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モーツァルトの名盤を探す方法って?

ここ何年かモーツァルトのCDを購入して、ネットしながら聴くのが楽しみです。 ところでモーツァルトの名盤を探す方法って何かありますか? ヤフオクなどで安いときに買うというやり方だと、曲が偏ってくる傾向があります。ピアノ協奏曲20番だけ3枚も持っている、とか。そうではなくモーツァルトという作曲家の全体像からいいCDを探して聴きたいのです。 フィリップスが全集を出してますが、CD170枚を一度に購入しても聴けるやらどうか不明です。 名盤案内も出版されてますが、何かいい本ありますか?

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回答No.1

心情としては、色々お聴きになって、駄演?も好演も色々お聴きになり、時間を掛けて行く事で、自分のベスト盤が出来ると思っています。 とは言え、私も評価本を多少は持っています。ただ、私の場合は、父からの2代に亘るレコードを所持していますので、評価本を見た時には、2千枚位の量になっており、評価本を参考にレコード購入をする段階ではなくなっていました。ただ、同じ曲で数種有るレコードに対する印象や評価と本意書いてある内容や意見が一致していると嬉しくなったり、全く違うコメントだと、執筆者の感性を疑たり、レコード会社から袖の下を貰っているのでは・・・等と、一人で、文句を言ったりしております(苦笑)! その様な事で、私は、評価本に書かれている記事内容と自分の印象との一致点より違っている内容の指す意味を考えてみる事は有ります。明らかに記事の方が間違っていると言うスタンスが変わらないレコードも有れば、聴き方のスタンスの違を感じて、新たな発見に繋がり、過去、ぞんざいに聴いていた演奏が、発見に因って、好演に激変する事があり、その様な時には、評価本に感謝する時も有ります。 しかし、評価本を基に、レコード、現在ならCDを購入しようとは思いません。(私の感性まで人頼みの様な気がして!) 余計な事を長々書きまして、お気を悪くされているかも知れませんね。 無駄口を、申し訳有りません。 さて、私が持っている評価本です。 ●「名盤鑑定百科 モーツァルト」 吉井亜彦著 春秋社 \1,800 モーツァルトに限定し、作曲された全曲ではありませんが、 交響曲8曲、管弦楽曲5曲、協奏曲20曲、室内楽曲11曲、ピアノ曲6曲、声楽曲3曲、オペラ4曲が、取り上げられています。 私の様なレコード時代~CD時代にお跨っている者には、好都合ですが、常に出る最新録音や復刻情報には、付いて行けていません。 ただ、一曲毎の過去暦の数とコメントが、豊富にて、曲毎の演奏の取り上げられ方などの傾向が解って面白いです。 前述のモーツァルト限定版の兄貴分である「名盤鑑定百科」シリーズ ●「交響曲」版、●「協奏曲」版、●「管弦楽曲」版、●「ピアノ曲」版、●「声楽・オペラ」版を所持しています。現在は、更に出ているのかも知れませんね?何れも吉井亜彦著ですので、執筆者の癖や傾向、繋がり等には要注意! 専ら、上記が常用ですが、他には ●「クラシック不滅の名盤1000」レコード芸術選定 音楽の友社 (月刊誌レコード芸術を御存知でしたら、評価内容などの雰囲気はお察し頂けるかと存じます。) ○「クラシックCD エッセンシャル・ガイド」聴きくらべ!  Gakken ●(交響曲編)/●(協奏曲編)の2冊。 この本のコメントは、万人受けはしないと思います。かなり個性的な、選別と評価内容で、他には無い感覚が有りますが、これをメインの本にすると、凄く偏る?個性的になる?人と意見が合わない?面白い事になるかも!!! (チョッと表現が極端になっております。割り引いて下さい!) 私は持っておりませんが、推奨したいのは、吉田秀和さんの本でしょうね。 著書も載っております。参考にしてみて下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E7%A7%80%E5%92%8C こんなところです。参考になりますかどうか??

simonsays
質問者

お礼

気合の入ったお返事どうもありがとうございます。音楽に対する真摯な愛が伝わってきます。二世代にわたるモーツァルトのファンとは凄いですね。うちの場合はそういう「貯金」というか「蓄積」がなく、ゼロからわたしがスタートになってまして。 モーツァルトのファンは世間に多いですが皆様どのように名盤を探していらっしゃるのか、好きに探して聴いていたら偏るなぁとディレンマを抱えておりました。 だからといっていきなり全集170枚セットは多すぎです(そのうち買うかもしれませんが)。やはり本とか一応読むべきですよね。回答者様のご意見は参考になりました。本を探してみます。どうもありがとうございました。

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