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歯医者でのトラブルについて

現在通っている歯医者で、以下の2点についてトラブルになっています。(その歯医者はインフォームド・コンセントの充実をうたっています) ・1点目 半年前まで根の治療を行っていた歯があります。 その時に根の治療は完了したのですが、半年後に違う歯の状況を見るためレントゲンを撮ったところ、再発しているとのことでした。 完全に完治というのは中々難しいし、再発しやすいと歯医者は言いますが、長期間かけて治療した歯がわずか半年でまただめになるのでしょうか? 再度治療するのにはまた通常通りのお金を払わなくてはいけないことになるとのことです。 この歯医者の言い分は正しいのでしょうか? ・2点目 3週間前に奥歯の虫歯治療を行いました。 虫歯を削って金属を詰めると治療前に説明がありました。 いざ削ってみると虫歯が予想してたよりも大きかったらしく、このまま金属を詰めるとしみるので、下地に樹脂を流し込んでしみないようにしますね。と言われ、そのように治療されました。 ですが、実際には治療後もかなりしみます。 予約してた2週間後まで様子を見ましたが、全く改善されません。 歯医者で説明すると「神経を抜くしかないですね」といわれました。 なるべく神経を残した方がいいというのは理解できます。 ですが、神経を残して治療するから直後にやり直さないといけない可能性があるというリスクの説明は受けていません。 それを指摘すると説明不足だった点は認めましたが、「神経を残しても十分問題ないだろうと判断してやった」と言われました。 これはただの判断ミスではないでしょうか? 個人的には、『リスクはあったけど、説明なしに治療した。問題が起きたからやり直します。ただ、また苦痛もあるし、お金も時間もかかります。』と言われているようにしか思えませんでした。 以上、2点についてこちらはもてる先端技術を駆使して(ここはヒールオゾンや3mix-mp法、ダイアグノデントなどを導入しています)、出来る限り無痛で、無費用で歯医者の責任で完全に治すように。というのが希望です。 あまり知識がないためおかしいことを言っている可能性もありますが、アドバイスをお願いします。

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  • michael-m
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回答No.7

