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浮世絵 東海道名所風景について

絵師:月岡芳年  文久3年ごろ  東海道名所風景の[由比ヶ濱]の浮世絵についてなんですが、この絵はいったいどういう状況なのかわかる方いますか?どうか、教えてください。 学校の課題で、苦戦しています。お願いします。

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回答No.2

ありがとうございます。 で、あー、もしかしたらこのジャンルではなく、「歴史」とか「地域情報」みたいなジャンルで 「由比ヶ浜と鶴に関係した歴史上のエピソード」というのを探した方が早いかもしれません。 で、一応ワタクシが考えついた史実を書きます。 由比ヶ浜といえば鎌倉八幡宮が近いですが、ここは「鶴ヶ丘八幡宮」とも言われます。 源頼朝の直系の祖先にあたる、「清和源氏」の基となったかたに、源経基(六孫王)というひとがいます。 関東でおきた平将門の乱の制圧に軍功があったひとです。 このかたが都から反乱の舞台である北関東に行く途中に鎌倉を通り、つがいの鶴を捕まえます。 鶴はおめでたい鳥なので経基はこれを放し、その場所を鶴ヶ丘と名付けます。 で、ここからはお芝居ですが、「奥州安達ヶ原」の今上演しない部分に、 経基の子孫の源義家(ていうかこの人のほうが有名)が登場し、土地の農夫が捕まえて献上した10羽の鶴を、祖先の故事にならって放す、という場面があります。 そのあとその鶴を捕って殺した男がどうのこうの、という場面もあります。 ただ、舞台は「鎌倉」というだけで「由比ヶ浜」という地名は出てきません。 絵の鶴の首に金の札がかかっていたなら、おそらくこれらの場面が関係ありますが、でなければ違うかもしれません。 近くに「鶴ヶ丘」があり、、江戸時代は頼朝や八幡宮は今よりずっと尊敬され、大切にされていたことからも、 あのへんには「鶴」にまつわる逸話が多く残っている可能性はありますよ。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~kimagure-hiking/kamakura02/hachimangu-kamakurayama.htm ↑のリンクの下の方「鎌倉文学館」の部分によれば 由比ヶ浜には加賀百万国の広大な別邸があったようなので、お殿様は加賀様かもしれません。 なんだか役にたたなくて申し訳ありません。 美術館に問い合わせればわかるかも、と思ったのですが、 http://www.ikm-art.jp/gaiyo/index.html サイトを見てみたところではこの絵は収蔵物ではなさそうですね。残念。

ha-ha-ha-
質問者

お礼

うわわ(><) たくさんありがとうございます! 鎌倉と、鶴ってそんなに深い関係があったんですね! びっくりしました! 絵のほうなんですが、やはりどの文献にも載っていなくて、美術館の図録に掲載されていたものを探してみたところ見つかりました!ここに載せられたらいいのですが、やりかたがわかりません・・・すいません そして、図書館で調べたところ、「東海道名所風景」とは、二百数十年ぶりに上洛した家持の行列を、十数人の人気浮世絵師が描いた作品だ!!ということまでようやく判明しました!ので、その殿様は加賀様ではなく、家茂だったようです。 すこしずつ、この絵についてわかることがふえて、愛着がわいてくるようになりました。今度は、鶴と由比ヶ浜についてもうすこし詳しく調べてみることにします。色々と有難うございました。とても、参考になるご意見に感謝しています。URLなど教えていただいて有難うございました!!! 無駄にならないように、中身の濃いレポートを提出できるようにがんばります。ありがとうございました!

その他の回答 (1)

回答No.1

絵はお持ちで、描かれている状況がわかりにくい、ということでしょうか、 どういう絵かわからないので絵そのものを入手したい、ということでしょうか? 絵をお持ちでしたら、よろしければ何が描かれているか文章で説明してみていただけますか? お役にたてるかもしれません(ダメかもしれませんが、そのときは申し訳ありません。でもどなたか他のかたがアドバイスくださるかもしれませんし)。 ウェブ上のどこかで絵が見られればいちばんいいのですが。

ha-ha-ha-
質問者

お礼

返信ありがとうございます! 絵は、久保惣記念美術館というところで観たんです。 入手したいということではなくて、その絵についてただ詳細を知りたいだけなんです・・・どうしても気になって。 絵をウェブで何度も検索したんですが、一度も見当たりませんでした。ますます気になるばかりです。 絵の具体的な状況なんですが、 ・由比ヶ浜の浜辺が舞台である。 ・絵の画面上に鶴が数羽飛んでいる。そのなかの1羽は特に大きく描かれている。 ・右下には殿様のような人が鶴を見上げて驚いている。 ・殿様の周りには、家来のような者が数名いる。 といった感じです。いったいどういった状況なのか気になります・・・。この絵の大胆さが気に入って、詳しく知りたいと思いました。何か手がかりを教えてくださればうれしいです。ご丁寧に有難うございます!

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