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色無地の色&八掛の柄について
和裁をしていた祖母の形見分けで、私もたくさんの着物と生地をもらいました。その中に地紋の入った白絹が何反かあり、母から「昔のもので品質がいいのでこのままにしておくのはもったいない、変色が進む前に(黄色くなりはじめています)着物にしたほうがよい」と言われています。呉服屋さんで品物を見てもらったところ、確かな品だというのは間違いないようです。慶弔どちらでもよい地紋だということなので、それでは色無地を一枚作ろうかと思ったのですが、その色のことでご相談です。 去年結婚したばかりで、持っていた友禅の振り袖の袖を切って訪問着にしました。これがごく薄いブルーというかグリーンというか、寒色系の色です。これとは違う色味のものが欲しいのですが、37歳という私の年齢で、ピンク系というのはおかしいでしょうか? 呉服屋さんで色見本を見せてもらったところ、桜色のようなかわいらしいピンクからグレーかかったものまでいろいろありました。落ち着いた色味なら大丈夫かもとも思うし、顔うつりも悪くないのですが、それにしてもピンクはピンク...。もうすぐ40代になるというのに常識はずれではないでしょうか? 呉服屋さんは結婚後、この振り袖の加工ではじめてお付き合いを始めたところでまだ馴染みという程ではなく、「お似合いだし、このくらいの色味ならピンクでも大丈夫」と言ってくださるのですが、セールストークのお世辞かも...と失礼ながらちょっと疑っているのです(愛想が良すぎて...(^^;) あともうひとつ。 胴裏と八掛も正絹の生地の状態でもらっています。持ち込みでも構わないと呉服屋さんに言われているので使おうと思っています。八掛の生地が何種類かあり、単色の物、ぼかしのもの、一面に柄のあるものなどがあるのですが、色無地には柄の八掛は使わないものでしょうか? 子供のころから着る機会は多かったのですが、知識は全く身に付けないまま折々に祖母の言う通り着ていただけなので、こういったことが全く分かりません。よろしくお願いします。
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ピンクの色無地。結構だと思いますよ。 ただし、どんな場に着て行くおつもりでしょうか?そこが重要です。 30代後半という年令でピンクがダメという事は全くありません。 色合いにもより、グレーがかったもの等であればかなりの歳になっても着られるでしょう。 お子さんの入学式や春のお茶会によいですね。 思い切ってビビッドなピンクにするのもよし。ちょっとしたパーティーに華を添えてくれるでしょう。 私は桜色の無地紬を持っていて(40代です)それをセミフォーマルの場で活用しています。 柔らか物の色無地よりも若干くだけますのでピンクという色も年令と調和してくれます。 紋も家紋ではなく洒落紋を入れてありますが、あっさりした袋帯を締めて子供の入学式にも着ました。 ただ、柔らか物のピンクの色無地には正直いってちょっと抵抗あります。 今はまだ色合い次第で十分に着られる歳と思っていますが今後のことを考えると…。 それで色無地は紫、淡い黄緑、やや濃いめのグリーン、と寒色系を選んでいますね。 帯次第で応用の広い色なので、これらには家紋を縫いの一つ紋で入れてお茶会やちょっとした式典に着ています。 八掛けですが、色無地には柄物は使わない方がいいでしょう。 洒落着として小紋感覚で着るなら最高にお洒落でよいのですが、着る場所を選んでしまいますので。 やはり私は紬地の色無地(桜色とは別の)に柄物の八掛けをつけています。 普段着からちょっといいレストランでのお食事等に着ている物で、フォーマルには使いません。 淡い色の色無地にした場合、柄が透けてしまう事もあります。 また着物と反対色やかけ離れた色にするとフォーマル感が薄れますので着物と同系色にしておいた方がコーディネートや応用範囲が広くなります。 単色は色あい次第、ぼかしはフォーマル向き、柄物は普段着向きと覚えておいてください。 胴裏は色無地の場合は同色か白にしておくのが無難でしょう。 大人のピンクの着物については雑誌「きものサロン」の2007年春号に特集されていますので、参考になるかと思います。 http://www.kateigaho.com/kimono/2007-spring_iindex.html
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- bekky1
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ピンク素敵ですよ。 きっと、呉服屋さんが言われるのなら、早々、みっともないようなことはしないでしょう。 基本、色白のお人はピンク似合います。 髪染めするようになると、ソレの色目との相談なのですが、 私の友人の姉様が60ですが、ソレはそれは、似合います。 妙に、地味にしないほうがいいです。 ソレと、色無地で気をつけないといけないのは、 余りに、質素、目立たないということで無難に無難につくると、 「高級な仲居サン」にしか見えないこと。 相当に帯に気合を入れるか、帯揚げも含めたコーディネートで見せるかしないと、つまらないです。 紋を入れないなら、いっそのこと、しゃれで柄のあるハッカケに挑戦するのも 一興です。 私は、色無地もイロイロとすでにもっていますので、 紋のない「台所グローブのようなオレンジ(笑)の古代縮緬」があって、50代ですので、イササカ気恥ずかしくもあるのですが、 いっそのこととドレス感覚で、ハッカケにシルクのブラウスの生地で 変わった細かい格子があって、ソレを使いました。 