」で直木賞をとっている桜庭一樹さん(女性)です。 ほんのりラノベ臭を放つミステリー小説です。ちなみにあとがきが長いです。一応、一話(一巻)完結なので気軽に挑戦できると思います。学園ものです。 ・半分の月がのぼる空 これもNo.1で上げましたね。 一部非現実的で臭~いシーンもありますが、総じてこれは比較的まともでしょう。既に完結してます。主人公は学生ですが学園もの、というよりも病院ものという方が正しいですかね。 ・狼と香辛料 最近アニメ化とかもしてましたが、比較的まともな路線です。 描写も結構丁寧で、お勧めの作品ですね。主人公は行商人というラノベにしては少し変わった設定です。 ・ゼロの使い魔 これは多分好みに合わないと思います。 キャラも濃いですし、読んでて疲れます。あのテンションについていける体力がないときついです。ちなみに飽きたため9巻ぐらいから買ってません。学園ものです。 ・とある魔術の禁書目録 今アニメやってますが、多分合わない作品だと思われます。 読んでて非常に疲れる文章です。これも学園ものです。 ・いぬかみっ! 獣っ娘がいっぱい出てくるラノベですが、なんというかギャグ漫画を読んでるような感じだった記憶があります。主人公は学生ですが、学園にいないときの話のほうが多かった記憶がありますね。 もしかしたらお勧めできるかもしれません。 それとある意味ではハリーポッターあたりもラノベに入るんじゃないかなぁという感じがしますね。興味があるなら読んでみてもいいかもしれませんね(ちなみに私の場合、あまりに出版にブランクがあきすぎたため飽きた、というか内容を忘れたため途中から読んでません(笑))。 ざっとこんなところでしょうか。何か参考になってたら幸いです。 では、長々と失礼しました。

回答No.8

よくわかります。 特にここ数年で刊行されたシリーズを読んでると、そういうものが多くてちょっとうんざりすることも多くなりました。 他の方も書かれていますが、カバーでうんざりすることも多いです。 そういう風潮なんでしょうかね。むしろ「ライトノベル」って言われるようになって来たころから、一気にそういうのが増えてきたような気がします。 なので、この際学園ものを避けるとか、あえてちょっと古いものに目を向けてみるというのも手かもしれません。 既出ですが『銀河英雄伝説』。少年少女が主人公ではないので、ちょっとハードルは高いかもしれません。SFなのですが、メインは壮大な人間ドラマです。 個人的おすすめは『流血女神伝』シリーズ。ちょっと巻数は多いのですが、今年完結しました。 コバルト作品の中ではかなり異色の作品だと思います。 主人公カリエが運命に翻弄されながら成長していく物語です。 ライトノベルに含まれるかどうか微妙ですが有川浩さんとか茅田砂胡さんとかどうでしょう。戦記物がお嫌いでなければ『デルフィニア戦記』とか。 あと他の方も上げてますが、冊数的にも『十二国記』は手に取りやすいんじゃないでしょうか。 いずれにせよ、すべてがすべてオタク妄想なものばかりではないと思うので、素敵な作品に出会えることを祈っています。

edogeinkor
質問者

お礼

ありがとうございます。 そう言えば学園モノの多さはちょっと異常な気がします。 そして何が凄いって登場人物に共感できないものばっかりなんですよ。 この前一般小説で学生が主役の小説いくつか読んだけど作者が結構年配の人にも拘らず登場人物たちに対する感情移入の度合いが全然違いました。 ライトノベル作家の方が年齢近いから本来ならより感情移入できるはずなのに…だから妄想なんて感じたのかもしれません。 十二国記に銀河英雄伝説はよく出てくるので挑戦してみたいと思います。

