アルコールにつよい人種

質問

アルコールにつよい民族を教えてください。

確かではないのですが、「モンゴリアン」か「アジア人」？が強いと聞いたような気がします。そうなのですか？
また、なぜ強いのでしょうか？

よろしくお願いします。

回答No.2

pyonpyon123

学術的に正確な記述ではありませんが、おおよそ以下のような話だそうです。

アルコールは、体内に入ると大部分が「アセトアルデヒド」という物質になり、さらに酢酸を経て、二酸化炭素と水になって無毒化されます。

悪酔いはこの「アセトアルデヒド」が分解されずに体内に残ることで起こります。

アセトアルデヒドを分解するのは、ALDHという酵素で、IとIIの二つがあります。

この酵素の有無や働きの強い・弱いは個人差ではなく、人種差によるところが大きいとされています。

黄色人種（モンゴル系民族）は、2万年くらい前に突然変異により、このADLHの遺伝子配列の一部が欠けてしまい、酵素として働かなくなってしまったのです。

日本人は「弥生人系」と「縄文人系」に分かれますが、「弥生人系」のほうでこの異変が出て、現在の日本人の44％に相当するといわれています。

このため、日本人は、
分解酵素が両方働く「酒に強い人」
分解酵素が片方は働く「そこそこ飲める人」
分解酵素がまったく働かない（持っていない）「まったく飲めない人」
に区分できるようですね。

白色人種と黒色人種はこの酵素が生まれながらにして両方働くので
お酒に強い人がとても多いのです。

（例外として、南米のインディオにこの酵素を持っていない民族がいます）

お酒に強い弱いは、民族差によるところが大きいのですが、
アルコールやアセトアルデヒドの分解を助ける料理を採ることで、悪酔いの度合いを軽減させることはできるようです。

お礼

ありがとうございます。

詳しいご説明ありがとうございます。
とても分かりやすかったです。

回答No.1

MusikFried

つよい民族…というわけでわないのですが、現在ドイツに在住していて“日本人はよわい”とよく言われます。
その理由が内臓の長さと何かの成分(忘れてしまいました…)の分泌量だそうで、日本人よりも欧州人やアメリカ人の方が肉をよく(量も回数も)食べるので、とのことです。
的確な回答にならず申し訳ないですが、参考までに。

お礼

非常に参考になります。
日本人はよわい、とよく言われてるんですねえ。
ありがとうございます。