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ISO14001と労働安全衛生マネジメントシステムについて
早速ですが・・・ 私の勤める工場で、タイトルのISO14001と労働安全衛生マネジメントシステムの取得?を考えております。この2つの関連性及び考え方をお教え下さい。 私の考えでは、この2つは別々に考えて構わないと思われますが、いち工場内で機器、作業に関連性が無いともいえません。お互いを「どのように位置付け、リンクさせるのか?」 そのあたりについてご回答いただきたく思います。 宜しくお願いします。
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ISO14001規格で実現すべきシステムの内容と、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSAS18001)で実現すべきシステムの内容は相似性が高く、感覚的には80~90%くらいが同じです。OHSAS18001の内容は、ISO14001(ただし1996年版)を参考にして作られています。ですから、ISO14001とOHSAS18001をひとつの「統合マニュアル」として作り上げ、一体のシステムとして運用している会社が多い状況です。 たとえば、ISO14001で求められている環境側面(いわば環境リスク)と、OHSAS18001で求められている労働安全衛生リスクを抽出する手順は、ほとんど同じようなやり方にすることが可能です。一方は「環境」という切り口で、他方は「労働安全衛生」という切り口で見るだけの違いですから。 なお、ISO14001が2004年版に改訂されたのに伴い、それにあわせてOHSAS18001はいま見直しの作業中です(それくらい両者は内容的に仲良しです)。