• ベストアンサー

酸揮発性硫化物とは?

琵琶湖の水質調査に酸揮発性硫化物(AVS)とあります。 これは硫化物中の何にあたるのでしょうか? また、測定する方法は? 底質調査法の硫化物の分析法でよいのでしょうか?

  • nkt
  • お礼率34% (8/23)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yumityan
  • ベストアンサー率60% (132/220)
回答No.2

こんにちは think777さんのお答えに若干の補足をします。 揮発性硫化物とは硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物の総称です。口臭原因物質で、歯科医の分野で色々研究されているようです。 酸揮発性硫化物は養漁場の汚濁指針として最近使われるようになった指標で、底質の悪化による還元性状態を把握する事を目的としている様です。参考に示したURLでは1.5mg/lとの基準値が示されています。 詳しい測定条件は判りませんが、低層水を例えばヘッドスペース法でガスクロ分析(水の悪臭分析法と同じ)若しくは通気して硫化物を分析する方法等が考えられます。 いずれにしても水産系の研究機関に問い合わせしてはいかがでしょうか。

参考URL:
http://www.google.com/search?q=cache:V13dQNQ-tLMC:www.pref.mie.jp/pdf/jh/00k/3C140303.pdf+%8E_%8A%F6%94%AD%90%AB%97%B0%8
nkt
質問者

お礼

ありがとうございます。三重県に問い合わせて養殖漁場環境指標測定マニュアルなるものを手に入れてみたいと思います。

その他の回答 (1)

  • think777
  • ベストアンサー率39% (18/46)
回答No.1

琵琶湖研究所が湖中探査先端技術化計画で底泥中の酸揮発性硫化物の調査をされていますが、このことでしょうか。 水域の汚濁状況を知るために底質が酸化状態にあるか還元状態にあるかを調べることは、重要です。水質の汚濁が進み溶存酸素が減少し、底質への酸素供給が断たれると底質が還元状態になり、硫化物が生成されてきます。 nktさんもこのことはご存知のことかもしれません。前置きが長くてすみません。 さて、この硫化物の測定ですが、私の手元にある「底質の調査・試験マニュアル」には、(nktさんの底質調査法は環水管第127号にあるものですね)試料を水蒸気蒸留して捕集した硫化水素をヨウ素滴定する方法が載っています。水蒸気蒸留をするときにまずそのままで蒸留し、次に酸を加えて蒸留することにより、遊離の硫化物と結合している硫化物とに分けることが出来る旨の記述があります。 酸を添加後の蒸留した硫化物のことかもしくは、初めから酸を添加して両者の合計を言われているのかもしれません。 瀬戸内海の環境に携わっておられる広島大学の山本先生は、硫化物量をAVS―Sと表記されていました。おしまいの―Sは硫黄の量に換算して数字を示したの意味を表されていると思います。 硫化物を分けて測るかは、その調査もしくは研究目的によって判断されることだと思いますが、琵琶湖研究所の成果との比較されるのであれば、直接お訪ねになるのがよいと思います。おそらく一般的なのは、定質調査法による硫化物の分析だとは私も思うのですが。 参考になれば幸いです。

nkt
質問者

お礼

ありがとうございます。 一度、琵琶湖研究所に問い合わせをしてみます。

関連するQ&A

  • 硫化物イオン濃度の測定方法について。

    教えてください。 とある湖沼の水質として、「硫化物イオン濃度」を 連続的に測定したいと考えているのですが、 なにか良い測定機器はありませんでしょうか? よろしくお願いします。

  • 硫化物の沈殿について

    硫化物の沈殿について 陽イオンに硫化水素を通すと、硫化物が沈殿するかと思います。 そこで酸性下でも沈殿するかどうかは溶解度積で判定しますよね? それは分かるのですが、担当の教官曰く、その後に硫化物が酸に溶けるかどうかも溶解度積が関係してくると言うのです。 ここが全く分かりません。関係していないように思うのですが… もしかしたら自分の聞き間違えかもしれないので、どなたかよろしくお願いします!

  • 硫化ナトリウム比色法とは?

