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反応速度定数 K に関して

loveoboの回答

  • loveobo
  • ベストアンサー率48% (102/210)
回答No.9

>となると聞きましたが、これで良いのなら >どうすれば答えのような数値がでるのでしょうか? 単なる転記ミスかもしれませんが、#7補足の式に測定値を代入しても、 質問欄に記載の「解答」は得られません。注目する反応「2A+B→C」では、 2分子のAと1分子のBが反応して1分子のCができますね。言い換えれば、 1分子のCが生成する毎に2分子のAが消費ますから、t=tのとき A = a - x では反応式と不整合を来します。 「答えの数値」をお急ぎなるより、Organometsさんが#1書かれた1番から 順を追って考えてみましょう。問題に与えられた反応次数の情報は、2A+B→C という式しかありませんので、「反応速度(Aの減少する速度で行ってみましょうか) は左辺の各成分の濃度の積に比例する」という式を立てます。Aは2分子が関与するので、 -dA/dt = k A^2 B (1) 質問欄「積分法を用いて速度式が導けません」の意図は、この微分方程式(=速度式) を解く積分法をお尋ねと理解していたのですが・・・ 測定値がA濃度で与えられていますので、変数をC濃度(#7補足のx)に変換するより、 A濃度で記述するほうが扱いやすいと思います。A濃度が A のとき、それまでに消費された Aは A0 - A、その半分のBが消費されたはずですから、残っているBは B = B0 -(A0 - A)/2 = 1.2 - (2 - A)/2 = 0.5 A + 0.2 これを最初の速度式に代入(回答#1の2番)すれば -dA/dt = k A^2(0.5 A + 0.2) -2 dA/dt = k A^2(A + 0.4) k dt = - 2 dA/{ A^2(A + 0.4)} この式を積分(回答#1の3番)するために、回答#2のヒントをお借りして部分分数に分解 k dt = =12.5/A - 5/A^2 - 12.5/(A + 0.4) これを A = 2.0 →A t = 0 → t で積分すれば k [ t ] = [12.5 lnA + 5/A - 12.5 ln(A + 0.4)] k t = {12.5 lnA + 5/A - 12.5 ln(A + 0.4)}-{12.5 ln2 + 2.5 - 12.5 ln2.4} (2) 反応時間 t における A の測定値を(2)に代入し、横軸に t 縦軸に(2)の右辺の値を プロットすれば、傾き k の直線関係が得られる(回答#1の4番)はずです。 もし直線から大きく外れたなら、「最初に立てた速度式(1)が不適当だった」ことを 測定結果が示していることになりますが、 5つの測定点を Y = a X + b (理想的には b = 0ですが)で回帰したら、 Y = 1.1897 x 10^-2 X + 5.6948 x 10^-3 (R=0.99899) となりました。(Organometsさんの最初の数値に一致しています) 質問欄の「解答」との不一致については、#4末尾に触れました。

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