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ギターを床に叩きつけるのはどうして
たまにアーティストがギターを床に 叩きつけてボロボロにするシーンを見るのですが どうしてですか？どう思われますか？ 見てて痛々しいというか、 理解できないので教えて下さい。
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それを理解するには60年代後半あたりのロックシーンを知る必要があります。 今のロックは音楽ジャンルのひとつであり、ポップスとの境界線がほとんどなくなっていますが、当時のロックは反権力、反体制など（そんな堅いメッセージばかりではないですが）の表現手法のひとつであり、暴力的な衝動をも表現する手法でした。 その中で楽器を破壊するというパフォーマンスが非常に意味あるものとして注目されたりもしたのです。 代表的なアーティストは当時のザ・フー（後のパンク勢にも受け継がれます）、ジミ・ヘンドリクスなどです。現在のアーティストで楽器破壊を行う人は彼らの影響を受けていると思って良いでしょう。 中でもギターを叩きつける姿として有名なのはLondon Callingというアルバムのジャケットでしょうか。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B00004BZ0N/ref=dp_image_0/250-6813462-2987435?ie=UTF8&n=561956&s=music
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アクシデント的にやるのは興奮が伝わりますが、演出のひとつとして当然のようにやられると引きますよね、たしかに・・・。 当然というか、演出なので、壊し用のギターが用意され、また、壊れやすいように細工がしてあります。たとえるなら、マリックのやるスプーン曲げのスプーンのように・・・。 似たようなので、ギターを激しく弾いて弦が切れる演出もあります。 もちろん、アクシデントで切れる場合もありますが、激しさを売りにしている（泉谷しげる等）は、あらかじめ切れやすいように弦に細工がしてあります。
お礼
壊し用のギター、壊れやすい細工・・ 準備までしてする破壊演出、 引いてしまいますねー。 ここで壊して・・みたいなのが。 泉谷さんとかそんなに歌をしりませんが 嫌いではない 十分歌で伝わるのにと思ってしまいます。 ライブで見ると興奮するのかな～ 回答有難うございました。
- ウラ漁師（@uraryoushi）
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最初にステージでギターを壊した事で注目されたのは…ＴｈｅＷｈｏでして。コレには“現状の（政治的）体制の破壊”とか“常識を叩き壊す”ことを表現したとかなんとか言われています。さらにロックンロールは“破壊的な音楽”ということでオーディエンス（聴衆）が大喜びしちゃったんですね。 で、ひとりが受ければ他が真似をする。さらに過激にする。これ目立つための定石ですね。例えばジミ・ヘンドリックスがＴｈｅＷｈｏの直後に演奏するんでテンパってついにギターに火をつけた…コレが受けてジミ・ヘンドリックスは一躍ワイルドなギター・ヒーローになった、と。 ７０年代になると破壊行為は単にギターをぶっ壊す、アンプやドラムセットをぶっ壊すに飽き足らなくなってトラックや象（！）をステージに上げたり、そりゃあもうハチャメチャでしたが時代が過ぎれば『バッカみたい』ですね。 ディープ・パープルのリッチー・ブラックモアはステージで壊すギター用に安い日本製のコピー・ストラト（のちにもっと安い韓国製）を壊していたとか…それでもステージが終わるとこっそり高価なピックアップだけ拾って帰っていたとか。 要は 『俺は熱いんだぁあ！』 というパフォーマンスですね。こちらも熱くなっていたら盛り上がりますが、こちらが冷めていたらダダ引きです。 なおローリング・ストーンズのキース・リチャーズは過熱してステージに上がった観客の顔面をギターで思い切りぶん殴った、というウソのような本当の話があります。
お礼
あ!ありますねーアンプやドラムを壊すシーンも。 アーティストが大事な楽器を破壊するなんてーと 思っちゃいます。かわいそうというか。 ＴｈｅＷｈｏというアーティストが最初から 演出に組まれてなかったのにその行動が 出たならかなり強いメッセージがありそうで 破壊行為が好きではないけど なんとなく理解できたりします。 また歌詞を探してみます。 回答有難うございました。
お礼
私が見たのは日本のアーティストで あなた様の言われる通りどちらかといえば ポップスに近い曲ですし なんでそこで壊す？んー痛々しい。。と 思いました。 60年代後半あたりのロックならそのパフォーマンスが 不自然でなかったのかな・・ 影響を受けた人があのパフォーマンスをするというのは 納得できました 当時のロックってどんなメッセージがあって 共感できるものなのか わからないのでこのジャケットの歌の歌詞を見てみようと 探したけどわかりませんでした またゆっくり探してみます 回答有難うございました