• ベストアンサー

大学の教授・助教授・講師・助手

ctrpivの回答

  • ctrpiv
  • ベストアンサー率51% (66/127)
回答No.3

もしかしたらstone_washさんは運の悪い環境にいるのかもしれません。教授にしろ助手にしろ、いろんな人がいます。人格者もたくさんいるはずです。 ただ、stone_washさんの持っている疑問について、大筋では同意します。これは日本の大学の構造的な問題だと思います。僕もずっと問題視してきました。 僕は現在アメリカの大学に勤めていますが、アメリカでは学生は客として扱います。学生に仕事をさせる分には給料を支払います。日本でも最近あるかもしれませんが、RA(Research Assistant)制度です。例えば院生を雇って実験させる場合、年間150-200万円程度の給料と100万円前後の学費免除、それに健康保険や生命保険などの待遇を与えます。学生は給料を貰いながら実験して、授業や研究指導を受け、学位を取ります。また、研究室にはサポートスタッフがそろっているので、日本より雑用や掃除の負担がはるかに少ないです。 日本の大学の問題は、まず技官や秘書、お手伝いさんなどのサポート人員が少ないことですね。だから雑用のしわ寄せが教官や学生に来ます。それと授業料を払っている学生がお客さんとして扱われないことだと思います。学生も院生になるとそれなりに専門的な仕事ができます。専門技官を雇ったり、コンサルタントなどに外注すると非常に高価になることを学生にさせて、もしそれが研究室運営に貢献しているのなら、ある程度は給料を支払うべきだと思います。 日本の大学はこのところ、ポスドク重点化、法科大学院、論文博士制度の廃止、助教授・助手の名称変更など、何故かアメリカを強く意識した改革をしていますね。国際化に乗り遅れるということで、今まで手をつけていなかった大学制度を急ピッチで改革しているんでしょう。この流れで研究を手伝わせる学生に給料を払うというところもマネしてほしいです。まずはstone_washさんのように、疑問を持った人が声を上げることが大事だと思います。僕も日本の先生と話す機会があるごとに言っています。でもいつも、「そうできればいいんだけどね。」で終わってしまいます。 さて、教官が学生のデータを吸い上げて論文にすることについてですが、これについては仕方の無い面も大いにあります。 一般的な院生(特に修士)では、単独では査読論文として通るだけの研究をする能力がありません。まず研究費が取れないし、知識と経験の無さ、見通しの甘さ、結果をまとめる能力の欠如、など、指導教官のサポートは不可欠です。評価のうえではやはり、研究費を取っている人、確かな知識と経験を基に研究の質を支えている人の方が価値があるので、時間をたくさん使って実際に実験を頑張っている学生よりも、教官の方が貢献しているとみなされても仕方のない面はあります。 修士レベルの院生ではやはり査読論文で連名で載ればラッキー、謝辞に載るか全く載らなくても仕方が無いという場合も多いんではないでしょうか?修士学生自身は「自分が全部やったのに!」と思っているかもしれませんが、思い上がりのことも多いです。 博士レベルでは、卒業させるために、先生の方が貢献していても学生にファーストネームを与えるようなこともしばしばあります。 ただこれも、分野によって変な習慣のあるところもありますからねー。全くノータッチの教授を連名にしたり、ファーストにしたり、というウワサも聞いたことがあります。人や環境、分野によるんでしょうね。

stone_wash
質問者

お礼

確かに技官がいる研究室はあまり多くはりませんね。 金がほしいというわけでもないけど、研究者とかうんぬんではなく自分でやったことぐらい自分でやれという感情がすごく生まれます。変わらないのですよね…きっと。 論文については結構はうちは特殊?でして昔教官+Dr.と学生とで革命が起こりそうになったことです。多分他の研究室と教授とかの位置づけが違うのだと思います… あと、ノータッチの教授なんて普通に入っていますよ。ファーストにはしませんが。いろいろありました…

