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着脱可能なシートの安全性。

(1)クルマの後部座席が着脱可能な車種ってありますよね(クライスラー・ボイジャーとか)。その安全性ってどうなのでしょうか? (2)たとえば着脱可能な座席を飛行機に適用することは、技術的に可能だと思いますか? やはり安全性に問題があるでしょうか? ストレッチャー(≒救急車に積んである寝台車)を利用して生活している重度障害者が飛行機に乗るとき、座席(6~12席)の背もたれを倒して、その上に簡易ベッドを載せることになります。 http://www.ana.co.jp/share/assist/pop/pop_k02_05.html http://www.jal.co.jp/jalpri/areservation.html#stretcher ところが、簡易ベッドの固定作業に手間がかかるので、前夜のうちにその飛行機にベッドを固定しておくことになります。そして、障害者が搭乗する便に限らず、その飛行機は1日中、簡易ベッドを載せたまま(=6~12席を潰したまま)運行することになります。逆に言うと、搭乗する便に空きがあっても、その飛行機が使われる別の便が満席だと、ストレッチャー利用者は飛行機に乗れなくなってしまいます。羽田空港の発着枠増加によって飛行機の小型化が進めば、今よりもっとシビアになってしまいます。 そのような経緯で、もしクルマの座席の着脱技術が飛行機に適用されて、簡易ベッドの固定作業が低減すれば、飛行機に乗れる可能性がアップするかな、と考えた次第です。 「飛行機」のカテゴリがないのでこちらに質問してしまいました。クルマのことは全然わからないペーパードライバーなのですが、ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いします。

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  • sc16
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回答No.3

車の場合保安基準に適合しているので問題ありません。 飛行機の座席ももちろん耐空証明という証明に合致したものです。軽く・強くという相反する要求を満たしたものです。 飛行機の場合ストレッチャーKITを使ってベッドを作ります。また、その固定できる部分と言うのははじめから決められており出入り口に一番近い席にというのは無理です。大体中央からやや後方のA席側ですね。 確かに小型化が進めばかなり厳しくなることは間違いありません。特に飛込みなどは絶対無理です。そのため事前に予約・調整をしてOKが出ています。またKITの脱着には熟練している人であれば20分程度。ですから羽田などの大きな空港で折り返しの余裕時間があるときに取り外しをします。必ずしも一日つけたまま飛ばなくてはいけないと言うことはありません。また運用で数分の遅れを設定して飛ばすこともありえます。前便が満席であればお客様の出発空港で組み立てることもありえます。ただし、時間の遅れは多少発生するかもしれません。航空会社もいろいろと努力をしていますのでストレッチャーももっと利用してもらえばストレッチャーKITの意義も出てくると思います。これからはもっと多くなるのではないでしょうか。

pekopeko-goo
質問者

お礼

ご丁寧な回答、ありがとうございます。 > 出入り口に一番近い席にというのは無理です。 なるほど。たしかに座位のとれる車イス利用者でも、最前列とか通路側とかには座らせてもらえない、と聞いたことがあります(避難経路確保のため?)。それと同じ考え方、ということですね。 > KITの脱着には熟練している人であれば20分程度。 > 必ずしも一日つけたまま飛ばなくてはいけないと言うことはありません。 あ、そうなんですか! てっきり載せっぱなしじゃないとダメなんだと勘違いしていました。準備時間に余裕があるときは、頑張ればなんとかなるんですね。たいへん勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • j2000jp
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回答No.2

(1)自動車の座席としての安全性は確保されています。 (2)そもそも、航空機の座席そのものは共通化されたレールの上に乗っているだけなので、物理的な交換は比較的容易です。 ただ、今時の座席は電気的にも接続されていますので、それらと全体のバランス調整・確認作業も必要です。 それはさておいて、航空機は飛ばしてナンボです。 一時間前後の地上待機中に、「降機」→「清掃」→「セッティング・仕込」→「搭乗」をこなしますので、実際に航空会社が作業できる(持ち)時間は三十分あるか無しかです。 仰有るような作業を行うのに大きな時間が掛かるとは思えませんが、とは言え通路を塞ぎますので、通常の作業と輻輳して行うのはほぼ困難です。。 ですからその時間が丸々追加されてしまいます。 物理的には可能ですが、現実的には、残念ながら難しいと思います。

pekopeko-goo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > ただ、今時の座席は電気的にも接続されていますので、 > それらと全体のバランス調整・確認作業も必要です。 なるほど、パカッと取り付ければそれで済むとも限らないわけですね。 > 航空機は飛ばしてナンボです。 > 実際に航空会社が作業できる(持ち)時間は三十分あるか無しかです。 あ、そうですよね。発着回数の増加ということは、小型化による空席率低下だけでなく、準備時間の制約もシビアになりますよね。 それにしても「30分」ですか。着脱できる座席&ベッドを出入口に一番近い座席に設置するとしても、なかなか大変ですね。 たいへん勉強になりました。ありがとうございます。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

(1)強度試験にパスしています。問題ありません。 (2)安全が確保できるなら可能です。

pekopeko-goo
質問者

お礼

早速のご助言、ありがとうございます。 > 安全が確保できるなら可能です。 素人が考える程には難しくないんですね。あとは、クルマと違って上下運動する点、という具合ですね。ありがとうございます。

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