歩くと、非常に目立ちますが、着物自体としては「高級仲居さん」から 逸脱はしていませんので、年でもマーこれもありです。 オークションをしているとわかるのですが、結構、色無地は 着ないでオークションにでてくることも多くて、 結局は、重宝するからと無難に作って、着ないで、いらないになるケースが多いようです。 お茶などされて、うるさい人が多いところで着用するのでないなら、 自分のための着物として、思い切ると、ここ一番の特別ができて いいと思います。 妙に、儀式のためにと染め紋入れなどにこだわると、結局、着用する場面を選びますので。 ご参考までに私の「特別」ことを申し上げました。 呉服やがついているなら問題はなかろうとは思いますが、 昔の反物は巾が狭いので、モシ、袖巾9寸とか出そうと思うと出ないこともあります。 肩幅8寸5分、袖巾8寸5-7分が限界というのがちょっと前の反物です。 尺とないですから。 そのあたりも、しっかりと今の振袖の長襦袢と袖を切って兼用などと 思うのでしたら、ヨーック、お手持ち品(長じゅばん)の寸法とご相談されたほうがいいです。 特に、振袖は絵羽になる関係上、かなり、巾広く取れるように 仕立てていたりします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 呉服屋さんで現物を測ってもらって、寸法は問題ないようです。 >自分のための着物として、思い切ると、ここ一番の特別ができていいと思います。 >妙に、儀式のためにと染め紋入れなどにこだわると、結局、着用する場面を選びますので。 そうですね。 しまいっぱなしだったものを生かしたいというのが今回の目的でもあるので、 法事などにもつかえるからと無難な色にしてしまわないで、気に入った色にして 着る機会を増やしてあげたいと思います。
- comon-suki
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私はピンク系統の色目は好きですし、 色無地ではありませんが、 つけ下げや小紋でピンク系統を着ている60代70代の友人がいます。 若いころに作ったものや、50代でそれを呉服屋さんが勧めてくれて 気に入ったので・・と言う事ですが、 その方には顔映りも良くとてもきれいで”あなたならではの着物”と、 羨ましく見ています。 今回生地が変色しない間に色無地を作ると言う事は良い事だと思いますが、、、。 小紋に染める事も出来ますので、(江戸小紋・御洒落小紋・ろうけつ染め・更紗など・・) それらも一度ご覧になると良いと思います。 >慶弔どちらでもよい地紋だということ、。 色無地の場合は紋を入れる・・略礼装に着る事も出来る。 弔事にピンクは不可ですから、慶事のみになってしまいます。 入れない・・おしゃれ着として・・。 >一面に柄のあるものなどがあるのですが、色無地には柄の八掛は使わないものでしょうか 八掛けは単色・ぼかし・柄ものなど・・表地との響き方相性や、 紬用・綸子ちりめんなどと、区別されます。 御洒落として着る場合には使っても良いと思います。 同色の濃淡は、落ち着いて見えます。 帯の色目は合わせやすいと・・ 八掛けを凝ると全体のバランス次第で 相当凝ってるなと、あるいは????感じる時とあります。 あくまでも個人的な感想ですので、、、。 現在譲られた柄ものの八掛けですが、 共八掛けとして着物についていたものではないですか? もしそれだとしたら、表生地との相性があるとおもいます。 生地のハリや重さです。 単色のもの・・紬用であるかもしれません。 呉服屋さんに確かめてください。 呉服屋さんからの褒め言葉ですが、 欲しくないものや高価な物を購入する場合は、 話半分・・。 今回のようにご自分のものを持ち込む場合は、 きっとお似合いなのかと思います。 着物は使用頻度に応じてつくられると、タンスのこやしにはなりにくいのですが・・。 私でしたら、とりあえず今似合うものに仕立て 着つぶすでしょうね。 高価なものは計画を立てて、購入していますが、 染め直し仕立て直しに追われています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 小紋に染めるには今回は予算オーバーでしたので、単色でと考えています。 祖母が着ていた大島や紬ももらったのですが、寸法を直したり胴裏を取り替えたりで 一枚数万円ずつお直しにかかっています。 買うより安いのは分かっているのですが、維持するのもなかなか大変ですね。 後で濃い色に染め変える事もできるようなので、今似合う色にしようと思います。
- yuyuyunn
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こんにちは でしたら薄い黄色というかクリーム色はどうでしょう ただ、生地の痛み具合で難しいかもしれません グレーだと難しいですかね 長い目で見て着れるとは思いますが ピンクでもいいと思います 品のいいピンクこれを基本にしていただいて 色無地に柄の八掛はおしゃれですよね 見えにくい部分だけに、この人凝っているなと思います 柄といっても地模様の柄なんですよね? ご参考までに
お礼
ご回答ありがとうございました。 色見本で見たところ黄色系は全く似合わなかったです。 グレーや深い緑色も「おばあさんになってからになさっては?」と言われてしまいました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >紋も家紋ではなく洒落紋を入れてあります 「花紋」というのを何かで見て、自分もどれかの着物に入れたいなあと思っていました。 フォーマルな場には袖を切った訪問着で行くと思うので、好きな色に染めて気軽に着るものに仕立てようかなあと思います。