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売れるゲームの傾向が変わってきたのでしょうか?
2005年~2007年頃にかけて登場したDSやWiiにより 「脳トレ」や「WiiFit」などの"初心者向けゲーム"が売れるようになり 熟練者が好むような"重厚長大なゲーム"はあまり売れなくなっていました。 それに伴って、これまで大作RPGなどを数多く作り出してきた開発会社も 続々とお手軽系のゲームを作っては失敗してきたと思うのですが ここ最近(特にモンハンP2GやMGS4が発売されてから) その傾向が変わってきたような気もします。 海外市場に目を向けてみると、DSもWiiも非常に好調で その中でも特にWiiは、今年夏から更に増産することを発表するなど かなり売れていることが伺えます。 5月も任天堂勢強し、NPDの米国ゲームハード販売台数が発表に http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=110/articleid=305905/ 任天堂がWiiを夏に増産、月産180万台から240万台に http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31494720080424 ですが、お膝元である日本ではPSPやPS3などに押され気味で 売れていたお手軽系・学習系のソフトの売り上げも鈍化してきています。 ゲームハード販売台数、ハード別ソフト販売割合】 集計期間:2008年6月9日~6月15日 http://www.famitsu.com/game/rank/hard/1216144_1140.html PSP『スパロボA』初週10万本セールスで1位! 『MGS4』は50万本達成 http://www.gpara.com/ranking/mediacreatebn/ranking_20080626.php これは、日本市場で売れるゲームの傾向が変わってきた(以前の状態に戻ってきた) ということなのでしょうか? (それとも今だけの一時的な現象?)
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結論から言うと以前も何も売れるゲームの趣向は全く変わっていません。 日本人は基本的に自分の時間が殆ど無いので、昔から気軽にやれるゲームというのは圧倒的なシェアを常に記録します。 桃鉄しかり、テトリスしかり、初期のスト2しかり、初期のDDRしかり、初期のBMしかり。 気軽にやれるゲームの需要は常にあります。 重厚長大なゲームが売れなくなったのは、長大すぎてユーザーがクリアするまでの時間が掛かりすぎる為、次のゲームを買おうとしないが正解です。 大作ゲームの失敗は実際は2003年~2004年あたりが謙虚です。というかこの頃から失敗が目立ち始めてます。 理由は、脳トレとかそういう問題じゃくて体制とか予算とか外注とかスケジュールとか利益出す為にさらに縛らないと駄目になって、縛ったら微妙な出来になりましたという感じです。 メタルギアソリッドは今回も含めて毎シリーズ売り上げがほぼ同じなんです。 つまりメタルギアは前作からのファンが買っただけだったりします。 もちろんPS3という新しいハードに変わってもファンがついてきてくれたと言う事はすごいことなのですが趣向が変わったわけでは有りません。 モンスターハンターは前々から携帯MMOという 「需要があるのはわかっているが禁断のジャンル」 だった為敬遠してるメーカーが多い中、カプコンが先行したため売れたというのが実情です。 代償としてPSPはモンハン以外は、強力な固定層を持つゲーム以外全く売れなくなりました。 やり込み要素がありすぎてユーザーが次のゲームを買わなくなるのがMMORPGの致命的な弱点。 なので、国内でPSPやPS3が押しているかと言うと現状では押していない。 需要も変化していない。質問者さんが上げた2作品は、元々そういう需要があったから売れたというのが正解です。 携帯市場は、どのメーカーでもある程度チャンスが存在するDSが今だ最強な状態。 据え置きはどんぐり状態で国内がWii微有利、海外はXBOXガン有利。
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- MRT1452
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特に大きく変わったというイメージはないですね。 単に昔の流れに今の流れがくっついただけ。 売れるゲームの傾向が変わったというよりも、ユーザ層が厚くなってきた影響か、多分化しているという感じですかね。 さらに、手を出したくても言語の壁でてを出しにくかったアメゲなんかも日本語ローカライズ等で出るようになったし、脳トレ等の類もでてきているし。 ユーザ層の変化に伴い、ゲームの選択幅も広がった。 さらには、TV番組等でのクイズ系番組の増加、及びゲームとのタイアップ等の影響、ゲーム作品のアニメ化等の影響、etc.。 ゲーム業界のみの枠で見てるだけでは最早、ゲーム業界を見ることはできないのではないかな。 特にライトユーザというのはTVの影響をモロに受けますので、脳トレ系が売れたり等はそういった影響が大でしょう。 同様に、何らかの事件でゲームのタイトルが挙げられれば、ライトユーザからは敬遠されるし。 そういった、ライトユーザ層が厚くなっている影響は大だと思います。 で、ライトユーザなので、そこまでやりこまない。1回クリアしたり、自己の限界値に来た時点で終了。その後は売られるか埃をかぶるか。 話題を呼んだWiiFitにしろ、初版を購入して、今もキチンと続けている人が半数以上もいるのかも疑問。 --------------------------------------- 本体やソフトの売れ筋なんて、シェアが押されてるとかどうとかの参考にはならないですね。 本体に関しては大半は単純にプレイしたいソフトがその機種だからという理由でしょうし。その程度の理由での結果ですので。 PSPなんて、MH等の有名タイトル以外は鳴かず飛ばずが現状でしょうし。