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上原投手は今年どうしてあんなに打たれるの?
野球は素人ですが、好きで見ています。 昨年まですごく活躍していた巨人の上原投手が、なぜ今年急に、あそこまで調子を崩しているのか、私にはとても不思議に思えます。 いろんな選手にスランプや怪我の時期があったとおもうのですが、 ちょっとしたことで、こんなに白か黒かのように格段の差がでるものなのでしょうか。 精神的なものでここまで崩れるのか、技術的なことなのか、 何だかよく分からなくて、とても心配です。 野球をよくご存じの方のご意見をお伺いしたいです。
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1.かわすピッチングを覚えてしまった。 2.下半身の体力不足 (1)については持ち前のコントロールの良さにばかり頼っていて、フォークの多投などでかわすピッチングになっている。昔の球威があって決め球にフォークを使うのならいいが、フォークでカウントを稼ぎに行っている。結局決め球が無い。本来フォークはウイニングショット。 今は球威がなく、ボールが軽くてコントロールがいいから打者から見ると恐怖感がなく、すごく打ちやすい。 (2)についてはデビュー当時からの問題点だったが、とにかく体力無さ過ぎ。完投目指すピッチャーなら十二回ぐらい投げる体力が必要だが(松坂のように)七回あたりでヘロヘロ。体力だけのレベルなら高校生の方が上かな。結局この体力不足が(1)につながっている。 松坂が渡米前、とある現役プロ野球選手に「松坂と上原はどちらがメジャーで活躍するでしょうか?」という質問に、 「レベルが違いすぎ。松坂に比べたら上原がかわいそうだ」と言ったそうです。
- IXTYS
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#10の方が『スポーツ大陸』での説明を詳しくしておられます。 これにフォームの点から多少付け加えます。 上原投手の良いときはフォームに躍動感があります。 具体的に言えば、グローブをはめた方の腕を折りたたんで強く後ろに引くことによって、躍動感のある腰の入った投球フォームになっています。 ところがハムストリングズを痛めてしまってこの腰の入った投球フォームが出来ないのです。 ハムストリングスを鍛えるのに最高のトレーニングは相撲の股割りです。 これを長期間、粘り強く鍛えることで投手生命が保たれるのです。 ノムさんこと野村克也監督は新人投手を捕まえて、股関節の柔軟性について良く講義をしています。 投手生命の長い人は強靭で柔軟な股関節に鍛え上げています。 これには息の長い、粘り強い鍛錬が必要です。 上原投手にとっても、ここが正念場ですね。
- marotoshi
- ベストアンサー率37% (3/8)
昨日の夜、NHKの「スポーツ大陸」という番組で上原選手の 密着取材が放送されていました。 その内容によると、上原選手は投球で左足が着いた後に、 足を後ろに引くような感じで投げるのだそうです。 しかし、この投げ方はハムストリングにかなりの負荷を かけてしまうため、ハムストリングを痛めている上原選手は 本来の投げ方ができず、結果を残せていないとのことです。 現在は徹底的に下半身を鍛えなおしたため (今年のキャンプでは下半身のメニューを減らしていたそうです)、 以前のフォームが戻りつつあり、結果が徐々に出てきています。 今シーズンの先発復帰は難しいかもしれませんが、リリーフでは 結果を残せると思います。
- atokinnsu
- ベストアンサー率38% (27/70)
完全にリリーフ投手として定着してしまったからではないでしょうか。今年の上原投手は4回先発として登板しました。その上原投手を見てみると、1,2回は抑えるが、3回以降途端に崩れだすというパターンでした。そして1軍に戻ってきてまたリリーフから、上原投手としても戸惑っているように見えます。原監督は昨年何がなんでも上原投手を抑えにまわさず先発として使い続けるべきでした。それがどのような結果になったとしてもです。上原投手も年ですからおそらく先発として成功することは今後ないでしょう。原監督は巨人軍だけでなく日本を代表する先発ピッチャーの1人を完全に潰したのです。
