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応援したくなるようなアドベンチャー・ファンタジー小説
応援したくなるようなアドベンチャー・ファンタジー小説を紹介していただきたく、質問させていただきました。 今まで、 守人シリーズ デル戦 十二国記シリーズ ブレイブ・ストーリー リフトウォー・サーガ ライラの冒険 ゲド戦記 ナルニア国物語 たつみや 章 の作品 ・・・・・・・ この辺は読みましたが、ほかにもあれば教えていただけると幸いです。 できれば、私はカタカナの名前が覚えるのが苦手なので・・・日本人の書いた小説を紹介していただきたいです(これは絶対にオススメというのがあれば、海外の作家さんの本でも紹介してください) よろしくお願いします
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いちおしは最近完結した「流血女神伝シリーズ」(須賀しのぶ・集英社コバルト文庫)です。コバルト文庫ですが、めそめそしたところはないので、デルフィニア・十二国記がいけるならおすすめ。 カリエは猟師の娘として育ったが、皇子の身代わりとなることをいきなり強制される。ジェットコースター、という比喩がふさわしい、毎回主人公の立場がくるくると変わり、続きが毎回楽しみな作品です。登場人物たちが魅力的でありかつ「生きている」ように感じられるし、展開もドラマティックです。「帝国の娘」が最初の巻です。 和風の冒険ものであれば、児童文学でもよければ「忍剣花百姫伝」(越水利江子・ポプラ社Dreamスマッシュ!)がおすすめです。 忍者の一族の城、八剣城から唯一人生き延びた姫、花百姫の数奇な運命が描かれます。姫といっても、この幼い姫は初登場でとんでもないかっこうで現れたり、剣が得意で男まさりというよりは、自然体でかっこいい姫。そして脇にいる忍者たちがまたかっこいい!ストーリーもけっこう容赦ないので、児童文学というガワではありますが、忍者もの、時代ものが好きな方なら、何歳でもはまれそうな肉厚な内容です。注釈が非常に多いのも特色。 少々おとめちっくでもよければ、「勾玉三部作」(荻原規子・徳間書店)がおすすめです。 勾玉三部作の最初の作品。不思議な力を持つ勾玉と、それを持った少年少女たちの、戦いと恋愛が描かれる三部作。古代から中世の日本が舞台です。背景も見事に描写されていますが、それぞれの心情も見事。少々、少女マンガ風ではありますが、厚みのあるファンタジー好きにはおすすめです。「空色勾玉」が最初の巻です。