長文になります。 1点目: 治療開始時に神経が出ている状況であれば、根の治療をしても、必ずしも細菌が死滅しいる訳ではないので、再発の可能性は高いです。 細菌は通常は身体の自然治癒力で死滅しますが、長い場合には1年以上残る事があります。 その間に病気やストレスで身体の抵抗力が下がると再繁殖しやすくなります。 個人差が大きく、期間的な基準はないですが、ある先生は「全く手入れをしなければ3ヶ月で元の状態に戻る事もある」と仰っています。 保険診療報酬の「出来高払い」は「成功報酬」ではないので、治療した場合には負担が発生します。 冠を被せたのであれば、冠を除去し、根の治療をして再び冠を被せるでしょう。 この場合、保険で作った土台から冠の費用は2年以内なので歯医者の負担になります。 また、この場合、歯医者は自費の冠を強要する事は違法になります。 ただ、症状があるならともかく、偶然見つかったという事はレントゲンだけの確認ですよね。 なぜ、再治療しようと言い出したかといえば、根の周囲に暗影があるからだと推察します。 では、前回のレントゲンと比較したのでしょうか? 比較して明らかに影が大きくなっていれば、再発の可能性が大きいですが、 単に影があるだけでは、再発なのか治癒過程なのかは、半年程度では判断できません。 中には影を残したまま(骨が再生しないまま)安定してしまうケースもあります。 若い先生は「骨が再生して、影が消えるもの」と教えられ、その期間がおよそ半年なので、all or non で影があれば化膿していると判断するようです。 また、他の歯医者に言っても同じように「影=可能」と判断されるケースが多いです。 たしかに、影がある多くの場合、中になるのは肉芽或いは浸出液などの場合があり、細菌感染しやすい状態です。 でも、それに対し、積極的に治療するのかどうかは歯医者の姿勢に委ねられます。 私は、積極的に治療して影が消える保証が100%でないから、症状が無ければ手をつけません。再治療は、再感染の危険性も増えるからです。 また、その影が「膿瘍」ではなく「嚢胞」であれば、何度治療しても影は消えません。 嚢胞であれば、手術で骨を取って嚢胞と根の先を切り取らねばなりません。 その可能性があるなら、根の治療時に説明すべきでしょう。(私は根端切除術を基本的に行なわないのですが、説明はします) 治療するかしないかは、患者さんの決定すべき事項です。 もし、半年以内に強いストレスや病気(風邪など)をしたのなら、化膿菌の再繁殖の可能性も高くなります。 2点目: 判断ミスではありません。 治療には必ず「予後」というのが付いて廻ります。予後とは治療後の経過で、大きく「予後良好」と「予後不良」に分かれます。 治療は治癒を目的に行いますが、結果が100%出ない限り、患者さん個人にとって、予後不良の可能性は必ず50%になります。 神経を温存する療法には高いリスクで予後不良があります。 近年の保険治療では「歯髄を保護した場合は冠にしなければならない」「冠を被せた場合は2年以内の再治療は歯医者持ち」という悪法があり 「リスクを背負うべきか、保険請求を断念して温存すべきか」という究極の選択と、「温存して、リスクを背負って被せるなら、安全策で抜髄」という選択の仕様もない強要を受けています。 なので、あえて温存しようとする姿勢であることは良識ある選択といわざるを得ません。 ただ、事前説明に関してはかなり難しいところです。 私の学生時代は未だ学生実習が当然でした。 そこで患者を診る前に治療法を可能性のある偶発症の全てをレポートを提出するのですが「どこまで書けばいいんですか」という質問に先生は冷たく「可能性があるなら死亡までです」と答えました。 患者を診察する直前まで、先生に口頭試問を受けます。 だから、私的には歯髄保護の治療の段階で抜髄までの説明は当然で、条件次第では抜歯も説明します。 でも、最近の先生は国の方針で学生での臨床経験はほとんどないですから、どこまで説明すべきかも判らないでしょうし、基準もありません。 つまり、可能性はあっても自分の治療方針にはない。患者さんに無用の心配はさせたくないなどの理由から予後不良時の説明をしないのが普通になっているようです。 たしかに、説明して異常に恐怖する人もいますし、説明してもしなくても文句は言われます。 歯医者や一般の人の多くはテレビや書物を書く歯医者の「再治療は医者の腕不足」という根拠のない嘘を信じてしまい、 「予後」という医療にとって尤も重要な項目を忘れてしまって、嘘が常識化しています。 ちなみに3-mixは治療効果に根拠のない、非合法の治療法です。 まだ、成果が立証されつくしていない先端技術というものを取り入れるには「予後観察」は最重要課題です。 しかし多くの先生が「絶対治る」「歯を削らない、神経は取らないのがイイ歯医者」などという嘘に惑わされて、これらの治療法を導入しているので、予後不良の説明もできないのです。 「最近技術も腕が未熟なら、旧態依然の治療の方が効果も予後もいいんです。」 必要な処置を正しく選択できるのがイイ歯医者に決まっています。削るか削らないかは手法の違いでしかありません。 削った方が予後がよければ、躊躇なく削る。それが正しい判断です。

aqua1979
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ・1点目について 詳しいご説明ありがとうございます。 2年以内は歯医者の負担と言うことも今回初めて知りました。 半年程度では判断できないと言うことですし、今は特に症状があるわけでもありませんので、もうしばらく様子を見てみようと思います。 ・2点目について こちらも詳しいご説明ありがとうございます。 今回は残念ながら予後不良にあたるということですね。。。 確かに説明不足はありましたが、その部分は認めているので、その部分を除けば治療内容自体には問題なかったのかもしれません。 ・その後、歯医者との交渉について その歯科医院の院長と直接お話をすることができ、色々説明を受けました。「インフォームド・コンセント:正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」の充実をうたっている歯科医だったのでとても残念でしたが、責任を認めて再治療にかかる費用の一部(全額ではありません)を負担してもらえることになりました。 今回は合計7つの回答をいただきましたが、明らかに説明不足な点があったのにも関わらず、「歯医者は何も悪くない。文句を付ける患者が間違っている」というような回答が一部であったのには驚きました。 私は少なくともそういう歯医者では怖くて治療して欲しくありません。

その他の回答 (6)

noname#74834
noname#74834
回答No.6

本当のことが知りたければ ↓これを読んだらいいと思う。 「ほんとうの治療」http://www.may-lincoln.com/book_index.html

参考URL:
http://www.may-lincoln.com/book_before.html
aqua1979
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 サイトを少し読んでみましたが、結構怖いことが書かれていますね。。。 後でじっくり読んでみようと思います。 ありがとうございました。

  • melorin
  • ベストアンサー率50% (29/57)
回答No.5

こんにちは。 その歯科医師は、術前に「神経を残しても十分問題ないだろうと判断して」いるわけですから、通常その時点でリスクの説明はしないでしょう。 歯科医師もただ経験だけで言っているわけではなく、さまざまな状況をもってそのように診断したのだと思います。 ですので、「神経を残しても十分問題ないだろうと判断して」いるのにもかかわらず、患者さんに神経(歯髄)を取る処置を選択肢として提示したり、その選択に同意して処置を行うことの方がおかしいと思います。それこそ、医療過誤です。質問者さんの考えもわからなくは無いですが、やはり結果論です。 結果的には質問者さんには残念な結果となったことは理解できますが、やはり無料での治療を要求するのはおかしいと思います。

aqua1979
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 歯医者は確かにその時は問題ないと判断したと言っていましたが、痛みがあるといったら良くあることだと言ったので、歯医者の話は矛盾していると感じました。 その部分に関しては認めていますが。。。 完全に無料ではなくても、無駄になった分の治療費は返金してもらうなり、再治療にかかる費用の一部は歯医者の負担になるなどではないと納得できにくいのですが、それも難しいのでしょうか?

