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鉄道

大回り乗車(?)とはなんですか??

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  • gootaroh
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回答No.6

「大回り乗車」というのは鉄道用語ではなく、鉄道ファン用語です。 「大都市近郊区間」という制度がありまして、東京、大阪、福岡、新潟にエリアが設けられているのですが、同じエリア内で発着する乗車券(定期券は除きます)の場合、乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車することができる、というものです。その代わり、100kmを超えていても途中下車はできず、有効期間は当日限りです。 http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/04_syo/02_setsu/02.html http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/04_syo/02_setsu/11.html この「乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車することができる」というのは、「最短経路あるいは最安経路で運賃計算する」という意味ではなく、「運賃計算はあくまで券面表示経路で行うが、実際の経路はエリア内であればどんな経路でもいいですよ」ということです。ですので普通は最安経路で運賃計算しますが、必ずしもそういうわけではありません。 「どんな経路でも」とは「何度でも」という意味ではありません。経路に後戻り、重複、交差がないようにすることは大前提です。これを鉄道ファン用語で「一筆書き」といいます。乗車券というのは、サイズは小さいですが、乗客と鉄道会社との間の一種の輸送契約書です。乗客はお金を払う代わりに列車に乗る権利を有します。もしA駅→B駅→C駅と行ったとすれば、これらの区間はもはや「権利行使済み」となり、その乗車券で同じ区間を通ることは許されません。どうしても、ということであれば、再度乗車券を買い直す(輸送契約を結び直す)ことになります。当たり前ですよね。 この「一筆書き」が発展して、ファンの間では、最長距離や最長時間などを競うことになるわけです。 一般的な大回り乗車はともかく、隣駅までの乗車券による極端な大回り乗車については、肯定派と否定派に分かれます。肯定派は規則で禁止されていない以上、構わないという見解です。私は否定派です。理由は、この制度の「趣旨」に反するということです。 都市部の場合、路線がたくさんあるので、同じA駅→B駅に行くにも複数の経路があり得るわけです。どの経路でも同じ距離であればいいのですが、実際には距離はまちまちです。 鉄道会社側としては、すべての駅のすべてのホームや階段などに中間改札をたくさん設けない限り、乗客が実際どの経路を利用したのか把握できません。 中間改札をたくさん設置すると、コストも膨大に掛かりますし、乗客側も乗り換えが不便になってしまいます。 それならば、「どっちの経路を使ってもいいですよ」とした方が簡単ですし、距離はそんなに極端に変わることはないでしょうから、多少の損があってもサービスしておこうというわけです。それだけの話です。 何も「すぐ隣の駅に行くのに、ぐる~~~~~~~~~~~~っと大回りしてよろしい」と宣言しているわけではありません。そんなことを乗客に許したとしても(≒タダ乗り区間を増やしても)、鉄道会社側は何にも儲からないですよね。 もともと「経路確認が困難」という現実に即した鉄道会社側による便宜的な特例措置であり、「乗った分は払う」という社会人としての原則はいささかも動かないはずです。賛成派は「隣駅までの大回り乗車は禁止されてはいないのでOK」と規則を拡大解釈しているだけです。 まあいずれにせよ、隣駅までの大回り乗車を禁止する規則はないので、大いに楽しんでいる人もたくさんいます。ただ、楽しむ以上は、経路に後戻り、重複、交差が一切ないことは、自分自身で証明するべきです。証明できない(≒車掌や駅員を納得させられない)としても、車掌や駅員と喧嘩する筋合いはありません。証明できないリスクは自分で取らないと、他の乗務・駅務に支障を来し、ひいては他の乗客に迷惑を掛けることになります。 まあ「大回り乗車」といっても、いろいろあるわけですね。いろんな見解がありますので、一つのご参考まで。

その他の回答 (5)

  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21373)
回答No.5

大阪近郊区間ですが、こっちのサイトのほうが分かりやすいかな? http://nanashieki.hp.infoseek.co.jp/kinkou/index.html 結構皆さんやってます。湖西線の新快速に乗ったとき、近江塩津到着 直前に「大周り乗車の方はここで長浜方面に乗り換えです」と放送 されたことがあって驚きました。 ・・・見れば、結構な人数の人が乗り換えていました(苦笑)

  • SUPER-NEO
  • ベストアンサー率38% (706/1857)
回答No.4

近くの駅に行くのに、遠回りして行く事です。 同じ駅を2回通ってはなりません。 例えば、山手線の内回りで東京から神田に行くとします。 1区間なので130円で行けてしまいますよね? 大回りで行くと、山手線を外回りで神田に行くのが、 シンプルな例です。 東京や大阪で、大回りができます。

回答No.3
回答No.2

例えば隣の駅に行くのにわざわざ遠回りをして行くことです。 東京圏は広範囲なので結構利用範囲が広いです。 ただし途中で車内検札に来たら不正乗車に間違われる事必至です。

回答No.1

大都市近郊で、JRの一部区間のみに適用される乗車形態です。 東京は適用範囲が一番広いでしょう。 A駅からB駅に行く時、料金は最短距離で計算されます。 ただし、適用区間内であれば、切符券面記載のルート以外(最短距離ではありませんから、結果的に大回りになります)を利用することができる仕組みです。

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