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地方と都会の大学
地方の大学は、就職率が国立でも都会の大学に比べると若干ですが、悪い気がしますが、どうでしょうか? 親は求人が低い地元で就職をしたい方が多いからでは、といっているのですが、そうだとしたら地方の大学でも、都会の方まで視野に入れている場合はあまり気にしなくて良いのでしょうか?またその場合、地方大学でも都会の同レベルの大学とさほどかわりないと考えても良いのでしょうか?(個人の力や特に私立は就職が良いという学校があり、一概にそのようにいえないとは思いますが。)
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長らく人事部で採用に携わってきました、人事部同士の情報交換や就職支援産業(リクルート等)の関係者とも長らくの付き合いがあり採用側の視点で意見を書きます。 地方の大学生が都会の大学生に比べ就職活動では【時間】と【費用】に大きなハンデがあります。 企業の数が都会と地方では決定的に違うので、都会の学生は数十社の面接に臨む事は珍しくもありません。 地方在住では、宿を確保して都会に長期滞在でもしないと出来ませんし、膨大なお金がかかると思います。 但し、地方大学のハンデは工学部なら教授(学校)推薦を利用することである程度埋められるかもしれません。 >地方の大学は、就職率が国立でも都会の大学に比べると若干ですが、悪い気がしますが、どうでしょうか? 統計はあまり信じない事です。就職率の正確な統計は何処にもありません。大学別の就職率は大学側の自己申告です。 また大学側の就職率把握もいい加減なもので、学生からの申告制が殆どです。なので学生が申告しないと大学は進路が解らないのです。 私立大学などは就職率が学校の評判に直結するので必死に調べますが、国立大学などはいい加減な所も少なくありません。 都会の私立が若干でも就職率が良いのが事実なら、最初に書いた【時間と金】が関係していると思います。 要するに、都会の大学生なら【数打ちゃ当たる】式で数十社の面接を受けられますが、地方大学ならそこまで受けられないハンデですね。 >地方大学でも都会の同レベルの大学とさほどかわりないと考えても良いのでしょうか? 有名企業就職数も数に騙されないことです。例えば早稲田慶應等は一学年1万人以上、名大・北大等の地方帝大で2~3千人程度、しかも公務員・教員・研究者に進む率が高く、一般企業に就職する学生数では早慶と名大・北大では10倍近いの開きがあります。 私が情報交換をした企業では採用人数は早慶が多い、合格率は名大・北大が高いと言うのが一般的だと思います。 しかし、早慶と名大・北大を比べても意味がないと思います。どの企業も「一流校と呼ばれる大学なら学校の名前での優劣は無いに等しい。個人の実力で採否を決める」が実情です。 勿論、「完全実力主義で学校名は関係ない」なんて奇麗事を言うつもりはありません。偏差値なら細かく序列付けられますが、就職の際は超一流校/一流校/中堅/以外程度のざっくりしたレベル分けでしょうね。 専門職-工学部(研究職、開発職等) しっかりと専攻を勉強し、専門知識を身に付けた学生であれば、地方・都会問わず就職率は良い。成績が良ければ教授推薦で人気企業にも就職は可能でしょう。 一般論では国公立の方が予算がふんだんに使え、教官(教授、助手)1名に学生2名なんて体制も珍しくないので良い学生が多いですね。 営業職、事務職等の一般職 面接した感じでは、やはり都会の学生の方が情報も多く、人なれしているというかプレゼンテーション力も高めです。 (但し、訓練されすぎて何の個性もない学生が多いのも事実ですが) 人数の多い私学の方が人脈を広げるには良いほうに働くのは確か(でも最後は人によりますが) あくまで、これは平均値の話で、最後の最後は人間を磨く事です。そこのところは忘れないで下さい。
- chinatsu1984
