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デルス・ウザーラ アカデミー外国語映画賞
「デルス・ウザーラ」はアカデミー外国語映画賞をソ連映画として受賞していますが、1975年という冷戦時代においてこれは画期的な事だったのでしょうか?。それとも、別に映画の賞と米ソ冷戦とか関係なかったのでたいしたことでもなかったのでしょうか?。「アメリカがソ連映画に賞を与えた」という衝撃みたいなものはなかったのでしょうか?。
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映画の内容が、、特にイデオロギー色が強いものでもなかったので、衝撃的な反響はなかったように記憶しています。 冷戦とはいっても、国交を絶っていたわけではないし、スポーツや芸術の交流はありました。 この時期は、デタント(緊張緩和政策)で、このような交流は促進する傾向だったように思います。 冷戦が再燃し、米ソ関係が極度に悪化したのは、1979年末にソ連がアフガニスタンに侵攻して、翌年のモスクワオリンピックへの参加を西側諸国がボイコットした時期からです。 しかし、1980年のアカデミー外国語映画賞は、ソ連映画「モスクワは涙を信じない」が受賞しています。 米ソ冷戦とアカデミー賞は、特に関係はなかったということでしょう。
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- jugger
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この映画は公開当時に映画館で見ました。黒澤明監督ということで、それなりに話題にはなりましたが、米ソの対立や政治的な背景はなかったと思います。 まあまだ私も若かったので、政治のことは知らなかっただけかも知れませんが。 この映画は黒澤作品ということと、トリック無しで太陽と月が同時に映っているということで話題になりましたが、まったくヒットしませんでした。 私もすごく退屈だったのを覚えています。大人になった今なら、違った視点で見ることもできるのかも知れませんが。
お礼
確かにタルコフスキーもいますしね。映画に文化の垣根はなかったのかもしれませんね。太陽と月が同時に写ってたんですか?。凄いですね。僕も一度見てみようとは思うのですが、中々ね。まじめな人と付き合うのが逆におっくうだったりするのと同じで、ちゃんとした映画はこっちも精神をちゃんとしないといけないのでついつい先延ばしにしてしまい、つまらん映画ばかりを見てしまう傾向があります。
補足
みなさまありがとうございました。 閉め切らせていただきます。
お礼
ありがとうございます。なるほど、それほど「意義」のようなものはなかったのですね。「文化に政治をもちこまない」というのは立派なことですね。