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標準偏差

TrickOrTreatの回答

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回答No.4

実験で得たデータ(サンプル)から平均値を引いたものを偏差といいます。 偏差は個別のデータがどれくらい平均値とかけ離れているかを意味している ので、データ全体としてどれくらいのばらつきがあるかは偏差を足して、 平均を取ればと考えるのですが、偏差は平均値よりも大きい、小さいに よってプラスになったり、マイナスになったりします。 実験データが平均値を基準にプラス方向、マイナス方向に均一に値が 分散していると、偏差の和が相殺されて、0 に近い値になってしまい、 データの散らばり具合を示す尺度しては使えません。 そこで、偏差の2乗は必ず正の数になることから(偏差の2乗)の総和を (データ数-1)で割った値(分散)とその平方根である値(標準偏差)を データのばらつきの尺度として使います。 当然のことですが、実験データが平均値に近い値ばかりなら標準偏差は 小さな値になります。 また、平均値±標準偏差*z の範囲にあるデータの割合(データが その値の範囲に入っている確率)は z の値によって決まっています。 例えば z = 1 とき、この実験では 平均値±0.13 の範囲に 68.26% のデータが存在しているはずですし、逆に yohsshi さんのように 99% の データが含まれる範囲は X から Y の間というような計算もできます。

noname#53136
質問者

お礼

丁寧な解説ありがとうございます。 標準偏差が何を意味するか、どのように評価するかがよくわかりました。 おかげで実験はうまくいきそうです。 ありがとうございました。

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