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揮発性物質も蒸気圧降下?
非揮発性だけでなく、揮発性物質が溶けた溶液でも蒸気圧が下がると習いました。 揮発性物質であるほど、蒸気圧は上がるのに、混合液だと下がるんでしょうか。基本的な質問ですが、どうしても納得がいかなくて、教えてください。
- windowlily
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揮発性物質の溶液で蒸気圧を考えるのなら、その分圧も考える必要があります。 つまり、不揮発性の物質の溶液であれば、溶媒の蒸気圧が全圧になりますが、揮発性物質の溶液では、溶媒の蒸気圧に揮発性物質の蒸気圧を足したものが全圧になります。 したがって、「蒸気圧が・・・」と言った場合に、それが溶媒の蒸気圧(分圧)をさすのか、それとも溶質の分を加えた全圧を指すのかによって答は違ってきます。 ご質問の「下がる」というのは、「溶媒の分圧」のことであろうと思われます。実際の圧力(全圧)はそれに溶質の分圧が加わりますので、それがもとの圧力よりも高くなることはあると思います。
その他の回答 (1)
>揮発性物質であるほど、蒸気圧は上がるのに、混合液だと下がるんでしょうか。 混同されているようですが、揮発物質の圧力と、溶媒の圧力(蒸気圧)ははっきり分けてください。 揮発物質の圧力が大きければ、溶媒の蒸気圧は下がります。 (ややこしいですね)
お礼
確かに混同していました。ご指摘ありがとうございます。
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