回答No.7

その気持ち、よくわかります。 読めば多分面白いと思うのですが、なにせカバーイラストからして萌え萌えなので、「オタクの妄想」と思われても仕方ないと思います。 現に、私もラノベは好きですがハルヒもシャナも読んだことがありません。 でもカバーイラストを乗り越えて(笑)読んで面白かったのは、 「ゼロの使い魔」 「少年陰陽師」 の2点です。 どちらもイラストは、はっきりいってオタク系です。 特にゼロはブックカバーなしには外では読めないかと。 でも内容はどちらも濃く、またストーリー展開が上手いので良い意味で一気に読ませてくれます。 ゼロはかなりツンデレが強いですが、それを差し引いても主人公の活躍は手に汗握って読み応えがありますよ。 少年陰陽師は女性向けの感が多分にありますが、それでも平安時代をよく研究していて歴史好きなら楽しめると思います。 どちら人物がよく書けてますし、感情移入も出来ると思います。 ライトノベルは本当に玉石混交なので、イラストに惑わされて良作を見逃す場合もあります。 かといってイラスト頼りに買うと中身がアレだったり…。 そういう意味では結構、ギャンブルかもしれません。

edogeinkor
質問者

お礼

「ゼロの使い魔」 「少年陰陽師」 ですね。わかりました。 ただ僕読まずに言ってるんじゃなくてハルヒもシャナも人気あるらしいから読んでみたら呆れたんですけどね。

  • 10724
  • ベストアンサー率43% (18/41)
回答No.6

『マリア様がみてる』はどうでしょう? 文章はマトモですし話もマトモです。 メディアミックスされていますが、 純粋に小説版だけ読む分には良いと思いますよ。

noname#125540
noname#125540
回答No.5

ライトノベルは読まないのでわかりませんが、 昔、ライトノベルの走りか前身かというコバルト文庫でしたらいくつか読んでいました。 他の方がおっしゃっている氷室冴子さんとかですね。 あとは新井素子さん。 新井さんの文体は好き嫌いがあると思いますが、人物描写はリアルです。 再刊された文庫もありますので、探してみては? 『おしまいの日』は個人的にはちょっと甘ったるい感じがしましたが(似た設定だが硬派な松本清張の『神と野獣の日』を読んだ後だったのでその影響があったと思う)、つまらなくは無かった。 昔あった『星へ行く船』シリーズは面白かったように記憶しておりますし、最近の『チグリスとユーフラテス』は、一見甘ったるいようでいて、書いてあることは全然甘ったるくないのです。 ウィキペディアを読んだら「こりゃ辛いなあ」と思いました。 まさに「産むということ」や「不妊ということ」「女性というもの」です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%BA%95%E7%B4%A0%E5%AD%90 既出の『銀河英雄伝説』もいいですよ。 長いので買うのが大変そうですが。 私は人に借りて一気に読みました。 田中芳樹さんはオタクでなくても読みますので(?)、いいんじゃないでしょうか。 ライトノベルというよりSFです。

noname#163642
noname#163642
回答No.4

電撃文庫の「ミミズクと夜の王」がオススメです。 ライトノベルには珍しく、キャラの絵がありません。 大人から子供までオススメできる作品ですよ。

edogeinkor
質問者

お礼

ミミズクと夜の王 ライトノベルには珍しくキャラの絵が無い ライトノベルってヒロインがブサイクだったり挿絵が下手だったら人気出ないんじゃないかと思ったりしたぐらいなので期待できそうです。

  • disease
  • ベストアンサー率18% (1239/6707)
回答No.2

銀河英雄伝説 ロードス島戦記 がいいですよ。

  • LOHA
  • ベストアンサー率52% (203/388)
回答No.1

いろいろと反響を呼びそうな質問ですが・・・それはいいとして、とりあえず、 >涼宮ハルヒとか勺眼のシャナとかみたいな登場人物の人物造詣がオタクの妄想としか言えないようなライトノベルではなくてちゃんとした人物が書けている ということで、その「人物」についてですが、こういったところは各人の主観的なものがあるので、なんともいえないと思いますね。「ちゃんとした人物」とは何でしょう?常識人ということでしょうか? ということで色々書きましたが、一般的に比較的まとも(何をもって「まとも」というのかはさっぱりわかりませんが…)なのを読みたいのでしたら、越境系(wikipedia参照)とか言われる著者の作品はお勧めできるかもしれません。 たとえば、橋本紡さん(半月など)とか桜庭一樹さん(GOSICKなど)とか。 ただ結局のところ気に入るか気に入らないかはあなた次第でしょうから、買う前に本屋で立ち読みするなり、その手の雑誌を買うなりするのが最も堅実だと思います。 以上、何か参考になったら幸いです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB
edogeinkor
質問者

お礼

読んでみたら着替えのシーンに出くわしてキャーとかそんなシーンばっかりだったり主人公に好意を寄せるシーンがあざとくて呆れてしまって… まぁそうですね常識人といったところです。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう