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長編・短編の定義と新書について
よく、「長編」「短編」って聞きますが、具体的に何ページ以上は長編で何ページ以下は短編っていう基準はあるのですか? あと、「新書」はなんで(古くなっても)新書という呼び方をするのかご存知の方教えてもらえないでしょうか?
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以前にも新書についての質問に回答として書いたことなんですが、 昭和10年代に岩波書店が風雲急を告げる時局について考え、解説する、コンテポラリな話題を取り上げるシリーズを発刊することにしました。そして内容・サイズ・体裁など英国のペリカンブックスというシリーズに範を取ったのですが、その際岩波文庫が古典を主としているのに対して、こちらは時代に副った新しい話題をとりあげるシリーズという意味で「岩波新書」と名付けたわけです。 戦後各社が同様のサイズのシリーズを発刊するようになり、内容の如何に関わらず「新書」という名前を踏襲したわけです。 しかし現在でも「新」しい話題を取り上げた「書」き下ろし(小説でも)という色合いは残っていますね。
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- coco1701
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出版社によって違うようですが、下記サイトを参考にすると(新人文学賞応募) http://sakka.org/prize/ 長編・・・200枚、250枚以上 中編・・・150枚~200枚、250枚まで 短編・・・100枚、150枚位まで (原稿用紙の枚数です) 非常にあいまいですが、1冊の本で長編、1冊の本に2.3編だったら中編 1冊の本に数本以上なら短編でしょうか? 新書・・新書版の事(173mm×108mm) 新書版の書籍は全て新書ですが、ノベルス系もあるので 実際は、ハウツー関係の実用書(実用新書) 時事関係、基礎教養をテーマにするもの(教養新書) を、主に新書と呼んでいるようです
お礼
回答ありがとうございます。 へえ・・・!という感じです。 新書にノベルズがあるなんて初耳です。 ハウツーとか時事ばかりだと思っていました。 参考になりました。
基準はないのではないかしら。イメージ? なので2番目のご質問だけ。 現在は、文庫、新書ともに、本のサイズに関しての名称になっています。 ごく一般的な新刊書籍は「四六版」と呼ぶこともあります。 で、何故「新書」というか、なのですが、 文庫という言葉をコレクション的な意味合いで、各社「統一のシリーズ」に○○文庫と名付けて刊行していった。 それがいつの間にか「文庫はこの大きさがいいみたいだ」みたいな全体の風潮になり、 結局あの大きさのものを「文庫本」というようになった。 なので新書も、そのパイオニアである「岩波新書」が基準になり、あの大きさになったのでは、と思います。
お礼
回答ありがとうございます。 なあるほど! 岩波がパイオニアだとは知りませんでした。 参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 すごくわかりやすい説明で納得できました。 tasogare32さんは、書店か出版関係の方なのでしょうか(^^)? 参考になりました。