自己移植物が多いですし。その点、任天堂は自己移植物が増えたとは言え、基本的には別シェアとしてマーケットを広げているわけで。 さらに他の方が書かれているように、シリーズ物の売上数もアテになりません。結局、大半はリピーターユーザが購入するので実質的なシェアは大して動きませんから。新規は、離れたユーザとトントンという感じでしょうしね。 PS3とXBOX360は独自のソフト以外はシェアを二分する形ですし。 さらに両者とも多くのPCゲームの移植を行ってますし。 さらにPS3はXBOX360から作品を移植するということまでしてますから。 立場がPS2/XBOXの頃と逆転している状態。 なんにしろ、最早、どの機体のソフトが売れているとかそういうものを比較すること自体が、最早ナンセンスだと思いますし、それで動くのも愚行でしょう。 まぁ、ライトユーザが予想以上に増えすぎて、ハードやソフトのメーカの思惑通りにユーザが動いていないという状況じゃないかな。 ゲーセンの遷移を見てるのですが、ゲーセンって、そういったことを如実に表してますよ。 今、ゲーマーに多いのは圧倒的にライトユーザ層ですので。
お礼
ライトユーザー層の拡大は、確かにゲームの世界だけでは判断しかねる時がありそうですね。 ゲーム専門誌ではなく、一般向けのファッション雑誌などでDSが取り上げられたり ゲームと関係の無いテレビ番組の合間に流れるCMの効果もあるでしょうし…。 任天堂の社長も仰っているようですが ゲームは人の「飽き」とのたたかいである部分が強いのだと思います。 この状況で、次々と一般層に訴えかけるソフトを提案できているのは強みですね。 ありがとうございました。
- neeting00
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「脳トレ」や「WiiFit」は間違いなく売れましたがそれでもやはり「ニューマリ」や「ポケモン」の方が売れていたりもします。 また、やってみるとわかりますが「ニューマリ」は「ワールド」よりはるかに難易度は高いですし、「ポケモン」も「ドラクエ」「FF」と比べて対戦がありますので、勝とうと思えば育て方・戦い方をかなり練りこまなければなりません。 実際のところは「ゲームをやる層」向けの難しいゲームと「ゲームをやらなかった層」向けの入りやすいゲームに分かれているといったところだと思います。 PSPやPS3などに押され気味で、と言ってもDSで「脳トレ」やWiiで「WiiFit」をやっていた40代50代がPSPで「モンハン」やPS3で「MGS4」をやるようになったわけでもありませんし…。
お礼
>「ゲームをやる層」向けの難しいゲームと >「ゲームをやらなかった層」向けの入りやすいゲームに分かれている そうなのかもしれません。それぞれが「棲み分け」しているだけで 最近は少し「ゲームをやる層」向けソフトの発売が多いというだけなのかもしれませんね。 ありがとうございました。
- 192455631
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わたしも個人的な意見を少しだけ。 >「脳トレ」や「WiiFit」などの"初心者向けゲーム" あれらは「ゲーム」ではありません、WiiやDSを触らせる きっかけの1つです。 故に、重厚長大のゲームが売れないのは「脳トレ」などの影響ではなく 純粋に面白くない・魅力を感じない・グラフィックと見せられるだけの 長時間の映像だけが売りで、すでにゲームとして成立していない・・・ そんな自称超大作が増えて一度離れたユーザーが「脳トレ」などに 移行してしまったのではないかなとわたしは考えます。 >以前の状態 「以前」とはいつですか?
お礼
「自称」超大作、確かに増えてますね。 別に私は長時間の映像(ムービー)が嫌いではないのですが あくまでもゲーム本編を盛り上げる演出の一つに過ぎませんからね。 従来層の人たちから、お手軽系ソフトに移行したケースは案外多いのかもしれません。 >「以前」とはいつですか? 主にPS2全盛期の頃になります。 192455631さんの書かれている「自称」超大作が増えてきた頃ですね。 ありがとうございました。
- u-bot
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個人的な見解を書きます。 単に初心者向けゲームを遊ぶ層が広がったのだと思います。 全体としてゲーム人口が増えたのです。これはDSやWiiのお手柄です。 しかし増えたのが従来の重厚型ゲームを遊ぶ層でなく、お手軽型ゲームを遊ぶ層が中心だったのです。 次にお手軽系の鈍化ですが、当然市場の成長はいつかは鈍化します。 また似たようなゲームの氾濫も1本当たりの販売本数を減らします。 お手軽系を好む層がいきなり重厚系になるとは思えないので鈍化の原因がPSPやPS3の普及とは考え憎いです。 最後にスパロボやMGS4が売れたからゲームの傾向が変わったとの話ですが、これも疑問です。 これらはある意味続編ものです。昔からそのゲームを遊んでいる人が買ったのが大半でしょう。 日本でミリオンクラスにならないようなら一時的としか思えません。
お礼
書かれているように、お手軽ゲームを遊ぶ層が増えたのは間違いなさそうですね。 ただ従来のゲームを好む層の底上げにはつながっていないような気がします。 >日本でミリオンクラスにならないようなら一時的 MGS4は、どうも日本だけではミリオンヒットは難しそうな情勢ですね。 やはり続編モノを好む従来層の人が買っただけのようです。 ありがとうございました。
お礼
確かに昔からテトリスとか売れていますね。 ただ、一時「1本で長く楽しめジャンルのソフトの方がお得感がある」 みたいな感じだったのか、RPGがミリオン連発していた時期がありましたよね。 その頃に登場したのが「脳トレ」で、脳トレの売れ行きの増加と 大作系ソフトの売れ行きの鈍化の時期が重なっているように思えたので 何かしらの影響を受けているのではないかと思っていました。 今売れている大作系は、ほとんどが続編モノですが ユーザー層の拡大には成功していないのが実情かもしれませんね。 ありがとうございました。