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黒沢清監督 「回路」にでてくるワンシーンについて

黒沢清監督のホラー映画「回路」のワンシーンについてなのですが、 あるパソコンの画面に無数の点が存在し、それらが動いていてお互いにぶつかったら一定の法則性、規則性により消滅したり増殖したりするプログラムのようなさながらライフゲームのようなものについて、誰かが「これ何?」のようなことを聞き、ほんの少しですが説明するシーンがあったように思います。 あのプログラム?のようなものの正式名称は何なのでしょう?また、どういう規則性があったのかも分かるとうれしいです。 「回路」を見たのが随分と昔なものでだいぶうろ覚えでアバウトな質問になってしまいましたが、回答頂ければ幸いです。

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回答No.1

こんばんは。 『回路』(01年)。黒沢清の傑作ですね。DVDで調べました。ご質問の奇妙なプログラムが登場するシーンを少し採録します。 作品が始まって30分ぐらいたったところ、加藤晴彦扮する亮介が小雪扮する春江のいる大学の研究室を訪ねるシーンです。 亮介、パソコンのモニターで揺れ動く点を見つめる・・ 「あのさ・・これ何?」 亮介の横に来て一緒にモニターを見つめる春江 「ああそれ・・うちの研究室で作ってるやつ・・二つの点があまり接近しすぎると死んじゃうし、あまり離れようとすると近づこうとするようにプログラムされてるわけ・・」 「へぇ・・・何に使うの?・・」 「人間の生存関係について調べてるんだけど・・・まぁ詳しいことは大学院の先輩じゃないと分かんないんだ・・・」 春江、亮介のそばを離れ何かの計器の計測をはじめる。 「へぇ・・・」 なおもモニターを見つめる亮介。 「それ・・あんまり見つめてるといやになるよ・・・」 「えっ・・あぁ・・うん・・」 モニターの中で揺れ動く無数の点・・・ このプログラム自身の正確な名称は劇中ではでてきませんね。が、これがこの作品世界を象徴するものであることは間違いないでしょう。 この後、もう一度このプログラムは登場しますがその時はすでにプログラム自身もあるものに侵食されています。 少し長くなりましたが、ご参考までに・・

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