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アメリカでのアメコミの販売について
こんにちは。アメリカでは「アメコミ」というものはどのように読者に提供されているのでしょうか? 日本の漫画ですと、 200~300円くらいの雑誌に他の作品と一緒に掲載 本屋・スーパー・コンビニで販売 ↓ 10話ぐらいをまとめてコミック化 本屋・コンビニで販売 という流れがあるかと思います。 アメコミはどのような流れで販売がされているのでしょうか? 宜しくお願い致します。
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古い知識なので識者のフォローまちですが、知る範囲で。 アメリカでは、基本的にスタンドか本屋、ドラッグストア、ガソリンスタンド、などで売っています。日本とちがって1冊1話読み切り。買い切りです。 ページは基本的に32ページ。一冊一タイトルで、スーパーマン、キャプテンアメリカとかになっているので、各自がひいきの物を買っていくわけですね。32以上の場合、4ページの単位で増えるはずですが、この知識は古いものなので今はちがうかもしれません(戦前の、安い雑誌を製本する機械が、4の倍数で裁断したからだといいます)。 スーパーマンのように長いシリーズだと、コレクションしているひともいます。ジャンプのドラゴンボールだけコレクションしているようなものなので、なかなかそろわないこともあり、オークションとかでコツコツそろえる人もいます。 また、アメコミとマンガの大きな違いは、キャラクターの著作権が作家にではなく出版社に帰することです。単純に言うと、ドラゴンボールの著作権が鳥山明氏ではなく、集英社にある、と考えてください。ですから作家は一人のヒーローに何人もいます。収入は描いた分だけで、映画とかになったときの儲けは出版社がもっていくわけです。これが、ニホンマンガが作家の知恵比べになって競争が激化し、おもしろいものが多々でるのに比べて、弱い点です。単行本は普通ありません。まれに映画とかに合わせた話をまとめたりすることはあるようですが。 一時、ニホンマンガがこのようなペラペラの方式で売られたことがあります。エヴァとパトレイバーをみて、終わるのか無事に、と思ったら、すぐに日本式に、分厚いペーパーバックにして売り始めました。これはアメコミに相当ショックを与えたと思います。今はマンガ、ショウジョマンガ、で通じるそうです。お話が複雑で、一冊のなかで色々おこって、いいところで「続く」というのは、新鮮な体験だったようです。アマゾンのコミックページの下のほうに、英訳マンガのコーナーがあります。