- hinode11
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楽天の野村克也監督は「ストッパー役のピッチャーが、先発役に転向して成功した例はほとんどない。難しい事なんじゃ。」と言ってます。ちなみに野村さんは、南海ホークス時代に正捕手として非常に沢山のピッチャーの女房役を務めました。ピッチャーの身体の調子も心の状態も良く解る人です。 という事は、先発ピッチャーだった上原を昨年一年、リリーフ役に転向させた巨人首脳陣(原、尾花ら)は、日本球界の財産だった「投手上原」をつぶしてしまったことになりますね。上原は今後、中日の岩瀬のようなストッパー専門職として生きて行くほかないと思います。星野仙一五輪監督が「上原を立ち直らせて見せる」と息巻いているようですが、これ以上、彼をいじくり回さない方がいいでしょう。 上原は、本人のためにも北京五輪に出ない方がいいでしょう。 本人が希望していたメジャーリーグへの転出は無理でしょう。
お礼
抑えと先発。・・・そうですよね。考えてみれば陸上で短距離走と長距離走の選手だってトレーニングメニュー全然違いますもんね。今年100mやったけど来年はマラソン出てね、って言われても使ってきた筋肉や思考回路違いますよね。ご指摘の通りだと思います。 そもそも巨人はどうして上原を抑えにしたのでしょう?そして上原はどうしてクローザー投手としての自分にプライドを持てなかったのでしょう?きっと野村監督なら、違う起用をしたり、本人と根を詰めて話し合いをされたかもしれませんね。考えさせられます。ありがとうございました。
私は、単に年齢などによる衰えではないかと思っています。去年押さえでがんばっていましたが、その前の2年間は上原としては全然駄目だったと記憶しています。 本来の力がでていないという声をありますが、私は、それが今の実力で本来の力なんだと思います。 ちなみに私は熱烈な巨人ファンですので、上原の復活は心から願っておりますが、スポーツ選手なら誰しもが通る道ですので、かなりがんばらないと難しいかもしれませんね…
お礼
確かに、才能が早く開花したピッチャーほど、年齢を経て体力や筋力が衰えてきた時に、以前とは違う自分に焦ったり、戸惑ったりするのかもしれませんね。・・・それが今の実力で本来の力。この言葉、すごく心に残りました。上原選手がtujiさんの言葉を真正面から受け止めることが出来た時に、もう一度マウンドで納得のいく投球が出来るのかもしれません。ありがとうございました。
- やっちゃん(@510322)
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活躍してた時の上原は、フォークの切れが抜群に良かったと思います。 それでストレートがいき三振を取れるピッチャーでした。 後は、巨人の起用法が問題ではないかと思います。 先発、抑え、巨人の起用方法は間違ってます。 これじゃ、調整するのが困難です。 あとは、精神的な問題ではないかと思います。 以前よりか、彼の巨人愛が薄れてしまったような気がします。
お礼
回答を読ませていただいて、昔上原投手が抑えで登板した際、そのことに本人はあまり納得していなかったようだったのを思い出しました。フロント、監督、コーチ、選手間のコミュニケーションが上手くいっていなければ、選手もモチベーションを維持しづらいですよね。選手が最高の状態で野球の出来る球団作りが必要でしょうか。ありがとうございました。
- haruka_ruki
- ベストアンサー率41% (111/270)