  • w_i_n
  • ベストアンサー率41% (182/435)
回答No.4

神経を残そうと考え治療しても、結果が良くなく神経を取る羽目になることは残念ながらあります。ほとんどの皆様は説明すると理解してくれます。 ここでどんな回答を得ても納得しようとしないのならば質問する意味もないし、更に回答を求めるような「お礼」も意味がないのではないでしょうか。 貴方の希望を見ると、立派なクレーマーです。早くそのことに気がついてください。

aqua1979
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 納得しようとしていない訳ではありません。 歯医者は少なくとも説明不足は認めているのに、処置も説明も何も問題がないと言われたので感情的になってしまいました。 気分を害されたようで申し訳ないです。 ohana6480様のお礼にも書かせていただきましたが、説明を受けていれば最初から神経を取る選択をしていたと思いますし(その時の説明の受け方で100%そうしたとは言い切れませんが)、説明不足を認めたからといって、認めたから、再治療は時間とお金は諦めて我慢するしかないのかという点が一番気になっています。

  • ohana6480
  • ベストアンサー率49% (94/190)
回答No.3

え~、しみる件については説明不足を認めているのですよね? 本来は質問者さんの言うとおり、選択をしてもらいます。 しかし、ちりょうの途中で(今回であれば、思ってい以上に大きかった場合など)中断することで、感染のリスクが高まりますから、選択のための説明は行いません。手術で方法が急きょ変更になるのと同じで、そこは医師の裁量権なのです。 とはいっても、通常であれば、処置後にその説明は行います。 今回のようにしみるリスクが高い場合はなおさらです。 しかし、そのことについて説明不足を認めているので、それ以上何を求めているのかがわかりません。 再治療を意図的にやれば儲かるとのことですが、過去にも同じようなことをおっしゃっている方がいたのですが、逆にやればやるほど赤字なので、再治療は歯科にとっては(医科もかも・・・)やりたくないものです。

aqua1979
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 医師の裁量権とか再治療をやればやるほど赤字というのは知りませんでした。 何を求めているかですが、本来、説明を受けていれば最初から神経を取る選択をしたと思うんです。もしうまくいかなくて、同じところをすぐに再治療すれば時間もお金もかかるので。 歯医者は説明不足を認めましたが、認めたから、再治療は時間とお金は諦めて我慢するしかないのかという点が一番気になっています。

  • w_i_n
  • ベストアンサー率41% (182/435)
回答No.2

先に回答のあった先生とほぼ同じ回答になると思います。 文面を読む限り、貴方の通っておられる先生はまともな説明をしていますし、まともな治療をしていると思います。 根管治療を含め、虫歯も病気です。 病気は全て術者の手で、思うとおりに治るわけではありません。 風邪を引いてしましました。病院に行ってお薬を処方されましたが一向に良くなりません。もう一度病院に行きます。今度は違うお薬を処方されました。 違う薬の処方でお金がかかるのですか?何とかタダにしてやろうと思います。と質問する人がいますか? 「医者はわざと効かない薬を出してもう一度薬を出すと儲かる理論になります」 そんな言いがかりを言う人がいますか? 『おかしいことを言ってます』

aqua1979
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私にはまだ判断できませんが、まともな治療はしているのかもしれません(=他の歯医者でも同じ治療法だったということです) ですが、少なくとも説明不足は認めているので、まともな説明ではなかったのだと思います。 風邪を例に取られてますが、歯科は外科治療ですよね? 私の間隔で言えば、癌で胃を1/2取らなければばならずに、手術して取りました。2週間後にやっぱりもう全部取る必要が出たから再手術といわれているような気分です。 治ったと思っていたのにショックではありませんか? 残した場合のリスク説明を受けて、自分で選択できていなければ納得できないことだと思います。 納得できない状況でどうしても再治療する必要があるのであれば無料でやって欲しいという希望で、なんとかタダにしてやろうという感覚ではありません。 「医者はわざと効かない薬を出してもう一度薬を出すと儲かる理論になります」 これは言いがかりではなく、事実そうすれば儲かりますよね。 これは実際に皆がやっていると言っているわけではありませんが、可能ではないですか?という意味です。

