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ファイルタイプのFIFOとソケットについて
lsコマンドの-Fオプションの説明に以下のくだりがあります。 この中のFIFOとソケットについて理解していません。 このようなタイプのファイルはディレクトリ階層上どこにあるのでしょうか? また、これらのファイルタイプであることに何の意味があるのでしょうか? ファイル名にファイル・タイプを表す記号を付けて表示する。ディレクトリは/,実行可能ファイルは*,シンボリック・リンクは@,FIFOは|,ソケットは=で表わす
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- onosuke
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おおっと、もう一つの質問に回答していませんでした。 >このようなタイプのファイルはディレクトリ階層上どこにあるのでしょうか? プログラムが作成する一時ファイル扱いなので、/tmp配下や/var配下によく存在します。存在有無は以下のコマンドで確認できます。 FIFOファイルを/var配下で探す # find /var -type p ソケットファイルを/var配下で探す # find /var -type s
- onosuke
- ベストアンサー率67% (310/456)
「FIFOファイル」と「ソケットファイル」はプロセス間通信を実現する手段の一つです。 プロセス間通信では、通信相手を特定するため、共通キーワードの設定が必要となりますが、この共通キーワードに「ファイル名」を利用した場合、「FIFOファイル」や「ソケットファイル」が作成されます。 2種類のファイルがあるのは、それぞれに対応するプロセス間通信の方法が異なるため。 ・UNIXの名前付きパイプによるプロセス間通信では、「FIFOファイル」が共通キーワード。 ・UNIXドメインの名前付きソケットによるプロセス間通信では、「ソケットファイル」が共通キーワード。 別の例をあげると、TCP/IPによるプロセス間通信では、「IPアドレスとポート番号の組み合わせ」が共通キーワードです。 「FIFOファイル」に関連したman page: http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man7/fifo.7.html「ソケットファイル」に関連したman page: http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man7/unix.7.html