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新幹線・鉄道の知識をつけたいのですが
新幹線が好きで、新幹線の雑誌や本をよく読みます。 写真に見とれながら楽しく読んでいるのですが、どうしても少し難しく感じてしまいます。 基本的な言葉の意味がわからないのです。 (例) ・○○番台って? ・○○編成って? ・「E4系」の読み方(いーふぉー? いーよん?) などなど。 新幹線好きの入門者としての知識をつける、おすすめの方法を教えて頂きたいです。 よろしくお願い致します。
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ここでは、E2(いーに)系を例にして説明します。 まず、○○番台っていうのは、それによって仕様が異なるということの目印です。 同じE2系でも、0番台と1000番台があります。 0番台は長野新幹線(正式には北陸新幹線って言うんです。これ知らないと恥かくよ)、1000番台は東北新幹線を走ります。 どう違うかというと、0番台は長野新幹線特有の60Hz対応、碓氷峠の勾配対応となっています。 その代わり、0番台の営業最高時速は260キロですが、1000番台は営業最高時速275キロです。(実際に275キロ出すのはごく僅かですが) てなかんじで使用される路線にあった装備になっているんです。(ちなみに、0番台と1000番台は塗装が違うのですぐ見分けられますよ) 次に、○○編成ですが、これはいわゆる各編成に与えられる名前です。 E2系には、N編成とJ編成があります。N編成は0番台、J編成は1000番台のことを指します。(このアルファベットが指す意味は今覚える必要はありません。頭が混乱する危険があります。) そして、その後に作られた順に番号が付けられます。 たとえば、J52編成は、1000番台の52番目に作られた車両とか。 最後に、E4系の読み方ですが、基本数字に英語は使わないのでいーよんです。 どうですか、鉄道って、奥深いでしょ。これから、いろいろなことに興味を持って、たくさんの知識を身につけてくださいね。 (注)在来線については新幹線と全く異なります。もし在来線に興味を持ったときは、くれぐれも新幹線気分でいないように。
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- FEX2053
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一言だけ。 wikipediaの鉄道に関する記述は結構しっかりしています。 専門用語も結構出てきますが、wikipediaの特質としてちゃんと リンクが張られており、知識のチェックがやりやすいです。 例として、新幹線E4系の記述のリンクを張っておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9AE4%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
知っていることだけ、書き込みます。 ・○○番台って? 同じ形式でも、例えば、モハ200系と言っても、1編成には複数のモハ200が入ります。例えば16両編成で、 Mc+M’+M+M’+Ms+M’s+M+M’+Md+M’+M+M’c という12両編成があったとします。 Mcはモーターと制御室(運転台)が着いた先頭車クモハ200系、Mは中間車でモーター着きモハ200系、M’は中間車でモーター着きモハ201系、Msは中間車でもグリーン車でモーター着きモハ215系、M’sは中間車のグリーン車でモーター着きモハ216系、Mdは中間車でビュッフェ着きモハ236系、M’cは制御室着き電動車(先頭車)でクモハ201系となっていたとします(型式番号は架空です)。 全車両Wc付きですが、側ドアの数などが不均一とします。「’」が着くか着かないかの違いは、着くものと着かないもので1組にして、運転関連の電装品を、モーター以外は2両単位で共有する「電動車2両永久固定方式」を採用しているために下回りの装備品が若干異なります。 さて、この編成で、Mと書かれた車両は3両組み込まれています。この時、何両目に組み込まれるかで「側ドアが1箇所の車両」「側ドアが1箇所で荷物置き場のある車両」「側ドアが2箇所の車両」と別れていたとします。 これを全て別形式にすると、モハだけで200系、201系、202系、203系・・・と言ったように、形式がやたら増えます。 しかし、基本構造が一緒の車両を1形式にまとめ、「側ドア1カ所の車両」を基本形式として1番から番号を振り、「側ドアは1カ所だけど荷物置き場のある車両」は401番から、「側ドアの2カ所の車両」は701番からとすると、1形式で済んでしまい、煩雑にならずに済みます。 先ほどの例の編成でなら、モハ200系はモハ201系と組む車両が1番から、クモハ201系と組む車両は501番から振れば判りよいですね。 