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地方大学と都会の大学といった場合、学部にも地方にも依りますので一概には言えません。 例えば医学部だったら、地方国立大と都内の私立大のどちらが良いかは偏差値ランキングだけでなく、学費に大きく依存します。 また法学部だったら、地方国立大で国家公務員試験や弁護士の資格を取るのは難しいでしょうし、首都圏の私立大で勉強会に入ったり専門学校にも通ったりできるチャンスが広がります。 一般に産業のない地方都市では就職先として、地元企業のほかは県庁や役所のような公務員しかありません。そうなると他所の地域からは地方公務員になり手が多いとはいえませんから、地元大学からそのまま就職、親も「安定していて良かった」と一安心というわけです。 それから首都圏の私立大学の場合、学費だけでなく生活費も相当かかります。安いところもありますが、今や治安が悪いところも増えて、牧歌的な「金が無くても安アパートとバイトで頑張った!」なんて生活は難しいです。 親が地元に固執する場合、都会の危険性、学費以外の経費、卒後戻って来ないなどを心配していることが多いです。
- nintai
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>地方の大学は、就職率が国立でも都会の大学に比べると若干ですが、悪い気がしますが、どうでしょうか? 「国立大学」とか「都会の大学」とはどういった大学を指しているのですか? あと、就職率とは何を指しているんですか? 大学のレベルによって就職率(基本的には、人気企業への就職実績と考えます。)なんて、もともと全然違うものです。 例えば、早稲田・慶應と北大とか名大みたいな旧帝大を比較した場合、人気企業に関しては、当然、早稲田・慶應の方が就職実績は断然いいです。 しかし、明治とか立教とかと旧帝大を比べた場合は、一部の人気企業に関してはどっこいどっこいかもしれませんが、、全体的に見れば、まぁ、旧帝大卒業生の方がいい感じの企業へ就職している方が多いのではないかと思います。 これを、その他の地方国立大学と他の東京の私立大学とを比較する、という話をした場合は、それこそ、また話は変わってきます。(どこらへんの大学の比較をしているのかを限定してもらう必要があります。) >地方大学でも都会の同レベルの大学とさほどかわりないと考えても良いのでしょうか? 「都会の同レベルの大学」というのは、『大学入試のときに、難易度が同じレベルにある大学』と捉えてもいいでしょうか? この場合、大学3年の就職活動における評価としては、東京の私立大学の方が地方の国立大学よりも上だと考えてください。 理由としては、「東京の私立大学と比較すると、地方の国立大学は人気企業に就職したOBの数が少ない。」ということが挙げられます。 就職に関しては、この「OBがどのくらいいるか?」というのが非常に大きいです。 人気企業とは、商社、金融、テレビ局、トヨタやSONYなどを指します。 これには、まず、単に国立大学の方が学生数が少ないので、その分就職している割合が少ない、という理由があります。 また、これらの企業は、東京まで面接に行かねばならない場合が多く、地理的な問題で採用試験を受ける機会がない、という理由もあります。 とにかく、人気企業への就職を考えるなら、「早稲田・慶應」へ、あるいは東京の私立大学へ進学する方がいい、ということです。 地方の国立大学へ在籍していて、人気企業への就職を考える方は、そこらへんの厳しさを理解して、しっかりと準備をして就職活動に臨む必要がある、ということです。
- tatsumi01
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工学部では地方国立の方が私立より良いと思います。大企業からも求人があり、率もさることながら質の面でも優れています。工学部の場合は就職担当教授がいるのが普通でキチンと世話してくれますし、受験も学校推薦ですから有利です。 最近は偏差値で入れそうな大学に入るので、大学所在地ではなく出身地に帰って就職を希望する学生が増えています。大学によりますが、地元出身者が30%以下なんて学部もあります。この場合、出身地の企業の情報が十分に入手できないこともあります。 なお、文系の場合、国立大の就職部はあまり面倒見がよくないので、都会の私立大にはかなり劣るでしょう。情報も少ないし、就職試験を受けるのも京浜や大阪に出て行く費用や時間もバカになりません。
補足
>>工学部では地方国立の方が私立より良いと思います。 私は工学部を目指しているので、聞いたことはあります。使える予算が国立の方が多いためのようですね。