    初めて投稿させていただきます。 今回食品中の重金属の分析を行うことになったのですが、未経験のため全く知識がありません。鉛を測定する場合「硫化ナトリウム比色法」というものがあるようなのですが、どういった方法なんでしょうか?よろしくお願いします。

  • 酸可溶性カルシウム

    酸可溶性カルシウムの分析法と、出来れば出典を教えて下さい。

  • 酸化と酸価

    油の酸価は酸化と関係あるのでしょうか?過酸化物価というのもありますが、こちらのほうが適しているのでしょうか。脂質の含有率の高い原料の劣化の程度をみるのにはどちらを用いればよいのか検討しています。劣化=酸化だと思っていたのですが違うのでしょうか。  酸価を計る=脂肪酸量を測る、過酸化物価=不飽和脂肪酸が酸化してできた過酸化物を計るので酸価を測定することで元々の脂肪酸量が多ければ酸化して過酸化物も多くできると思ったので間接的に酸化の程度をみるということになるのでは?と思ったのですが無理やりでしょうか・・・。 3ヶ月、1年など比較的長い期間での経時変化や保存方法による酸価の差も見ているのですが湿気保存したものはやはりカビが生えて酸価はものすごく高くなります。カビによる加水分解?のためだと思いますが、光照射や密封度合いの違いなども酸価の値に現れてきます。光とか酸素とか湿気、微生物などが油を酸化させる原因とされていますが、これらの状態で保存したものの酸価もやはり変動します。なので酸価を測定することで酸化の程度をみることと言えないでしょうか。 ぐちゃぐちゃでわかりにくい文章になってしまいました。とりあえずわかることを並べてみました。結局のところ、お聞きしたいのは「酸価を測定することは酸化の程度を見る方法として用いることができるか」です。よろしくお願いいたします。

  • 酸化還元電位

    海の調査で底質の酸化還元電位を測定しているのですが、その測定方法がよく分かりません。 底質に計測器のセンサーを差し込んでぐるぐる回しながら測定しているのですが、たまにおかしな値が出てきます。 そもそも、酸化還元電位計は液体を測るものなので、底質などを測定するはできない、という話も耳にします。 酸化還元電位に関する知識、および正しい測定方法をご存知の方がいましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 金属イオンの硫化反応について

    よく無機系統分析や金属イオンの性質などで、酸性下で硫化物が沈殿する金属、中性、アルカリ性下で硫化物が沈殿する金属と分類されたりしています。 中性、アルカリ性の場合は、その液性にしてから硫化水素を吹き込むんですよね? しかし、中性では大抵の金属(特に硫化物が沈殿するもの)は水酸化物の沈殿ができてしまいます。 アルカリ性でも両性元素以外は水酸化物が沈殿します。 それで疑問なのですが、中性で硫化物が沈殿するという表現は意味があるのでしょうか? アルカリ性でも、FeやNiが硫化物の沈殿を作るとなっていたりしますが、これも意味がありますか? 酸性で硫化水素を吹き込んでおいてpHを上げて中性、アルカリ性に持っていくということではないですよね? それとも水酸化物の沈殿が出ている状態で硫化水素を吹き込んだら水酸化物が硫化物に変わるんでしょうか?

  • LCMSにおける酸の使用

    LCMSで高極性の化合物を分析するのですが、様々な溶媒や揮発性塩を添加してようやくイオン化する条件を見つけました。ESIのネガティブモードなんですが、塩酸系の緩衝液を用います(pH7付近に調製)。塩酸とかかなり強い酸を添加するのに非常に抵抗があったのですが、結果的に塩化物イオン付加体として分析できました。この場合、塩酸系の緩衝液を使い続けるとMSとしての感度は下がるのでしょうか?

  • 酒石酸鉄法について

    タンニンの定量法(茶の公定分析法)である酒石酸鉄法についての質問なのですが、 試薬の一つに、セーレンゼンのリン酸緩衝液とあります。 この「セーレンゼン」とはいったい何なのでしょうか? くだらない質問ですいませんが宜しくお願い致します。

  • 上水試験方法と下水試験方法の違い

    水質を測定するのにどのような方法を使うのかを調べていたら 上水試験方法と下水試験方法があることがわかりました。 上水試験方法は上水を分析するため、下水試験法は下水を分析するためということはわかるのですが、アンモニアの測定など、両方に載っている水質項目などは上水試験方法と下水試験方法で測定方法に違いがあるのでしょうか?もし、違いがある場合は私の分析水がどちらに近いのかということを判断してどちらを使うかを決めたいと思います。 また、これらの本はどこで購入できるのでしょうか?詳しい方、情報をお願いします。