この時、基本番号の1番から振った車両を0番台、501から振った車両を500番台と呼びます。 新幹線ではないですが、番台区分で良くあるのが、 800番台:地下鉄乗り入れ用 900番台:試作車両 と言った決まりものもあります。 E231系は 0番台 :総武線・中央線各駅停車と常磐線 500番台:山手線専用車 900番台:当初209系920番台として試作された、E231系の試作車 1000番台以上:湘南新宿ライン と言うように別れています。 私鉄でも例えば、西武鉄道の6000系は 0番台:ステンレス車両 50番台:アルミ車両 と言うのもあります。 東武の10000系は 0番台:最初の製造車両 30番台:ビート加工の少なくなった、正面等のマイナーチェンジ車 50番台:バリアフリーに対応し始めた頃の製造車両 と言った別れ方もあります。 実際には、他にも分け方は色々ありますね。 ・○○編成って? これは、色々あって難しい所がありますね。 1編成の編成両数を表わすことが多いとは言えます。車両が8両で編成を組んでいる時は8両編成、10両で組んだら10両編成といった具合です。 新幹線では8両、10両、12両、16両が長いものでしょうね。 運用目的によって、同じ形式、同じ車両数で組んでいても、編成の内容がことなることがあります。 例えば、16両編成で全車普通車で組成したもの:V編成 16両で中間に2階建てグリーン車を2両組み込んだもの:G編成 16両で中間に2両の普通車と2両のグリーン車の2階建て車両を組み込んだもの:R編成 と言った名付け方をするケースがあります。 当然ながら1編成限りでは運用できないので複数作られます。組成した順にV1からV7編成、G1からG7編成、R1からR22編成と言ったように番号を振ります。 この方式は、新幹線で使われてます。 山手線のように、同じ車両数で組んだ複数の編成を使用し運転している時、編成ごとに番号を振ってあるものがJR東日本では一般です。山手線は52編成所属し、編成番号は501編成から552編成まであります。 最後に私鉄の車両を言う時などに多いもので、同じ形式で所属するどの編成を示すか、先頭車の番号で示す場合です。 東武鉄道の新鋭車50000系だと、最初の編成を50001Fとか、50001編成と呼ぶ方式ですね。 西武の旧方式の車両は1つの編成で2番使いますので、この方式は判りよいです。 西武鉄道2000系の最初の編成 クハ2001+モハ2101+モハ2102+モハ2301+モハ2302+モハ2201+モハ2202+クハ2002 となります。この編成を示す時2001Fとか、2001編成と呼ぶ、と言うものですね(Fを使う方が一般です)。
- ab21
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ひとつだけ回答します。編成とは車両の数です。役にたてれば幸いです。
新幹線好きの同士として、光栄に存じます。 まずは雑誌です。ご存知のとおり、今では新幹線専門の雑誌が出ております。コレだけでも基本的な知識は十分つきます。 次のステップでは、歴史を振り返ってみてはいかがでしょうか。古くは横浜線で広軌の検証試験を行ったこと、弾丸列車構想などに始まり、今に至るまで。 入手しやすい本としては、JTBキャンブックスがございます。図書館でもおいているところが多いでしょう。ただ、一義的な書かれ方をされておりますので、その他の書籍やネットで補うようオススメします。 更には、海外の高速鉄道事情や、新幹線特有の設備について知識を広めると良いでしょう。特にATCの機能と動作は新幹線の安全を勉強する上で大切です。コムトラックやコスモスといった指令業務設備も大切です。専門書は難しいので、新書「東北上越新幹線」や、柳田邦夫氏の著書「新幹線事故」をお読みになると、従来型アナログATCについての知識が得られます。 そして、できれば事故の史実にもふれていただきたい。前述の「新幹線事故」は昭和47年の鳥飼事故などをメインに描かれておりますし、記憶に新しいところでは300系営業運転開始後の苦悩、シンデレラ・エクスプレスの車軸固着事件、山陽新幹線でのトンネル壁面崩落であらわになった構造問題etc. 忘れてならないのは、三島駅で発生した高校生の死亡事故。 最近、このカテゴリでも取り上げられております。 そして何より大事なこと、実際に新幹線に乗って、見て、観察してください。たった一度の乗車でも、気をつけて見ていると新たな発見が得られるでしょう。
- URD
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雑誌を継続して読んでいるなら、わからない単語が出てきたら、 「単語の文字のや似たような用語の意味から推定する」 「文章の前後から意味を推定する」 「その仮定を、頭にしまっておき、またその単語が出てきたら前後の文章から意味が異なってないか検証する」 これを繰り返すだけです。 言うまでもありませんがこれはあなたが生まれてから継続している「日本語の覚え方」と同じです。 それでもわからなければこういう場所で質問すればいいでしょう