大学、大学院に対する要請はどこに送るか。（長文）

質問

ある大学に厚生労働省から以下のお達しがありました。
１．授業数は前期、後期それぞれ１５回確保する。
２．出欠をきちんとつける。
３．４回欠席のものは単位をあたえない。
４．休講は補講をする。
その他いろいろ。

従わないと補助金カットらしいです。

ところが、別の大学（院）では、
１．ほとんど出欠を取らない。
２．授業をしない講師もいる。
３．論文指導ができないのに学生を院に誘う。
４．学生の需要にまったく合わない授業を提供し、そのために月１００万の給料を払っている。
５．登録だけで単位をくれる。
６．まったくやる気も能力もない講師が６年間も講義している。

その他目に余ることがあります。学部長に話を何人かが何度かしたのですが、解決も改善もされません。
学長に話すなどもっと意味がなさそうです。

そこで、政府の機関、あるいは大学、大学院を取り締まっている機関でまともに取り合ってくれるところはどこでしょうか？

情報があればよろしくお願いします。

回答No.3

takkochan · ベストアンサー

お礼をいただいたので書きます。

質問者が書いているのがすべて事実という前提です。

＞「何も教えない教員」の研究室のホワイトボードには３年前に書いたものがそのまま残っています。
＞外人講師に英文でかいた論文をproof readingのために渡した人がいます。No error correctionで返ってきました。そんなことは有り得ないのです。出した学生の英語力はまったくもって大したことはないのです。講師は論文を読んでいないのです。論文は間違いだらけでしたが、そのままとおりました。

この２件はちょっと考えられないですね。
大学の中に、意見を言うところはないのですか。もしなければ、教授クラスの人（できれば複数）に相談したらいかがですか。

＞学生の需要に合わないというのは、登録が３０人あったのに、現在来ているのは２人で、その内１人は教科書を買っておらず「必要ないと思った」と言うのです。

さすがに30人中２人は少ないですね。教科書を買う買わないについては学生に問題がある場合もあるのでなんともいえません。

＞院生がもう何年も「誰か、どこかに言って」と言い続けています。

＞指導教官を買ってでたはずの論文を読みません。
意味がよくわかりません。

いずれにしても、外部に言っても取り締まっている機関でまともに取り合ってくれるところはないでしょう。

基本的に学内で解決できる問題です。

後は、告訴するくらいしかないのではないでしょうか？

お礼

再度の回答ありがとうございました。
やはり外部は無理ですか。
いぜん、研究課長に話したのですが、なにもしてくれませんでした。

「ちょっと考えられないこと」がほんとうに起きているのです。

指導教官になるから博士課程に来なさいと誘っておきながら、論文を読んで欲しいと言うと、何も返事をしてこないのです。もちろん指導もないので、他の教授にお願いしたのですが、これが気に入らなかったのかも知れません。しかしdissertation committeeのメンバーです。

教務部長とかに話しても意味ないのでしょうか。

回答No.2

takkochan

私大教員です。
＞ある大学に厚生労働省から以下のお達しがありました。
＞１．授業数は前期、後期それぞれ１５回確保する。
＞２．出欠をきちんとつける。
＞３．４回欠席のものは単位をあたえない。
＞４．休講は補講をする。

厚生労働省からとのことですが、第三者評価関係で同じことが言われています。

さて、
＞１．ほとんど出欠を取らない。
今はどうかわかりませんが、もともと学生が勉強するところが大学です。私は、出席で縛らなくても良いと思っていますが、私の大学では、授業に出ずに勉強する学生はいない関係と、上記、第三者評価の関係で出席を厳しくチェックしています（実際に卒業できるかどうかの学生に、欠席による不合格で留年させれるかどうかは疑問ですが）。

＞２．授業をしない講師もいる。
本当なら、学内で問題になるはずです。授業があるのにしなかったらそれだけで首になるんじゃないかと思いますよ（授業が組まれていないなら別です）。

＞３．論文指導ができないのに学生を院に誘う。
できないかどうかを客観的に証明する必要があります。

＞４．学生の需要にまったく合わない授業を提供し、そのために月１００万の給料を払っている。
学生の需要にまったく合わない授業かどうかを客観的に証明する必要があります。

＞５．登録だけで単位をくれる。
本当に登録だけで単位をくれるかどうか疑問ですが、もしそうなら問題です。

＞６．まったくやる気も能力もない講師が６年間も講義している。
まったくやる気も能力もない講師かどうかかどうかを客観的に証明する必要があります。

客観的に証明することが難しい項目が多くまともに取り合う暇がある期間もないでしょう。

現在は、大学は、第三者評価を受けることになっていますので、このような評価を受ける教員がもしいれば、淘汰されるはずです（といいながら、私も、ここまではいかないけど、問題な教員がいることは認めます）。

お礼

現場からのご意見ありがとうございました。客観的証明となると難しいかも知れませんが、院生がもう何年も「誰か、どこかに言って」と言い続けています。

「何も教えない教員」の研究室のホワイトボードには３年前に書いたものがそのまま残っています。

指導教官を買ってでたはずの論文を読みません。

外人講師に英文でかいた論文をproof readingのために渡した人がいます。No error correctionで返ってきました。そんなことは有り得ないのです。出した学生の英語力はまったくもって大したことはないのです。講師は論文を読んでいないのです。論文は間違いだらけでしたが、そのままとおりました。

学生の需要に合わないというのは、登録が３０人あったのに、現在来ているのは２人で、その内１人は教科書を買っておらず「必要ないと思った」と言うのです。

話をするのはむずかしそうですね。

回答No.1

toshi-tsugu

一般論としては、御質問の点は理解できます。しかし、現実には、大学・大学院の教育は、高校までの教育と異なり各大学が独自に自由にできます。したがって、監督官庁の文科省に訴えを起こす場合、客観的に事実を提示できるでしょうか。

留年が多いとか、卒延が極端に多いとかあるのでしょうか。厚生労働省からの指導というのは、恐らく国家資格受験資格と関連していると想像します。この場合、義務教育的というか、大学が異なってもある一定以上の教育を行う必要があるので、指導体制に不備があったりすると指導があると思います。しかし文化省からの指導はあったのでしょうか。恐らくないと思います。

しかし、国家資格などと無関係な大学教育では、各大学の独自性が尊重され、画一的な教育をすることは求められていません。このようなことから考えると、褒められたことではありませんが御質問のような実態はあると思います。その原因は、大学ごとに教育システム・ルールが異なることです。

すなわち、高校までの教育では画一的なものが求められる結果、記述式の教員採用試験があります。しかし、大学教員の採用では、専門性を重視した書類選考が主です。最近、面接・セミナーのような試験を課すようになってきました。したがって、小学校・中学校・高校教員のような記述式の採用試験はありません。

御質問の趣旨と異なることを書いているかも知れませんが、大学とはそのようなところだと理解してください。だから入学に際しては、よく調べて大学を選ぶべきかと思います。

お礼

大学の事情はある程度わかります。ただ、学生の多くが同じことを言っていて、どこかに行っていく場所はないのか、ともう数年言い続けているので、何とかならないかなあと思ったわけです。

留年というより、途中で辞める人の割合が高い（半分くらい）と思います。

参考になるご意見ありがとうございました。