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楽典の中の、短音階について
私は、高1の音楽科です。楽典で、自然短音階、和声短音階、旋律短音階をやってるんですけど、よく分かりません。 fisなどを自然短音階などに書き換える問題が全く分かりません。 とても分かりやすく教えていただけると嬉しいです。 参考になるサイトがあれば教えてください。
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何故3つ短音階があるのかを実際に考えてみると理解できます。 そこし理屈っぽいですが、メロディの連続性と導音→主音で構成する 終止形を如何に表現するかという、試行錯誤があったものと考えられます。 長調はひとつなのに何故短調も自然短音階ひとつでいいでは ないかと思いますが、実際には まず最初に自然短音階を考えてみましょう。 a moll の場合 ◆自然短音階 a→ h c d e f g→ a と第7音と主音の音程が長2度になり 終止形の感じが弱い、そこで第7音を半音上げて ◆和声的短音階 a→ h c d e f gis →a とした和声的短音階が考案されました。 これで終止形の問題が解決されました。 また和音でも 導音→主音への移行の際に G→a が使えます。 しかしこれはメロディにおいて f と gis の間に増2度が発生して違和感があります。この増2度を解決する為に第6音も半音上げて ◆旋律的短音階 a→ h c d e fis gis→ a (上昇の場合) が出来ました。上昇旋律の場合や終止形は大きな問題はないのですが 主音から下降する場合、長調に近い旋律になります。 ●実際そのまま下降すると a→gis fis e d c h→ a となり A-dur(イ長調の下降旋律) a→gis fis e d cis h →a と最初の5音はまったく同じになるので 具合悪いという事になったのでしょう。 下降の場合は 第7音が終止形である必要はないので元の自然短音階と組合わせる ようになったと解釈しています。 よって旋律的は上昇と下降の際を使い分けて ◆上昇の場合 a→ h c d e fis gis→ a ◆下降の場合 a→ g f e d c h→ a という形になります。
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- rin_ran
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自然短音階:調号のまま 和声短音階:第7音を半音あげる(上行、下降ともに) 旋律的短音階:上行形では第6、7音を半音あげる 下降形では調号通りに戻す。 fisなら第6音レ、第7音ミに臨時記号#が付きます。 自然短音階に書き直す...。調号のままですから、音階はじめに調号をつけるか、もしくはfisの調号を各音に書き込むかでしょう。調号はひたすら覚えて下さい。 楽典の本に書いてあるはずです。良く読みましょう。あとはハノンの39番を見れば、和声と旋律的は 載っています。
- inusuki
- ベストアンサー率34% (248/722)
今晩は。 楽典の本に3つの短音階の表があると思うのですが・・たぶん、イ短調で3種類書いてあると思います。 それを、五線ノートに移して、隣の音との音程(長・短・増・減)を調べてみると、各音階の法則が見えてくると思います。 すべての短調の表はないと思いますが、ハノンを弾いているなら音階練習の所で、すべての種類の和声短音階・旋律短音階が書かれていますよ。 調べてみてくださいね。
- yu-honeo219
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こんばんは。 私も楽典習っています。それで一時期自然短音階、和声短音階、旋律短音階で分からなくなって先生に相談したらピアノで覚えさせられました。 確か旋律が最後が長音階になってるやつ・・・とか今でも少しあやふやですが覚えています。 ruka1さんも先生に聞くのがいちばんだとおもいますよ!!音楽科でしたらそれなりにすごい先生がいるのでは??
- saaya_holic
- ベストアンサー率23% (46/195)
自然短音階 F♯G♯A B C♯D E 和声短音階 F♯G♯A B C♯D E♯ 旋律短音階 F♯G♯A B C♯D♯E♯ (下行は自然短音階になる)