  • ohana6480
  • ベストアンサー率49% (94/190)
回答No.1

歯科医師です 説明不足は認めたということですが、医療ミスではありませんので、再治療にかかる費用は負担せざるを得ませんね。 >半年前まで根の治療を行っていた歯があります。 その時に根の治療は完了したのですが、半年後に違う歯の状況を見るためレントゲンを撮ったところ、再発しているとのことでした 長期間かけても完治しないものは、完治しません。一度膿んでしまうと再発はありえます。それは何年後とかいう話ではありません。 その先生は残そうと時間をかけて処置をしてくれてたのだと思いますが、不満であれば抜歯をするしかないかもしれません。根の治療は、医師の腕の他に、患者さんの治癒能力にも期待する処置ですので、痛みがなければもう少し経過をみるのも一つの方法です。 >いざ削ってみると虫歯が予想してたよりも大きかったらしく、このまま金属を詰めるとしみるので、下地に樹脂を流し込んでしみないようにしますね。と言われ、そのように治療されました。 ですが、実際には治療後もかなりしみます。 予約してた2週間後まで様子を見ましたが、全く改善されません。 歯医者で説明すると「神経を抜くしかないですね」といわれました。 なるべく神経を残した方がいいというのは理解できます。 ですが、神経を残して治療するから直後にやり直さないといけない可能性があるというリスクの説明は受けていません。 それを指摘すると説明不足だった点は認めましたが、「神経を残しても十分問題ないだろうと判断してやった」と言われました。 これはただの判断ミスではないでしょうか? 判断ミスとは言い切れません。神経はできる限り残すのがいまの主流です。痛みのある場合であれば、神経をとるのが第一選択とはなっても、痛みがなければのこそうと試みます。 例えは悪いかも知れませんが、壊死しはじめた指をできる限り残そうとはしたが、結果切断が必要となったとしたら、質問者様は不満でしょうか?それともいきなり、初診で切断をした方がいいでしょうか? その時々で、ベストと考えたことをおこなうだけであり、医師により第一選択が違うだけです。 >ここはヒールオゾンや3mix-mp法、ダイアグノデントなどを導入しています ヒールオゾンや3MIXは神経のある虫歯を殺菌する目的で使用します。ちなみに日本では認可はおりておりませんし保険外です。 質問者様の考えでは未認可のものを使用することで新たなトラブルが起きるかも知れません。(例えば、期待していた効果が出ないなど) ダイアグノデントは目に見えない虫歯の判定に使うものですので、治療にはいっさい関係ありません。 今回の治療に関し、言えることは、無料ということはまず無理であること。これは保険で受けている以上しかたありません。保険でも再治療は認めていますし、それにかかる費用は治療により発生します。今回の処置はいずれも発生するものです。 自費の治療なら無料ですが・・・ 残念ながら医療に100%は存在しません。 しかも、(いざ削ってみると虫歯が予想してたよりも大きかったらしく)このまま金属を詰めるとしみるので、下地に樹脂を流し込んでしみないようにしますね。と言われ、そのように治療されました としみないようにする努力もされてますから、ミスと判断はできないと思います。 もしどうしても、無料で・・・との思いが強いのならば弁護士をつけて交渉ですね。 そのほうが高くつくと思いますが。

aqua1979
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 根の治療に関してはそういうものであるということであれば、納得せざるをえないかなと思います。ただ、ohana6480様の回答を読んでもしみる件については納得がいきません。 神経を残した方が歯にいいのは理解できます。ですが、治療直後にやり直しになる可能性があるようなリスクが伴うなら事前に説明があってしかるべきではないですか? その上で 1.神経は残せるが痛みが出たら直後に治療し直さないといけない 2.最初から神経を取ってしまう という選択を患者にしてもらうものではないのでしょうか? 神経を残すのが主流だからといってリスク説明もせずに治療を行うのが正しいとは思いません。 治療し直しになれば、時間・お金・苦痛と患者の負担は大きいですし、特にインフォームド・コンセントの充実をうたっているような歯医者であれば尚更そうだと思います。 そもそもリスク説明しなかったのは、痛みは出ないで治療できると判断したからとのことですが、その判断の元に治療して痛みが出たのなら患者から見たら判断ミスによるものだと思われても仕方がないのではないでしょうか? 保険治療のやり直し全てに通常料金を支払うのであれば、歯医者はわざと下手な治療をして何回もやり直せば、儲かるという理論になると思います(もちろん、評判は落ちるでしょうが)

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