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高分子の分子量分布の広がりを表す程度としてMw/Mnを用いる根拠

高分子の分子量分布の広がりを表す程度としてMw/Mnを用いる根拠を教えてください。。。

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  • psa29
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回答No.1

分子量分布を分子量と分子数でプロットした分子量分布関数において、 その分布関数の標準偏差の2乗はMw・Mn - Mn・Mnとなります。 (詳細な計算経過は、とても書くことが出来ません。) よって、標準偏差/Mn={(Mw/Mn)-1 }の1/2乗となります。 つまり、Mnが同じ場合、Mw/Mnが大きいほど、分布は広くなり、 同じ標準偏差でも分子量が大きくなるほどMw/Mnは1に近づきます。 ところで、初めの分子量分布関数を分子数ではなく重量分率でプロットした場合の標準偏差を用いると 標準偏差/Mw={(Mz/Mw)-1 }の1/2乗となります。 よって、この分布関数ではMw/Mnではなく、Mz/Mwが標準偏差と関係するのです。

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