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「KERNEL23.DLL」の役目って何?

こんにちは。私はネットゲームにハマっているのですが、動作環境の悪いMeを使っているかそれとも何らかの状態であるが故にごくたまに画面がフリーズして強制終了、そのときに「KERNEL23.DLLにエラーが起きました」とメッセージが出てきてしまうのです。ほかのソフトなんかでもたまにその表示が出てしまうのですが、これは一体何が原因なのでしょうか? 「KERNEL23.DLL」の役割って何なのでしょうか?ご回答頂けるとうれしいです。

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回答No.1

まず、Kernel23という半端な物は聴いたことがないですが、Kernel32の間違いではないですか? Kernel32.DLLであれば、Windowsのコア(基幹部分)のことです。 Windowsは3つの基本部分から構成されます。 1つは、Kernel(カーネル)でシステムの制御、ソフトの動作、Windowsの動作を制御する最上級に中心的なシステムです。表面上では見えない中枢部分を管理。以下の2つのコアより上の特権コアです。 そして、User(ユーザー)我々が扱う部分でたとえば、デスクトップ画面やアイコンなどの目に見える部分、表面的に扱う部分を管理します。 最後にGDI(ジーディーアイ)です。これは、出力をコントロールする中枢で、Graphic Device Interfaceの略。このグラフィックという文字から、画面への表示が主な仕事ですね。あとは、プリンタデバイスやFAXデバイスへの出力も制御・管理します。 Windows9x(Windows95、98、Meの総称を9xという。以下9x)ではこの3つのコアがWindowsを動作させます。これらをコアカーネルやコアコンポーネントと言います。 9xでは、Windows3,xという古い16ビットで作成されたOSと互換するために、さらにそれぞれのコアは最新の32ビットコアと対になって16ビットコアあります。い Kernelは16ビットではKernel.exe、32ビットではKernel32.DLLとなります。 UserやGDIも同じくexeとDLLで16ビットと32ビットがあるのです。 ということで、Kernel32.DLLはWindowsの一番根本となる部分で32ビットのコアとなります。 ちなみに、原因ですがWindowsMeは元々、原因がはっきりしないエラーが多いのです。先に16ビットと32ビットのコアを挙げました。 16ビットは32ビットより能力や命令する精度が劣ります。そのため、16ビットの機能を32ビットの機能と混在すると、16ビットの能力の弱い点が32ビットの能力の足を引っ張り、結果的に安定性が低下したりします。このOSそのものの問題が原因で、エラーが度々出たり、フリーズすることがあります。WindowsMeは特に9x系OSの最後のバージョンで古い16ビット機能を継承しながら、機能性をさらに増やしたため、これまでのWindows98よりフリーズが起きやすいのも確かです。 ちなみに、昨年11月に登場したWindowsXPは完全な32ビットOSでこのような不具合はあまり起きないのが特徴です。(ただし、9x対応ソフトウェアの一部が動作しないことがあります)

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