関連するQ&A

  • 学生に厳しい教授、放任する教授について

    僕の周りの研究室には大きく分けてこんな教員が多いです。 (1)研究に厳しく、ゼミなどでは学生を厳しく指導する。学生に求めるレベルも高く、論文を書くときは何回も何回も書き直しをさせる。 (2)理論系などの個人で論文を書く教授。学生は放任主義で、「卒業はさせるから俺の邪魔をしないでくれ」という。論文に赤を入れてくれるということをしてくれない。 僕の研究室は(1)のような感じです。実験系で教授はとても厳しいですが本気で学生を指導してくれている感じがします。 問題は(2)の教授です。4回生だと論文は3回は書き直して赤を入れてもらいまともな論文になると考えられていますが、教授にお願いしても見てくれないらしいです。そのため学会などで恥をかくのはその学生です。タイトルの時点で日本語がおかしいのとかを見つけます。 疑問なのですが、なぜ学生を熱心に指導しないのかと言うことです。周りからしてみれば、ひどい論文を書いた学生の連名の教授は評価がガタ落ちのはずです。学生を指導するのがめんどくさいのでしょうか?教えてください

  • 教授が嫌われているのですが・・・

    僕の研究室の教授はみんなから嫌われています。なぜ嫌われていると数多いのですが、論文は共同実験した人の名前を書かず自分の名前だけ書くとか、理論ばかりで実験が院生より全然できないとか多々あります。 同じ研究室の准教授や専任講師の人は毎日のように、 「あいつろくな研究してないくせに態度でかい」 「退官まであと5年もあるからどうにかして早く追放する方法ない?」 とかで盛り上がっています。 まあ僕は他大院に行くので興味が無いのですが、大学の教員も大変だなと思う日々です。このような研究室の人間関係は普通なのでしょうか?

  • 学部生はあやつり人形みたいな感じですか?

    僕は4回生ですが、卒業研究をするにしても教授や助教授のいっていることをやっているに過ぎないのではないかと考えています。毎週ゼミがあって研究背景・目的は○○で、実験条件は○○でなど報告をし、ダメだしをしてもらい教授のやりたいことを押し付けられます。なんかあやつり人形みたいです。修士課程に進めばあやつり人形でも教授に反論できるようになり、博士課程でやっと操られずにすむというかんじでしょうか。実験器具を使わせてやってるんだから従えといわれれば反論できませんが、学生のうちは自分だけで仕上げる論文は書けないのでしょうか?教員の前でこんなことを言ったら殴られそうですが教えてくれませんか?

  • 教授より助教のほうが研究に詳しいってどう思いますか?

    助教の方はよく論文を読み、実験をし、学生の論文指導やゼミなど研究室の運営で忙しく働いています。 教授はと言うと、研究室にあまり現れない、学生に指導をしない、たまにゼミに出ても簡単な計算ミスをする。でもなぜか論文をファーストで書いていて、いかにも俺が実験しました見たいな顔で学会に出てる。 圧倒的に教授より助教のほうが知識があるのですがこんな研究室どう思いますか?まさか教授は科研費をとるのが仕事というわけではないですよね。。。

  • 大学教授は先生?研究者?

    テレビを見てたら、吉村という教授が大学教授は、「教授は先生ではなく、研究者でなければならない。研究した成果を学生に還元するのが仕事だ。でも、いまの教授は先生になっている人が多い」と言っていました。 確かに研究成果がなく、研究していないっぽい先生も多そうですね。そういう人に向けた発言かも知れませんが、どうも腑に落ちませんでした。 でも、私も教授の授業を受けてきましたが、対価に見合った授業を提供してくれる学校、教授は少なく思います。 たとえば、自分の書いた教科書を毎年棒読みしているだけの先生もいました。こんな先生を見ると研究していればいい、という考えも危険ですね。 教授が二束のわらじをはいて研究もし、ちゃんと生徒を育ててくれればいいのですが、そんな大変なことをやってくれる人はごくまれだと思います。 抽象的ですが、理想的な教授の姿とはどういうものでしょうか?ちなみに私は学士卒で、特に教授になろうとか考えてはおりません。

