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プラズマと液晶の違い
プラズマと液晶の違いがいまいちよく分かりません。 説明書きを何回か読んだのですが、いまいちよく分かりません。 簡単に違いを教えて頂けないでしょうか。
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- sanori
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画面関係の元プロです。 分かりやすく解説したいと思います。 【構造】 <プラズマ> すごく細い蛍光灯が列になって並んでる。 蛍光灯には3種類あって、赤(R)、緑(G)、青(B)。 その3色が3列周期で規則正しく並んでいる。 <液晶> プラズマより、ちょっと説明が長くなります。 縦じま模様のステンドグラスで、Rの縞、Gの縞、Bの縞が規則正しく並んでいる。 構造は、テレビの奥のほうから順番に ・バックライト(光源) ・偏光板その1 ・ガラス(透明ガラス) ・TFT回路 ・液晶 ・カラーフィルターガラス(ステンドグラス) ・偏光板その2 液晶分子の向きと、2枚の偏光板との組み合わせで、黒~灰色~白の階調を出す。 TFTは1個1個の画素(粒々)に、黒~白の情報を書き込む。 通常、2枚の偏光板で、光の半分以上がカットされる。 また、カラーフィルターで、さらに3分の1以上カットされる。 つまり、バックライトの光のうち、十数%しか生き残らない。 (現在は、偏光板で失うはずの光をある程度再利用する魔法の技術が使われている場合が多い) ついでに <ブラウン管> 心電図みたいな、若しくは、すごく小さな懐中電灯を振ってるみたいな感じで、電子ビームが後ろのほうから、画面の端から端まで順番に一生懸命照らしている。 以下、特徴についてランキング形式で表してみました。 【消費電力部門】 1位タイ ブラウン管 1位タイ 液晶 3位 プラズマ (意外に思われるかもしれませんが、ここ数年、液晶は画質向上したことと引き換えに消費電量が増えています) 【明るさ部門】 1位 プラズマ (1000カンデラ毎平方メートル)程度 2位 おそらくブラウン管 3位 液晶 500カンデラぐらい プラズマは消費電力が高いですが、(よく知りませんが)輝度を落とす設定ができれば、おそらく消費電力が減って長持ちすると思います。 なお、人間は光の強さの3乗根(3分の1乗)ぐらいで明るさを感じているので、カンデラの値が2倍違っても1.3倍ぐらいにしか感じません。 (電球や蛍光灯を2つつけても2倍に感じないのと同じ) 【選ぶ際のポイント(メリット・デメリット)】 <プラズマ> メリット =デカさ →13畳以上のリビングでないとメリットは出てこない (身内の一人は約16~17畳のリビングに50型を置いてます。) <液晶> メリット1=文字の鮮明さ(パソコンのモニタとしてであれば液晶が最適) メリット2=20型ぐらいまでは、机の上に置ける。 デメリット=動画 <ブラウン管> メリット=画質が良い! デメリット=奥行きがある・・・けど、部屋のコーナー部に置くのであれば、液晶と結局同じで問題なし。 (我が家は15畳のリビングのコーナーに34型のブラウン管を置いてます。ちょうど良いです。) しかし、地デジ対応のブラウン管は店頭に置いてないですね・・・ 【寿命部門】 おそらく、ですが 液晶 > プラズマ = ブラウン管 しかし、大差では無いというか、運だと思います。 下記もご参考。 やはり、私が回答しています。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=2941774.html
液晶は、その通りマス目に入った液晶の配列を変えることにより画像を作ります。 ただし、そのままでは見えないので、後ろから明かりを照らしてやる必要があります。 まぁ、ステンドグラスみたいな感じですね。 プラズマは、小さな蛍光灯が三色分(赤青黄)整列していて、それぞれが点灯消灯減光して画像を作ります。 液晶の消費電力は低いですが、配列に時間がかかるため、速い動きには追随しにくいです。(技術革新によりがんばっています。ビエラかなにかでCMしていたと思います) プラズマは速い動きに強いのですが、光源が多いので消費電力は多いです。 ビエラは32インチぐらい。その他は40ぐらいまで液晶がラインナップされています。 それ以上になるとプラズマになってきます。 段々その格差は詰まってきていますが。 なお、明るい部屋では液晶が見やすく、暗い部屋ではプラズマが見やすいようです。