星の王子さまについて

質問

星の王子さまですが、大切なことは目には見えないといっていましたがその意味がいまいちわかりません。どういう意味ですか？
星の王子さまで作者が言いたかったことを教えてください。お願いします。

回答No.2

noname#37852

最近いろいろな新訳が出ていますね。
私は昔の岩波版しか読んでないので、新しい翻訳のはわかりませんが。

＞大切なことは目には見えない

具体的に手で触ったり目で見えるような物質（モノ）でなくて、触れないし見えないけれど、大切なことがあるんだ、と、いうことではないでしょうか。
たとえば、心とか、気持ちとか、想いとか。

それと、表面だけ見ていても中身はわかりませんよね。
「うわばみ」（大蛇）の絵みたいに。
主人公が６歳のときに描いた絵は、帽子の絵みたいだけれど実は象を飲み込んだ大きなヘビ（ウワバミ）で、中には象が入っているんですよね。
あの本に出てくる大人の人たちのようにパッと見て、帽子みたいに見えるから帽子の絵だと判断すると、本当はゾウを飲み込んだウワバミの絵なんだということが分からないでしょう。
茶色い皮だけ見えていて、中の象は見えない。

＞星の王子さまで作者が言いたかったこと

まとめて言うとどういうことなのか私にもよくわかりません。

でも、キツネが言ったこと、王子さまがふるさとの星で咲いていた気取りやの花に対していろいろ考えたこと、ガス灯の火をつける係の人、王様の人・・・・いろいろな登場人物たちの語ることそれぞれを１つ１つ読むだけでも、なるほどなあと思えることがある気がします。

ところで、この物語は、本の最初のほうを見るとわかりますが、作者の友達に捧げられています。
第二次戦争中で、友達はユダヤ人でした。
当時はヨーロッパに住んでいるユダヤ人は、ナチス・ドイツに迫害され、弾圧される対象でしたし、フランスの国そのものも、一部をドイツに占領されたりしました。
作者のサン＝テクジュペリは故郷のフランスを離れてアメリカに住んでいましたので、フランスに住んでいるその友達を心配していたようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE

回答No.1

mouryou

そういえば作者は第二次世界大戦中の偵察でお亡くなりになっているんですよね。大切なものが眼に見えなかったのかもしれません。