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苦しくてたまらなくなる小説

 毎日の人間関係が精神的にしんどいので、日常のしんどさなんて大したことないと思えるくらいに、苦しくてたまらなくなる小説を読みたいです。  たとえば、小池真理子さんの恋愛小説などは、それに当てはまるでしょうか?  他にも当てはまる小説や、そういう本を多く書いている小説家さんがあれば、教えてください。よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#38692
noname#38692
回答No.5

小池真理子は恋愛の切なさを書いているだけで、苦しくてたまらないという内容ではないですよ。有名所で申し訳ないんですが、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」ユダヤ人収容所の話です。苦しくてたまらないというより、ただならぬ苦しみの中でなおかつ人間らしくあろうという筆者に胸打たれます。でもこれはあんまり役に立たないかも。 金原ひとみさんの本は読みますか?毛嫌いする方もいるでしょうけど、新作のハイドラと、アッシュベイビーは苦しい生活を送ってる女性なら読んで欲しいなぁ。ハイドラは拒食症の女性が恋する話、アッシュベイビーは殺伐とした性の物語という感じです。 下の方がお勧めしてますが、非日常的辛さという意味では桐生夏生のアンダーワールドとかいいと思いますよ。

noname#31880
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。  小池真理子さんについてのご意見、参考になりました。  「夜と霧」は有名なのに、ちゃんと読んだことがありません。探してみます。金原ひとみさん、刺激的な感じがしますね。ちょっと惹かれます。非日常的辛さという視点からの桐野夏生さんの小説、というのも考えてみます。

その他の回答 (6)

noname#76956
noname#76956
回答No.7

梁石日「闇の子供達」・・恋愛小説ではありませんし、その苦しさとは全然違う分野ですが、かなり重たい、ノンフィクションでもおかしくないほどの本です。大人のエゴと汚さが嫌になります。

noname#31880
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。  大人のエゴと汚さが嫌になる、というところには結構惹かれます。探してみようと思います。

回答No.6

重松清「疾走」  文庫本で上下巻ありますが、あっという間に読んでしまいました 重く暗い話です 是非読んでみてください

noname#31880
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。  重松清は「きよしこ」を読んで、途中でいつの間にか読まなくなってしまいましたが、「疾走」はタイトル通りすいすい読めそうですね。探してみます。

  • kana0324
  • ベストアンサー率80% (8/10)
回答No.4

「日常のしんどさなんて大したことないと思えるくらいに、苦しくてたまらなくなる小説」ということですが、 非日常のしんどさを描いたものより、いろんな別の日常のしんどさを描いたものの方が、 そういうものを読みたいと思われる心情に合致するのではとも感じました。 最近書かれたものとしては、先月に出たばかりの、桐野夏生「メタボラ」をお勧めいたします。

noname#31880
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。  桐野夏生さんのお名前も最近よく聞きますが、読んだことがありません。苦しくなる話を読むにはうってつけの作家さんのようですので、探してみます。

  • CKshield
  • ベストアンサー率12% (9/75)
回答No.3

太宰 治「人間失格」チェックしてみてください。

noname#31880
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。  「人間失格」はずいぶん昔に読みました。久しぶりに読み返してみようかなと思います。

  • tryouts
  • ベストアンサー率31% (126/404)
回答No.2

「戊辰落日」などはいかがでしょうか? この本の中のしんどさ(史実ですが)と比べれば、大抵のことは大したことでは無いと感じると思います。 国が滅びていく中での高い誇りを持った人々の生き様、死に様を読むと、今の世の中で考えられる大抵の苦痛が全て楽だと思われますよ。 「戊辰落日」の中では数ページしか記載されていませんが、同じような辛い状態を表している例として「二本松少年隊」について書いてみます。 10代後半以上の男は全て母国から離れた地に、援軍として赴き自国の防衛を出来る人々は10代前半の今で言えば小6~中2にあたる少年達しか居ない状態になった二本松藩。 少年たちは自ら藩主へ祖国の防衛の為に戦わさせて欲しいと訴え、藩主とすれば国は滅びても少年たちだけは生き残って欲しいと思ってはいたものの、考慮の上苦汁の決断として少年たちに戦うことを許しています。 武士の子である少年たちにすれば、死に向かうのは目に見えていてもそれは誇りでした。 ここで一番泣かせられるのは、1人の少年が母親に頼んだ一言です。 「私の持ち物全てに名前を縫ってください」 今であれば落とし物をした時に見付かるかも程度ですが、彼の場合はその言葉の後に、「私が死んだときに遺品を見つけて頂きたいからです」と続けています。 母親も息子の晴れ姿のためと涙を堪え縫い上げ、翌朝には「お国の為に頑張ってきてください」と無理に笑顔で送り出し、少年たちは戦いに向かいます。 少年たちは最後の最後まで戦い、相打ちなどに持込ながらもほぼ全て死に絶えました。(碑や銅像が二本松の地にあります) 「戊辰落日」においても、このように死んで行く人や死ぬよりも辛い生き長らえる苦しみが書かれております。

noname#31880
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。  登場人物の辛い思いに共感しながら泣けそうですね。「戊辰落日」、探してみます。

  • aji1828
  • ベストアンサー率27% (38/137)
回答No.1

有名どころで恐縮ですが、東野圭吾の「手紙」 もう、なんていうか、私は二、三日凹んで過ごしました。 主人公は、何もしていません。誰に迷惑もかけていません。 だからこそ苦しかったです。

noname#31880
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。  東野圭吾さんのお名前は最近よく聞きますが、読んだことがありません。読みやすいようなので、探してみます。

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