ISO9001の活動における報酬について

質問

私はISO9001認証取得事業所内で働いている下請け子会社従業員です。この度、上記事業所の内部監査員をする事になりました。数年前に、
二日間に渡って内部監査員養成講習を受講していたので有資格者として選ばれたようです。ですが、確かに受講はしたものの、決して充分理解
しているとは言い難く、ISO風に言う所の「不適合」な監査員だと思っています。親会社の役付社員を相手に、手探りで監査するのは本業以上に
重荷になっています。
　そんな内部監査員の仕事をしていて疑問に感じることがあります。監査員になっても何の手当てもないのです。本業で手一杯な上にのしかかって
来る内部監査業務。「貧乏くじを引いてしまった」と嘆く仲間もいます。挙句の果てには「(給料の高い)親会社の社員がすればいいんだ！」
と言った」愚痴も飛び出す始末です。監査員がこのようなモチベーションでは、有意義なISO運用が出来るとは思えません。皆さんの事業所では
どういった方が内部監査員として活躍され、その活動に対し何らかの報酬があったりしますか？「ウチではこう」と言った意見を是非お聞かせ下さい。

回答No.3

C-MORITA

結局、ISOに関しては認証マークや認証の事実等を世間にアピールしたいだけで、ISOを経営のツールとして役立てようという意識が低い企業がほとんどだと思います。どこの会社でも一緒ですよ。だからISOに関する業務は余計な仕事だし、お金も極力かけたくない、だから手当ても出したくない。認証を取得してしまえば、後は認証がとけされない程度に何かやっとけばいいんでしょうね。
担当者の苦労なんて真剣に理解しようとする姿勢は内でも皆無です。

お礼

遅くなりまして申し訳ありません。
　確かに、我が社においても現状を見る限りでは対外的パフォーマンスのためにやっていると言うのが正直な印象です。手探りでチェックリストを作成してもそれは的外れで、監査時に親会社の中間管理職の失笑を買うという針のムシロ状態の悲惨さは経験者にしかわかりませんよね。ありがとうございました。

回答No.2

himara-hus

下請け子会社の社員に内部監査員をやらせている例は、聞いた事ありませんね。
　内部にはならないのではと思ってしまいますが？
　後、契約上、派遣法上も問題ありそうな気がします。

お礼

ご意見ありがとうございます。当事業所では製造部門を親会社が、包装部門を子会社が行っています。組織そのものは全くの別物ですが、製品実現までに一連の繋がりがありますので「組み込まれた」のだろうと思います。

回答No.1

newbranch

ISOの管理責任者をしています。内部監査員については、おっしゃるように、その資格を認定する為に、外部又は内部で監査員教育を実施し、評価し、資格認定した上で監査業務を実施するようにISO規格は要求していますので、有資格者しか内部監査が出来ないことになるために、貴方の会社のように有資格者が駆出されることになります。監査員の手当てを出している会社は殆ど無いと聞いています。ISOマネジメントシステムであり、会社業務の一貫ですので、その業務は特別なものとは考えられません。又、そのためか、品質管理課員や、管理セクション（総務・管理）等の役職者を当てているケースが多いと思われます。貴方のような考えの方もいらっしゃいますが、ISOは、いまや企業にとって、一般的なツールであり、除外して経営が考えられないようになっておりますので、思い切り立場を変えて、誰よりもISOのことを理解し、可能ならば、審査員資格を得られるくらい、勉強されたら、将来キット役に立つことでしょう。（ISOの審査委員は、現役の時に、会社の費用でもって資格を取って、出向又は、定年後に収入を得ている場合が殆どですよ。）私も内部監査員の資格を取っていますし、審査員の資格は取っていませんが、審査員より良く知っていると自負していますし、そのくらいISOについては勉強しています。（勿論会社からそのような指示は一切ありませんし、管理責任者としての手当ても一切ありません。

お礼

貴重な情報を頂きましてありがとうございます。消費者の目が年々厳しさを増す中(特に食品業界に於いて)、ISOを正しく運用し顧客満足を得ていかなければ、時代の流れに取り残されてしまう事は充分承知しております。私自身も、(出来ればしたくないと言うのが本音ですが)やるのであれば本格的に身に着けたいとは思っています。それにしても手当てのない所が殆どだと言うのには驚きました。現場との意識の違いを感じますねぇ。　最後に、掲載質問文が改行の関係で読みにくくなりました事をお詫びします。