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CPUについて教えて下さい(パソコン初心者です)
現在使っているパソコン(XP)のCPUはceleronプロセッサ2.20GHzです。 今回買おうとしているXPのノートパソコンは AMD Athlon(TM) 64X2 デュアルコア・プロセッサ TK-55 (1.8GHz, 512KB L2キャッシュ) と書いてあるのですが、現在のものよりもかなりいいものなのでしょうか? 違いなど教えて下さい。 よく処理能力が早いとかいう表現がありますが処理能力というのはなんでしょうか?
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Q/現在のものよりもかなりいいものなのでしょうか? A/そうですね。最低でも演算性能はベンチマークテスト(性能評価ソフトでの速度チェック)であれば2.5~4倍になるのではないかな?Net Burst系のCeleronとK8系のTurion64/Athlon64では性能差が歴然です。それが例え1コア(コア/Core/核のことで後ほど)であっても・・・ Q/違いなど教えて下さい。 A/Celeronはインテル社の開発したNet Burtst Micro-Architecture(ネットバーストマイクロアーキテクチャ)を採用したプロセッサです。2001年頃に登場し、2006年の始めまでは主力として使われていたのがNetBurstと呼ばれる技術。Pentium4、Pentium D、Pentium EE、XEとCeleron、Celeron D(4xxを除く)に採用されてきました。 Celeronは廉価版のプロセッサでPentiumのブランド名で販売されていたCPUから、いくつかの速度や効率を高めるための機能を省いた物です。 価格は数千円~1.5万円未満ぐらいで購入できますが、性能が同じ周波数(この場合は2,2GHzのPentium4)に比べて8割程度に抑えられています。 また、ノートPC向けのCeleronの場合は、消費電力を削減する技術のSpeedStepが使えないように工場出荷時に物理停止されています。 いわゆる、安くてお買い得なプロセッサです。 Athlon64X2 TK-55はTurion64X2のL2キャッシュ(知らなくても問題はない/Level2cacheの略)を半分にしたものです。 このプロセッサは、1つのCPUパッケージに物理的に2個の演算装置(コア)を内蔵しています。まあ、自動車1台に2つのエンジンが載っている感覚かな。この効果は、乗り物なら低振動と加速性の良さ。 CPUの場合は、ウィルススキャンをしながら、ゲームやDVD鑑賞をしても今までなら動きがぎこちなかったのが快適になる。そういう効果が期待できます。2つプロセッサがあれば、計算の時に0番のプロセッサが計算中なら1番のプロセッサに情報を渡せば計算してくれますからね。その効果があるのです。 ちなみに、2つプロセッサがあれば、2倍速度が上がることはありません。理論上速度の最大値は1コアに対して2倍未満になります。理由は簡単で、計算内容の多くは、ある計算の結果を基に次の計算をしなさいという連続もあるためです。この場合は、前の計算を待つことになるため、同時に別のプロセッサでは処理できません。車のエンジンが2つになっても2倍の速度が出るわけではないのと同じです。 後は、省電力技術、Power Now!が搭載されています。これによってバッテリ駆動時の電圧を最大で半分に消費電力を1/2前後まで抑えることができ、バッテリ寿命を最大で1.5倍程度まで延ばすことができます。 Celeronに比べると主力プロセッサですから、高性能で省電力、しかも64bit処理も可能と圧倒的な能力差があります。体感速度でも高度なデータ処理などをすれば倍以上高速でしょう。 Q/よく処理能力が早いとかいう表現がありますが処理能力というのはなんでしょうか? A/計算の速度や計算能力の高さです。123300×5438の計算を計算するときに何秒かかりますか?人によっては暗算で1秒でこなす計算です。普通の人は、筆算で数十秒~1分以上かかり間違えることもあります。 コンピュータは、計算機の延長線上にあるものでこの程度の計算ではなく1回で32bit(2の32乗桁数)または64bitの演算できるという特徴があります。 そして、コンピュータ上で動作するソフトウェアやDVDなどのデジタル映像は全て計算式を内包した情報の集まりでしかありません。この情報の計算をどれだけの速さで行うかと、どれだけの桁数を一度に処理できるかが処理能力と呼ばれるものです。これが遅ければ、待ち時間が長くなったり、映像再生などでウィルススキャンが始まったときに、画像が止まったりといった症状になります。 能力が高いほど快適に動きますし、より短時間に高速に処理を完了させることも出来ます。CPUの場合は、このぐらいかな。 CPUは中央演算処理装置(Central Processing Unit)でパソコンの頭脳。他にそれを補助するアクセラレータ(Accelerator/加速器)として、グラフィックスカード(ビデオカードともいう/コンピュータグラフィックスの処理を行う)、やオーディオカード(サウンドカードともいう/合成音声や音楽の再生性能向上、音質の向上など)などがあります。 他にもいくつか要素はあるが、性能はCPUを中心としてコンピュータ全体の部品の能力で決まります。
- Bronco7
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>よく処理能力が早いとかいう表現がありますが処理能力というのはなんでしょうか? CPUはいろいろなことを処理しますと言っても分からないでしょうから 計算をしているんです。 仮に1秒で1回計算するCPUがあったとします。(超鈍足w) CPUの速度表記で言うなら 1Hz 先のCeleron2.20GHz は1秒間に22億回計算します。(乱暴計算) 先のデュアルコア は1秒間に36億回計算します。(乱暴計算) この計算は、HDDを読めだの画面を表示しろだの無数の命令も含まれます。 たとえば100億個の足し算の計算があるとしてですが 1HzのCPUはすべてが終わるまでに100億秒=317年かかるわけです。 2.20GHzのCeleronは 約4.5秒で終了します。 デュアルコアは約2.8秒で終了します。(もっと早いかもしれませんが 処理能力が早いとはこういう事です。 スイッチを入れていろいろな命令を処理して画面が出るまでの時間は 処理能力が高ければ高いほど早いわけです。 ただ、ここでCPUだけが早ければよいかというとそうでもないので 難しいパズルになるわけですよ。
- Bronco7
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CPUだけの比較で言うなら celeronプロセッサ2.20GHz より AMD Athlon(TM) 64X2 デュアルコア・プロセッサ は 性能のよいCPUです。 なにしろ処理できる頭脳(CPU)が二つ着いているのですから。 かなり乱暴な計算ですが Celeron は 2.20GHz Athlon(TM) 64X2 は 1.8GHz×2= 3.6GHz 乱暴な計算でさえ今お使いのパソコンの1.6倍の速度で処理をできる頭脳です。 実際には搭載されているメモリーやHDDの速度などに 影響を受けますので先の計算以上の差が出る場合もあれば 出ない場合もあります。
お礼
HDDは80GB SATA HDD(5400回転) メモリは 1GB (512MBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ にしようと思っています。 「5400回転」とか「DDR2-SDRAM」とかいう部分が速度を表しているんでしょうか? その速度とCPU、両方考えないといけないようですね。 解説ありがとうございました。
お礼
とても詳しい解説をありがとうございました。 今まではウィルススキャンしながらネットサーフィンしたりするとパソコンの動きが悪く、イライラすることもあったのですが、これからはそのような煩わしさから開放されると思うと一安心です(^_^;)