単純に技術的な問題もあるでしょうね。 ここ数年、明らかに目に見える悪い点は、腕が下がっていることですね。 普通に二桁勝っていた頃はもっとオーバースローに近かったと思いますが、 今は完全にスリークオーターより更に下がっていると思います。 ストレートがシュート回転していると#4さんが仰っていますが、このせいだと思います。 また、今年の数回の登板を見る限りでは、手投げになっているのも問題ですね。 足を上げてからもっと重心が下がっていたのに、今は重心が下がらず、下半身が使えていません。 私の経験上、そう言うときは軸足で蹴れず、体の開きが早くなってシュート回転してしまいます。 この投げ方だと、シュートが上手く投げれるので、上原投手はシュート取得の際、全体として悪いフォームになったんでしょうね。 更に、下半身が使えないとコントロールも定まりません。だから真ん中に入って痛打されるんだと思います。 これらが相まって、腕が振れない、コントロールが定まらない、フォークが落ちないと最悪なわけです。 一度ビデオを見て改善してもらいたいと思うのですが・・・所詮素人意見じゃ説得力は無いんでしょうが。 まぁアマチュアピッチャーから見た上原投手は最悪の状況だと思います。 技術的に改善点は多いと思います。
お礼
やはりシュートの取得は大きかったのですね。haruka_rukiさんのご指摘は具体的で、とても興味深く読ませていただきました。このような技術的なことを、巨人の投手コーチもしくはご自身がもっと早い段階で気がついて調整できないものかと思うのですが・・。まだ完全になおってないなら出さないとか・・その点をしっかりコントロールしてあげないと、せっかくの良い選手をつぶしそうで勿体ないような気がしてしまいます。今度テレビで見ることがあったら、ご指摘の点を注意してみながら応援します。ありがとうございました。
聞いた話ですが、、 昨年のオフにシュートの習得を試みたようです。 野球選手として向上心を持ち進化し続けようという心がけは良いものです。しなければならないことでしょう。 ただこうした新球習得の試みは時に両刃の剣になってしまうそうです。 シュート習得後、直球までがシュート回転をするようになってしまったとの話です。 そうすると直球が死に、直球が死ぬと相伴って伝家の宝刀だったフォークの精度も落ちてしまったそうです。
お礼
そうでしたか。それは大きな原因かもしれませんね。 上原投手にしてみたら、ほんの寸分フォームが崩れただけなのかもしれないけれど、バッターはほんの少しのほころびも見逃さなかったというところでしょうか。シュートを習得すると同時に、直球なら直球をおろそかにせず、いつまでも磨き続ける必要があったのですね。プロの世界の厳しさを知ったような気がします。ありがとうございました。
- mackid
- ベストアンサー率33% (2688/8094)
>昨年まですごく活躍していた巨人の上原投手が、なぜ今年急に 急に、ではないのです。 何年も続けてキャンプ・オープン戦で故障し、首脳陣が抑えへの転向を打診しても拒否し続け、2年続けて一桁勝利で負け越し。 ついに去年抑えに転向して成功しましたが、要するにもうこの何年かの上原は先発で活躍するだけの状態ではなかったのです。 それを悟らずに今年また先発を目指した練習をした結果中途半端になったのでしょうね。 パリーグが開幕しているのに大リーグの試合を日本でやるのはけしからんと批判しながら、自分はFA権取得の記者会見でメジャー挑戦を口にするなど、チーム内で浮いても仕方のない言動も目立ちます。 こういったことなどが精神的な重圧にもなっているのでしょうね。
お礼
説明を読ませていただいて、なるほどと思いました。 自分で自分の首をしめてしまっているというのは、その通りだと思います。 でもそうだとすれば余計に、いま想像を絶するほどのプレッシャーがかかっていることでしょう。ここを乗り越えて、人間的にも一回り大きな選手になっていただければと思います。ありがとうございました。
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お礼
上原投手が途中から別人のように崩れる様子は、とても印象的でした。「戸惑っている」、確かにatokinnsuさんの言葉そのもののような表情だった事を思い出しました。 さて、中日で川上投手やチェン投手が一時リリーフや中継ぎをしていましたが、今は先発、川上投手はエースとして活躍されています。・・でも中日の起用法と、巨人での上原投手の起用法は何かが違ったのでしょうね。上原投手がリリーフに回ったのは、誰の決断だったのでしょう。原監督の独断であれば、責任は非常に大きいですよね。監督には、野球の哲学がないと。ありがとうございました!