民事再生会社に居て住宅ローンは組めますか

質問

内容はタイトル通りなのですが、カテゴリーが判らずここに質問させていただきます。

３９歳になる会社員です。
３年前に現在、働いている会社が民事再生をしました。
退職金制度も無くなり、先に不安が残るものの頑張って働いています。
それでも一軒家の夢は捨てきれず検討をしようと思っています。
そこで会社の民事再生が気になります。
このような状態で住宅ローンは組めるのでしょうか。

宜しくお願いします。

回答No.2

noname#35582 · ベストアンサー

金融機関に勤務しており、以前、住宅ローンも担当したことがある者です。

＃１さんのおっしゃるとおりです。
よくこちらのサイトで、「公務員ならば大丈夫」とか「一部上場行企業なら安定しているから」という無責任な回答も見かけますが、それらでも「絶対」とは見ておりません（最近では夕張市が2006年度中に財政再建団体になる旨の申請する方針を表明していますよね。財政再建団体になることは民間で言う「民事再生」のようなものですもの）。
会社に関しても調べることはできますので、それを審査判断の材料にすることもあります（ですから、＃１さんがおっしゃっているように、再生計画が順調に履行中であるか、その後、会社としての業績のどうかが問題になったりします）。
ですが、民事再生をした会社で働いている場合は「文句なしに不可」とするようなことはありません。
マイナスとなる部分があっても、それを上回るプラスがあれば充分に融資は可能です。

ただ、いくら借りられるからといって、退職金やその後（もらえる予定）の年金をアテにした返済計画を立ててしまうと「厳しい」ことにもなりかねません。
これは、ご質問者さまのような方に限らず、全ての方にご認識いただきたいことです。

現在39歳とのことですので、期間は20年程度で返済できる範囲で考えてください。
・自己資金として、諸費用＋頭金として物件価格の３割程度を用意する。
・借入額は年収の３倍までに抑える。
ここから物件を検討されれば可能ではないかと思うのですが…。

例えば、2000万円の物件でしたら、諸費用として物件価格の10％＋頭金として物件価格の30％の合わせて800万円を用意する。
そして、年収500万円ならば、借入額は1500万円までとする。
物件2000万円のうち600万円は頭金として用意してあるので借入金額は1400万円。
現在の金利情報からざっくりシミュレートしてみます。
1400万円のお借り入れで20年返済、ボーナス返済なし、元利均等償還として、金利は全期間固定で、現在の全期間固定の平均値程度である3.50％としますと、毎月の返済額は８万円強になります。
現在は、賃貸住宅にでもお住まいでしょうか？
賃貸額と比較しても、こんなカンジならば、夢は実現可能でかつ返済計画も無理がない範囲だと思います。

お礼

回答ありがとうございます。
金額の提示など分かり易い説明でした。
これから頑張ってみようと思います。

ありがとうございます。

回答No.1

fixcite

金融機関出身者です。

ご指摘のような勤務先の民事再生等法的破綻の履歴があることは、ただちにarchar05さんそのものの信用に直接的に決定的な影響を持つというわけではありません。人的信用を基礎付ける環境的要因の一つ(属性といいます)として考慮されるものです。

3年前ということは、再生計画は順調に履行中ですね？その後、会社としての業績じたいはどうですか？これらがすべて問題なければいいのですが…。

再生計画期間が10年として、前倒ししないかぎり後7年は再生計画が終結しない可能性がありますが、それまでは法的整理真っ只中ということになります。これは、属性が良好とは考えられなくなる可能性があるということです。
また、再生計画を無事終結してもこの種の履歴があることが属性評価にはマイナスです。
しかし、先ほどお話したように、全体として属性は総合評価なので、会社になくてはならないエキスパートであるとかで、個人としてのスキル・収入が高いなら、それでも住宅ローンが実行可能となることはあるでしょう。
何しろ本人の任意整理・破産歴等がある方でもCCB等の個人信用情報から時間の経過で抹消されれば住宅ローンを借りられている時代です。本日牛丼を食べに日本中の人が殺到している吉野家D&Cを筆頭に、破綻後に上場した会社もある時代です。これから会社の業況が順調であり続ければ、勤務先の民事再生の履歴(正常に終結することが前提ですが)は致命的ではないといえると思われます。

希望は無いこともありません。貯蓄に励んでいれば自己資金ができ、信用をより補強できることにもなりますので、気を落とさずがんばってください！

お礼

回答ありがとうございます。
まだまだ諦めるには早いということが分かりました。

本当にありがとうございます。