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昔の作品の読み方
自分は漢検1級を目指していて、そのおかげで様々な文豪の作品を最近読み始めるようになりました。 芥川龍之介や夏目漱石の作品は昔の表現等はあるものの、巻末の語句の意味の解説を見れば理解できたのですが、問題は森鴎外の「舞姫」や1級でも出題されていた尾崎紅葉の「金色夜叉」を読もうとしたときでした。 様々な出版社のを見たのですがどれも、古文と漢文を組み合わせたような文体で、読むのを断念してしまいました 自分としては「岩波文庫」(昔の作品を多く扱っているため)で出版されているのを読めるようになりたいと思うのですが、どのようにして皆さんはそれらの本を読んでいるのでしょうか?
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その語句が判らないと話の筋が判らないのでなければ、特に必要はないと思います。 どうしても気になるのであれば別ですが、個人的には、ひとつの語句にこだわるより、話の流れを楽しんだ方が良いと思います。 「舞姫」では「給ふ」を「玉ふ」とあて字しているように、その著者独自の単語など、辞書を調べても載っていない可能性もあります。その意味でも、ふりがな・注釈は多い本がお勧めです。
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- fedotov
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私の経験では、あらすじを知っていると、ある程度カンで読めるので、「舞姫」は少年少女向の口語訳やマンガを読んでから、「金色夜叉」はお芝居か映画を観てから、ふりがな・注釈の多い本で読んで、漢文書き下し体に慣れてはいかがでしょうか?(昔の本はあて字が多いので、ふりがなは大切です。) 泉鏡花の作品も映画やお芝居になっているのでお勧めです。(私が鏡花を読む時は、頭の中で坂東玉三郎の声が歌舞伎調で聞こえていますが) また、有名な外国文学の古い翻訳物を読んで、旧漢字・旧仮名遣いにに慣れるという方法もあります。(坪内逍遥訳「ザ・シェークスピア」(第三書館)という本も出ています。)
補足
読む際に、わからない語句は一つ一つ調べていくべきでしょうか?
お礼
助言ありがとうございました 早速、参考にして読んでいきたいと思います