- ベストアンサー
マグロのドラマ・・・
ドラマを見て泣いた人いますか、どの辺でなけたか教えてください。 僕はかなりいいドラマだと思いました。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
泣きました。どこで......というよりも、最初から終わりまで....、もう続けさまに....、シーン毎に....、セリフのひとつひとつ毎に....、ジーンと来て目頭が熱くなるといった感じで。ずいぶんティッシュの山ができました。 泣けたところは沢山あり過ぎてコレッと挙げられませんが、たとえば、辰男(渡)が長男の洋道が働く鉄工所に行くシーン、最初の<父ちゃん、旅行行こうよ>と妻の操(松阪)が電話をかけるシーンから、青函トンネルのシーン、津軽鉄道と津軽平野、洋道が息子の名前に父辰男の名前のひと文字を入れたことを知った時の辰男の顔、そして訪ねて行った鉄工所での再会のシーン、洋道の笑顔、帰りの列車の中のシーン、もうずっと涙が止まりませんでした。 辰男が、妻を失った親友の玄次(西田)を戸井漁港までたずねるシーンで、玄次が言ったセリフ、<陸で待っている者が居るから帰ってこれる、待っている者が居なくなったら、漁師なんてものは、どこかに行っちまうような気がする.....>、この言葉の重みも響きました。 妻や子供たちに見せる辰男の愛情の姿、男ならではの愛情の深さや広さがよく言われますが、そうじゃない。深さや広さなら妻の操が見せた妻として母としての女の愛情だってそれ以上のもの。それにしても松阪慶子さんのかわいらしい妻の姿、とても印象的でした。 それぞれの想いを胸に親の元を、そして大間という寒村を飛び出して行った夏海、真由、洋道、航の四人の子供たち、でも、次第に心は親と大間に引き寄せられる。そこには切ろうとしても切ることができない親子の、そして兄弟姉妹たちの、きずなの強さ......、それにしても、それには操の死という大きな代償があってのこと、それがとても悲しいなあ。 操が言った<人生なんて単純なものなんだよ>と言うひと言、今でも私の心の中に強く残っています。 長女夏海に惚れている同級生だった吾郎、両手を広げて町を走り抜ける吾郎、次男の航にまぐろの一本釣りを教える吾郎、いいなあ、ああいうどっしりとした男性ってほんとうにこの世の中に居るのかしら。私、夏海と同じに、すっかり心を引き寄せられてしまいました。 夏海に辰男がある日言います、<お前、おっ母あそっくりの言い方だな>って。長女ってそうなんです、私にもそんな時の父親の気持ちってよく分かるんです。それに、そのひと言だって妻操の死がけっして無駄じゃなかったこともが。 さすが石原プロ、この<まぐろ>、丁寧に作られたとても良くできたドラマだったと思います。とても感動しました。 日本のマグロ漁師たちが、こんなにまで深く考えて、男の命と意地を賭け、そしてプライドと節度を持って漁をしているんだ......ということを、このドラマを通じて世界の人たちにも知って欲しいと思いました。ことに、今世界規模で論議を呼んでいるマグロの漁獲高、これにかかわっている人たちにはぜひともね。男ってすばらしいですね。
お礼
私もこのドラマで泣きました・・・。 いろんな意味で最高のドラマだったと思います、ありがとうございました。