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ビールのCMは、なぜ昼間のシーンばかりなの?
ビールのCMについて昔から疑問に思っていたことがあります。どのCMを見ても、真っ昼間にビールを飲んでるシーンばっかりなんですねぇ。夜に飲んでるシーンってのは、ちょっと記憶にないです。 わたしの場合、たとえ休日であっても昼間に酒を飲むなんてことはありません。車でちょっと買い物ってことがよくありますから、飲めないんです。旅行に行ったとしてもたいてい車だし、万に一つ電車で行くとしても、夜に本格的な宴会が控えていますから、昼間から積極的に飲む気にはなれません。また、海辺でバーベキューってのは何回かやったことがありますが、とうぜん車で行くわけなんですけど、自分は運転しないとしてもメンバーの誰かが運転するので、やはり遠慮して飲まないことのほうが多いです。 ということで、真っ昼間にビールを飲んでいるシーンというのはものすごく違和感を感じてしまうのですが、世間一般の感覚と違うのでしょうか? 敢えて昼間の設定にする理由とは、なんなのでしょうか?
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広告制作を仕事にしている者です。 いくつか理由が考えられます。 ビール(発泡酒や第3のビールを含む)はアルコール飲料の中では度数が低く、量を飲むもので、渇きを癒すような飲み方をされます。 このため、より汗をかきノドが乾きやすい昼間の飲用シーンを設定していると考えられます。 これに対しプレミアムビールやエビスビールなど値段の高いものは夜の飲用シーンが多く、あまり量を飲むような設定にはしていません。 ビールは通常は冷やして飲みます。 このことによる飲用時の爽快感を表現するには、やはり昼のほうが適しています。 グラスや缶についている水滴やビールそのものの透明感による「うまそうな感じ」(“シズル”と呼びます)、これらはやはり昼のシーンのほうが表現しやすいものです。 同様の理由で、冷やして飲むチューハイやカクテルなどのCMも昼のシーンが多くなっています。 人が活動する時間は通常、昼の時間帯のほうが長いものです。 こういう活動する時間帯を飲用シーンに設定したほうが、生活に密着したイメージが出せるうえ、単純に消費者に飲んでもらえる場面が多くなります。 またLariatさんのように「アルコールは夜に飲むもの」と考えている方にも効果的です。 昼に飲むシーンを設定することで、そうした心理的規制を破る“開放感”も視聴者に与えることができます。 私も昼にはアルコールは飲みませんが、昼の飲用シーンを設定しているCMにはあまり違和感は感じません。 また休日などには「昼からビール」って人はよくいるようですが、「昼から日本酒」「昼からウイスキー」って人はあまりいないようです。
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確かに昼間の快晴の海辺のリゾート地で、仲間がバーベキューなどしながら楽しそうに会食するイメージがさわやかで、ビールを飲むイメージに合うのかもしれません。私も、さきほど缶ビール片手にスーパーのお惣菜すしを食べました。 でも、最近流れているアサヒビールのTOKIOの国分太一が出ているCMはすし屋など和食店での夜のシーンと思わます。すべてが昼ではないと思います。でも、僕も夜の焼き鳥屋やすし屋などでのロケでビールのCMが少しは作られてもいいのではと思います。
お礼
そう言われてみれば、スーパードライの今のCMは、和食店の夜のシーンですねぇ。そのCMみたいに「夜の焼き鳥屋やすし屋」の設定のほうが、わたし的にはすごく自然に思えます。でも、さわやかなイメージを追求するとなると、昼になっちゃうのかなぁ? ありがとうございました。
青い空にまぶしい陽射し、白い泡が立って気持ちよく飲み干してプハー!! 一人でもいいけど仲間と楽しくわいわい、乾杯ー! みたいに、そういう色、状況など、爽快感を見せたいので昼間にしているのでは?? と思ったりします。
お礼
なるほど。「爽快感」ということになると、やっぱり夜よりも昼間の「青い空にまぶしい陽射し」が合うということですね。ありがとうございました。
- omen_riderman
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プライムタイムとかはCMでも夜の設定ですが。 http://www.asahibeer.co.jp/products/beer/primetime/
お礼
確かに夜の設定のCMもありますね。ありがとうございます。
お礼
ここまで詳しく解説してくださるとは、感激です! 確かに、ビールってのは、「渇きを癒すような飲み方」をしますよね。それを考えると、夜よりは昼ということになるんですね。 それから、そもそも飲用シーンの設定は生活に密着した昼のほうがいいとか、心理的規制を破る開放感とか、いろいろ参考になりました。 本当にありがとうございました。