  • 大学教授・学者という職業について

    大学の先生というのは、 大学での講義と研究活動の主に二つのお仕事があると思います。 学生相手に自分の研究した内容を平易な言葉で分かりやすく述べなければならないとか、 それと並行してリサーチもしなければならないので、 資質がないとできない仕事だと思います。 私は学生時代、ある教授の考えに傾倒して、 授業を熱心に聴くのはもちろん、 その先生の書いた論文も必死に読んだ覚えがあります。 大学教授が発表する論文で、 学術雑誌などに出る比較的短い論文は理論的に組み立てられていて説得力があると思うのですが、 一般向けに(共著ですが)出された本(主にハードカバー)を読んでいると、 研究、検証にもとづいて導き出された結論を書いているようにはとても思えませんし、 最初からご自分のおっしゃりたい趣旨は決まっていて、 それをサポートするのに都合のいい言い回しや文言を有名人の文献などから引っ張ってきているだけのような感じがいたしました。 私たちは学生時代、仮定→検証→実行→結果のようなプロセスに基づいて、 論文を書きように指導され、 今も頑なにそのやり方を信じているのですが、 先生方の出版される本は一般受けを狙っているせいか、 内容が期待はずれです。 その一般受けに出された本を講義で使用して、 今の生徒に宿題として読ませているのかと思うと ぞっとしますし気の毒だなと思わざるを得ません。 もしかしたら自分たちが昔読まされていたものも、 そういったものだったのかもしれません。 私が大学を卒業して歳を重ねたから、 そう思うようになったのか、 大学の先生というのは一般の人に受けるように書かなければならないものなのか、 どちらなのでしょうか。 どのようなご意見でもかまいません。 よろしくお願いいたします。

  • 低偏差値の大学の教員はレベルが低い?

    僕の大学はMARCHレベルなので世間的には偏差値は低くもないし、高くもないぐらいです。 講義で教員が、「研究者にもレベルがあって、当然京大や東大の研究者は優れた論文を書く。君たちみたいに頭の悪い学生を抱える教員は当然質の悪い論文を書いている。俺はこの大学のほかの教員とは違うけどな。俺は今でもこんな大学を抜けて東大の教授になることを考えている。まあ給料は良いから楽な生活してるけど。」 とか言っていました。本当のことかもしれないけど、講義で学生の前で言うことではないと思いました。偏差値と教員のレベルは比例するのですか?

  • 論文数さえあれば、教授や准教授になれますか?

    教授や准教授になるためには論文数が最低でも20~30は必要という話を聞きます。 でも逆に言えば、これだけの数の論文を出していれば、 どんなに若くても教授や准教授にアプライ出来るものなのでしょうか? 分野にもよりますが、有力研究室に在籍して 博士課程3年とポスドク2年を、学会発表もせずにもくもくと研究だけしていて、 且つ運も重なれば、論文20~30本程度の実験データを出すことは不可能ではないと思います。 例えば、助教や講師といった経歴がなくとも、論文数さえ他の人よりもずば抜けて多ければ、 教授や准教授の公募に通ることは現実的に可能なのでしょうか?

  • 大学の教授とは

    大学の教授というのは研究者であり、また教育者であるという立場で、自分の研究をすすめる傍らで学生の教育も行わなければなりません。 そこで みなさんのゼミでの教授はどのような人でしょうか? またゼミでの教授というのはどうあるべきでしょうか? 考えを聞かせていただきたいです。 私の教授は私にあまり仕事を押し付けることなく、私がやりたいことを自由にやらせてもらっている感じがします。ただほとんど何も教えてくれないですし、たまに進捗を聞かれるくらいで、放置されてるのかな?と感じてしまいます。しかし他の大学では、学生を自分の仕事のためにこき使う教授もいるようで、そういう教授からすれば恵まれているのかなという気がします。

  • 大学院を卒業できないかも?

    現在、大学院卒業を間近に控えているものです。 大学院での研究ではいろいろと困難があり、研究が進まずにたいした結果を出せずに2月になってしまいました。 現在、来週提出の修士論文を必至に書いていますが、担当教授からは 「君は結果が出せていないのだから場合によっては卒業させない。来年もやるか?」 などと言われてしまいました。 私自身はこの2年間で苦労しましたし、教授のきつい叱責にも耐えてきました。4月からの就職も決まっているからなおさら卒業したい気持ちが強いです。 「こんなに大変な思いをして今更卒業できないだなんて…」と考えると日に日にストレスが溜まり、体調まで悪くなってきました。 修士論文には自分ががんばったことをいろいろ書いてアピールしていますが、それでも結果が出ていない学生は卒業できないものなのでしょうか。 「卒業できないかもしれない」という不安を軽くしたくて質問させていただきました。修士論文の書き方などアドバイスをお願い致します。 (忙しいのでお礼が遅くなるかもしれません)