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鉄道での自殺は生命保険が出ないようにできないんですか?
鉄道での自殺の場合は保険金が支払われないようにできないんでしょうか。 首都圏の鉄道では1つの路線で月3回程度は「自殺」被害に遭うようで、それによる年間死者は相当数になると思われます。もちろんすべてが自殺ではなく、不幸にして轢かれてしまい自殺かどうかの判断が難しいケースもあるでしょうが、鉄道自殺は明らかに個人の利益より多数の損失の方が多いと思います。鉄道自殺者の何パーセント位が生保に入っているかわかりませんが、少なくとも今後の抑止力にはなると思います。 仮に現契約者に対しては無理だとしても今後の新規契約者は「支払われない場合」に載せられないのものでしょうか。
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自殺では一切保険金が支払われない保険についてですが、現在、日本国内では存在しないはずです。 ただ、外国では存在しているという話しを聞いたことがあります。 さらに、5年くらい前に、自殺免責の保険を日本国内で販売しようとした外資系生保があります。(その会社の幹部に直接話しを聞きました。) しかし、未だ、自殺免責の保険の販売開始の話しは上がってきませんので、しばらくは無いと思われます。 私的な見解ですが、販売されない理由は2つ考えられます。 その1:日本国内における死亡原因として自殺は高い比率を占めている。 特に20代、30代では極端に高いので自殺免責の保険は売れない のではと、保険会社が考えている節がある。 その2:保険を自殺免責という形で販売しようとすると、保険料(掛け金のことです)が非常に安くなってしまう。 そうなると保険会社の利益が薄くなる。 企業としては利益の薄いものは売りたくない。 結局、売れない可能性が結構高いし、仮に売れても利益の薄い商品なので、あまり旨みがないということです。
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- wolf0887
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抑止力には、ある程度なると思います。 自殺により鉄道網に影響があった場合の賠償金額の大きさについては他の回答者の方が既にお答えしておりますが、実際のところ、遺族が相続放棄をしてしまえば、賠償金の支払いは免れます。 しかし、生命保険は相続放棄をしても受け取ることができるのです。 これは生命保険が保険金受取人の固有の財産とみなされる為です。 これにより、例えば生命保険に1億円加入していた人が自殺して、遺族に賠償請求が1億円きたとしても、相続放棄すれば、賠償金の支払いは全くしないで、1億円受け取ることができる訳です。 しかし、保険会社が鉄道自殺に限り免責とするかというと、かなり無理があると思います。不特定多数の人に損害を与える自殺は鉄道自殺にかぎらず数限りないですから。(例えば、一般の道路に飛び込み自殺をした場合も、道路によっては、鉄道自殺以上の賠償金額になるケースもある訳ですから。)
お礼
やはりそうですか。確かに「何で鉄道だけなんだ」と言う議論になって しまうでしょうね。 知らなかったのは賠償は放棄、保険は受け取れるっとの話です。初めて 聞き、いい勉強になりました。 ところで「自殺では一切支払われない」という案は無理なんでしょうか?
- adbarg
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> 、少なくとも今後の抑止力 私もたいして抑止力にならないと思います。 鉄道事故なら全てかかった実費を請求されるのが原則ですので 首都圏や利用者の多い地域なら請求額はかるく億は超えると思います。 にも関わらず飛び込み自殺が減らないのは、やはり自殺する方がそのような他人の迷惑をまったく気にしない状態であるという事だと思います。 そもそも自殺は商法680条により保険金は支払われません。(ただし保険約款で自殺免責期間の記載あれば最高裁判決により支払われる可能性があります。なければ全く支払われません。) 第680条 左ノ場合ニ於テハ保険者ハ保険金額ヲ支払フ責ニ任セス 第1号 被保険者カ自殺、決闘其他ノ犯罪又ハ死刑ノ執行ニ因リテ死亡シタルトキ 自殺を減らすには、自殺の悪いイメージを蔓延させ、自殺しにくい社会をつくってあげるしかないのではないかと思います。
お礼
>自殺を減らすには、自殺の悪いイメージを蔓延させ、自殺しにくい 社会をつくってあげるしかないのではない その通りなんですよね。発作的にやってしまう人も多いと思うんですけ ど「自殺は悪」という事を認知してもらいたいですね。
- hiroki0527
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>少なくとも今後の抑止力にはなると思います。 多分大して抑止力にはならないと思う。 「鬱」等でとっさに飛び込んでしまう人間に「残された人間が・・・」とか「死んだ後の賠償が・・・」とうは浮かんでいないと思う。 覚悟の自殺なら抑止力があると思うけど・・・。 「鉄道自殺=多額の賠償金」という話が一般的に認知されていてもここ数年鉄道自殺は増えている。 又、自殺者の親族身内で「多額の賠償金」請求された場合払えるかという重要な問題も出てくる。もし払えなければ「自殺の連鎖」を作ってしまうかも知れない。 個人的には抑止力として多少の効果有ると思われる「被害額の公開」「賠償金請求額の公開」等をするべきだと思う。 又鉄道を含め「自殺は悪・安易な選択」という認識を一般人が持つような世間誘導もすべきだと思う。
お礼
>個人的には抑止力として多少の効果有ると思われる「被害額の公開」「賠償金請求額の公開」等をするべきだと思う。 実情は請求しても能力のない人からは請求できず、鉄道側の泣き寝入り もかなりのようです。だから請求額はあまり公開をされず「多額の請求をされる」と言う「うわさ」程度にとどまってしまっているんだと思うんですよね。「取れる人からは取る」というのも変なのですが。
お礼
ご丁寧に回答ありがとうございます。 変な言い方かもしれませんが、保険屋さんも自殺者がいる事によって 利益をあげている面も多少はあるんですね。 不慮の事故、病気を想定して加入する人が自殺者の保険金負担をするのも何となく腑に落ちない感じがしました。 現状では自殺免責は無理っぽい事がわかりました。どうもありがとうございました。